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2022年05月20日00:01

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富岡を呑み歩く

公私共に多忙な日々が続いてしまい、日記に記しておきたい出来事を速やかに記せない状態が相変わらず…。
お題の件、そのあれこれを日記に記し、自分の記憶に残しておきたい。
 
気になる。
いや、気になるどころか? 
猛烈に気になって気になって仕方がなかったのだけれど、でも「どうしよう?」で行動に移せなかったのである。
とにかく場所が悪い。
そこはお隣の富岡市なのだけれど…? 
その富岡市の繁華街へ呑みに出掛けたいのだけれど、公共交通機関を利用となると「う〜〜ん」なのである。
その昔は JR-E 信越本線の磯部駅と上信電鉄の上州富岡駅との区間で路線 Bus が運行されていたのだけれど、それはもう昔話。
そこを現在の公共交通機関で鉄道利用となると…
 JR-E は磯部・高崎間で ¥330
 上信電鉄は高崎・上州富岡間で ¥810 
…なので、二人で往復したらば ¥4,560 もするに加え、所要時間はどれだけ乗り継ぎが良くても片道1時間以上である。
自家用車で移動すれば20分ほどの距離なのに…。
それを Taxi を利用とあらば、片道でおよそ ¥4,000 ちょっとであろうよ。
往路は自家用車で、復路は運転代行とあらばその Taxi 代が目安となる。
だが、いずれにしても移動にお金が掛かり過ぎ。
なのでなかなか行動に移せずだったところへ「おぉ !?」と思い付いたのだよ。
それは、お酒が苦手な嫁さんに「足になってもらおうよ!」である。
早速に次男坊夫婦へ連絡したところ快諾を得るに至った。
そんなこんなで 05/14(土)は 17:00 頃に我が家へお迎えが到着し、我々は嫁さんの車で富岡市へ。
上州富岡駅の東にある無料駐車場からは歩いて富岡の繁華街へ、意気揚々と進む我々なのであった。
 

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その途中で「おぉ !?」なのを発見する。
古い自動販売機を見つけてしまうと観察せずにはいられない私なのであった。
 

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ん〜〜〜。
おそらくは煙草の自販機? 
…と想像させてくれる威圧感のような貫禄を感じて止まない。
 

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なんと1個のお値段は ¥40 と来た。
これがもしも煙草の自販機だったとしたらば? 
その昔で「Hope」や「Peace」のいずれも10本入り、および「しんせい」の20本入りが ¥40 だったのは ‘56年から “66年とのこと。
だとすれば、これはおよそ60年も前の自販機だった、ってこと? 
いやはや、それが21世紀の今もこうして形を残していたとは感慨深いではないか。
 

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この「痺れるぅ〜っ!」ような屋号と佇まい…。
現在も営業していたらば吸い込まれてしまいそうな謎の引力、に反発してその相向かいへと足を進めると…? 
 

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先ずは本日の最初の目的地、上州富岡 Brewery さんに到着する。
 

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ほほぉ〜。
イイね、イイねぇ〜。
 

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では、お邪魔してみよう。
 

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おぉ、壁面には複数の Beer Server の蛇口が並んでいるではないか。
 

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こいつで Ticket を購入して注文する格好だ。
嫁さんは Car Driver なので烏龍茶。
Partner と次男坊は呑み比べ Set の「小」で、私はそれの「中」を選んだ。
お値段は Crystal Ale 、Choco 、Stout のいずれも単品で「大」が ¥800 で「中」が ¥500 なり。
この3つの呑み比べ Set は「中」が ¥1,800 で「小」が ¥1,200 なり。
 

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店舗内の立ち呑み Table に陣取る。
 

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お目当てだった上州富岡 Brewery さんの Beer が並ぶ。
左から Pale な色の Crystal Ale 、Chocolate Malt を仕込んだ Choco 、そして Stout の3種類。
イイね、イイねぇ〜。
 

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先ずはその Crystal Ale から、いただきます。
 

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おぉ〜〜〜! 
麦芽からの芳醇な甘み、脆弱な私の頭脳では形容詞が見つからない複雑な果実香がふわっと広がり、その余韻がこれまた素晴らしい。
Hop は少なめのようで苦味もそれに比例している、なのだけれども Bitter な余韻を楽しめる。
芳醇なんだけれど、すっきり系。
これは面白い Pale Ale だ。
 
一方、驚いたのは Choco だ。
結構に深煎りしちゃった Chocolate Malt の存在感、その Smoky な香りと奥深さが「ずばどどどぉ〜ん」で攻めて来る。
なのに抜群の切れ味! 
だから猛烈な呑み応え、なんだけれども「きりっ」と締まる絶妙な後味なのだから面白い。
この Chocolate Malt は「お奨めだぜ!」である。
 
そして Stout なんだけれども…? 
正直なところ「あれ…?」であった。
Stout ならではの芳醇な世界とは無縁で驚きのすっきり系。
まぁ〜これはこれで造り手の解釈、なのであろうよ。
 

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Partner も「美味しい〜」大喜び。
良かった、良かった。
 

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お通しで枝豆もご登場。
益々で呑み比べが楽しい。
 

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そこへご主人の粋な計らいで「その他」の試飲もさせていただけるという嬉しい展開に…。
先ずは生姜の Beer から、いただきます。
 
おっ… !? 
おぉ〜〜〜。
生姜を全面的に出す、が故に Hop は少なめ。
まさに生姜の香りを楽しむための Beer の味わいのそれ、そのもの。
イイね、イイねぇ〜。
爽快なすっきり系で、Partner に言わせると「これが一番!」なんだそうな。
 

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続いては柚子の Weizen も、いただきます。
 
おっ… !? 
なるほどねぇ〜、そう来ましたか。
高崎の「シンキチ醸造所」で味わえる柚子の Beer とは全く異なり、これも前述の生姜と同様に柚子を全面的に出す、柚子の果汁を楽しむような味わいの Weizen Beer だ。
苦味は少なめ、なのでこれも女性には受けるであろうよ。
 

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そして何と Kiwi の Beer と来たもんだ。
Kiwi の Beer だぞ、おいっ…? 
そんな Beer が存在すること自体が衝撃的! 
では、そんな衝撃の存在もいただきます。
 
んっ !? 
おぉ !! 
これはまるで Wine のような果実香と味わい。
最後の余韻で「あっ、これは Kiwi だ」とわかる面白さ。
Hop は更に少なめ。
だから Beer のような Sparkling Wine という「異次元な味わい」の想定外が口の中で展開される。
ん〜、これも女性には受けるであろうよ。
 

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いや〜もう、楽しくなって来たぞ。
…とそこへ、ご主人から「いや〜すいません、間違えちゃいました」とのこと。
なんと Stout と思って注いだのが Stout じゃ〜なかったんだとさ !? 
 

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で、改めて Stout がご登場。
嬉しい間違い(?)でこれが4杯目。
イイね、イイねぇ〜。
では、いただきます。
 
おっ… !? 
おぉ〜〜〜。
そうだよ、そうだよ、そうなんだよ。
Stout って〜のはこうでねぇ〜と、なっ! 
泡まで甘い、この芳醇な香り、この濃くて深ぁ〜い味わい…。
あぁ〜、たまらん。
Stout の中では軽い方向だけれど、Stout ならではの「まったり」感はちゃんとある。
イイね、イイねぇ〜。
 

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いやはや、3種類の呑み比べだけのつもりだったのに? 
おつまみの枝豆も結構な量で、もうお腹いっぱいだぞ? 
イイね、イイねぇ〜。
ん〜、是非ともまたお邪魔したい上州富岡 Brewery さんなのであった。
楽しい Beer のあれこれ、ご馳走様でした。
 

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では、次へ行ってみよう。
そこは富岡 Deep Zone への入り口。
そんな富岡銀座通りから繁華街への狭い路地へと入って行く。
 

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そして次の目的地に到着。
あの Ichiro’s Malt の Leaf Series も楽しめるという噂の居酒屋が、この「酒迦力」さん。
ここもねぇ〜、是非ともお邪魔してみたかったお店だったのだよ。
 

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では、お邪魔してみよう。
早速に店内へと足を踏み入れたのだけれど…? 
なんとまさかの「すみませ〜ん、今日は予約のみでして…」とのこと。
まさかのまかさ、想定外の門前払いにもう「はらほろひれはれ」である。
あぁ〜、Ichiro’s Malt を呑めるお店で楽しみにしていたのに…。
あぁ〜、残念…。
 

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そして我々は路頭に迷う。
富岡の Deep Zone 、狭い路地のあちらこちらを右往左往の行ったり来たり…。
 

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そんなこんなで辿り着いたのは、この「鈴本いろは」さんだった。
では、お邪魔してみよう。
旧店名の「いろは寿司」から改装したお店だというのは後日に知った。
そこが寿司・割烹なお店とは知らずに「酔った勢い」と路頭に迷った「何処でも良いぞ」の Boost Up もあって、我々はなだれ込むようにお店の中へ…。
 

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先ずは Beer(と烏龍茶)で乾杯! 
 

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お通しは筍とふきの煮物。
ふきの灰汁抜きは完璧で、大変に上品な味わい。
 

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くぅ〜〜〜っ! 
イイね、イイねぇ〜。
 

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そしてお任せでお造りなんぞを…。
旬の貝類のあれこれが盛り沢山なのが嬉しいぞよ。
 

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中とろも Nice だったぞ。
写真を取り忘れたけれど、たこの唐揚げは「もう一皿」で Again するほど美味かったよなぁ〜。
 

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最後は握り寿司をいただく。
大粒のあさり汁も「ぷりっぷり」の美味さだったぞ。
 

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我々の足となって付き合ってくれた次男坊夫婦にも感謝。
 

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あぁ〜、食ったぁ〜。
ご馳走様でしたぁ〜。
 

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で「おあいそ、よろしく」していただいたらば ¥38,000 なり…。
あれ? 
交通費を安上がりにしようと次男坊夫婦を呼んだ筈だったのに…? 
勢い余って寿司屋に入っちゃったらば、かえってお高く付いちゃった?
…である。
あぁ〜、これが高崎だったらば往復交通費は二人で ¥1,320 なのに…。
ん〜、
お隣の富岡市って〜のはだよ、距離的には近いのに、お値段的には遠い存在? 
でもまぁ〜、楽しかった。
どれもこれも美味しかったぞ。
面白い Beer の数々も楽しめたのだから…、ねっ! 
それはそれで「善し」としようよ! …なのであった。
 
ん〜。
次回の富岡こそ、Ichiro’s Malt を呑めるお店の「酒迦力」さんにお邪魔したい。
その準備運動に上州富岡 Brewery さんも必須なのである。
ん〜〜〜。
あとは「どうやって移動するの?」だよな。
次回は我々夫婦のみで、往路は Partner の “SERENA” で移動する? 
加えてお店と運転代行の予約も忘れずに! 
…ってところ、かな? 
そうなったらば、そうなったで、臨機応変に楽しもうではないか。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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