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2022年05月23日00:39

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阪急の2800系をパクったもの

 新快速「ブルーライナー」の後継として出現したのが「シティーライナー」
 なのだが、表題のように阪急の2800系をパクったもの、としか私には思えない。
 まあ、感じ方は人それぞれなのだろうけど、、、

 国鉄の新快速は、当時京都と大阪とをノンストップで走っていた。今から思えばこれはすごいことで、新大阪にすら停まらなかった。この慣習は機関車が曳く客車急行なんかの名残だろうと思う。加速性の悪い車両を使っていると出来るだけ長い距離を走って時間短縮効果を生み出したい、というダイヤにならざるを得ない。
 新快速の走っていた複々線の外側線、いわゆる特急線には雷鳥などの電車特急に交じって、気動車の急行とか、機関車がひっぱる寝台特急なども走っていて全く走行性能の異なる列車が次々と来るのである。いまから思うとめちゃくちゃな時代、と言ったざっくりした言い方もできる。
 幼少の頃祖母に連れられて京都に行ったことがあった。何をしに京都に行ったのか全く覚えていないが、帰りに京都駅から電車に乗った。隣に急行列車が停車していたようで、ちょうど京都駅を同時に出発した。勿論、電車の方が加速が良くて、急行なのに普通より遅い、と不可思議に感じていた時、祖母が、
 「最初は普通が速いが、後で急行の方が速くなるのじゃ」
 と、解説してくれた。
 実際、西大路で減速した電車を急行はあっさり抜き去って行ってしまった。

 子どもの頃は、京都から大阪、なんていう移動の用事があるはずもなく、新快速を利用する機会はほぼなかった。その後、国鉄はやたら運賃を値上げしたので、そもそも国鉄を利用することそのものがなく、新快速はいつも「空気」を運んでいたよ、、、

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■元祖新快速をリスペクトした走る応接室 国鉄の粋が詰まった117系 登場から40年以上も衰えぬ人気
(まいどなニュース - 05月22日 19:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6966356

日が経つにつれ、JR西日本の117系に注目が集まっています。ゴールデンウイークには117系を使った大阪〜倉敷間のツアーを実施。京都鉄道博物館では5月12日から17日まで117系トップナンバー編成を展示していました。特急列車でもない117系に人気が集まるのはなぜでしょうか。

【写真】117系ご自慢の転換クロスシート…昭和レトロが満喫できます!?

画期的だった2扉・転換クロスシートの117系
117系は片側2扉・転換クロスシートの近郊型電車です。つまり特急列車ではなく、基本的に快速列車や普通列車に使われます。現在の主な活躍場所は湖西線や草津線、琵琶湖線(東海道本線)。また2020年にデビューした長距離列車「WEST EXPRESS銀河」も実は117系です。

117系が人気車両である理由のひとつには華々しい歴史が挙げられます。117系は1980(昭和55)年に京阪神間の新快速専用電車として登場。117系登場以前の新快速電車は直角シートのボックス型であり、並行する阪急や京阪の特急電車と比較すると見劣りしました。そこで、当時の国鉄大阪鉄道管理局が猛プッシュして実現した車両です。

117系の最大の特徴は4列(2列+2列)の転換クロスシートです。当時の国鉄において、特別料金不要な近郊型車両で転換クロスシートを採用したことは画期的な出来事でした。この後、関東では転換クロスシートの185系特急電車が登場しましたが、こちらは特急運用時の際は乗車にあたり特急料金が必要でした。

実際に座ってみるとシートや壁紙も茶色なので、まるで昭和時代の応接室にいるよう。現在の鉄道車両やオフィスでも味わえない昭和レトロが味わえます。

華々しく登場した関西エリアの117系は東は滋賀県、西は兵庫県まで100km/hを超すスピードで大活躍。現在も湖西線で活躍する117系に乗ると、唸りをあげながら往時のスピードで疾走します。JR西日本における新快速の運用は1999(平成11)年に終了しましたが、1990年代以降は福知山線や奈良線で「快速」運用に就いていました。

塗装と希少性もポイント
オリジナル塗装も人気の理由の一つと言えるでしょう。デビュー当時、緑色と黄色が多かった近郊型電車の中でクリーム地に茶色帯という姿で登場しました。これは戦前に走っていた新快速の元祖「急電」の専用車両の塗装を意識したものと言われています。

その後は地域カラーを採用、京都・滋賀地区は抹茶色、岡山地区は濃黄色に変更しました。しかし、現在もオリジナル塗装は根強い人気があり、グッズで見られることもしばしばです。

三つ目の理由は希少性です。117系はJR西日本・JR東海のみの配属となり、関東ではお目にかかれない車両です。なおJR東海所属の117系は全て廃車になっています。

いずれにせよ117系の人気は衰えるどころか、人気はますます高まっているのが現状。今後もローカル輸送だけでなく、臨時列車にもより積極的に使われることでしょう。

後輩車両に引き継がれなかった設備は?
ところでエポック的な車内レイアウトで有名な117系ですが、現在の車両に採用していない設備もあります。それが片側2扉で、JR発足以降に誕生した221系・223系・225系は片側3扉です。全国的に見ても3扉・転換クロスシート車両が標準です。

2扉から3扉に変わった理由はラッシュ対策です。一般的に2扉だと乗降に時間を要してしまいます。現に117系のライバルにあたる2扉・転換クロスシートの阪急6300系も特急停車駅が増加すると2扉が問題視され、後継車9300系は3扉になりました。

117系は3扉改造は行われませんでしたが、1990年代にラッシュ時対策として扉付近をロングシートになり、「300番台」を名乗っています。5月中に117系トップナンバー編成が引退することになり、少なくなる117系。同車をきっかけに鉄道車両の車内レイアウトの系譜を見ると、なかなか興味深い事実が見つかることでしょう。

(まいどなニュース特約・新田 浩之)
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