最近、ひょんなことから1kg入りの強力粉を頂いた。
小麦粉の一種なのだが、正直強力粉と薄力粉の違いがよく分からない。
パッケージに書かれている情報を見る限り、ピザやパン、餃子の皮などを作るのに向いた小麦粉らしい。
ただしレシピを見ても、けっこうな確率でドライイーストが必要で、生地を作って膨らませるようなものばかりだった。
じつは、強力粉を手に入れたのは人生の中で2回目だ。
最初は、同じ強力粉でも、たしか「全粒粉入り」というかなり玄人好みのものだった。
その時は「強力粉だろうが薄力粉だろうが小麦粉は小麦粉だ!」ということで、純粋に小麦粉として使わせてもらった。
自家製のパンを作られている方から見れば「何ともったいないことを!」と思うかもしれないが、私にはパンを作るノウハウなど持ち合わせていないのだ。
おそらく、イースト菌などを加えなければ膨らまない粉なのだろう。
ならば究極に膨らまないでいい食べ物を作ろう!と考え、クレープを焼くことにした。
これなら学生時代から何度も作ってきたし、レシピ不要で、身近にある材料だけでも簡単に作ることが出来る。
というわけで、一昨日の晩に配偶者のぐでちゃんに「明日の朝食はクレープにするね」と宣言し、昨日の朝さっそく作ってみたのだった。
広島に住んでいた時以来だったので1年以上のブランクがあったわけだが、分量も作り方も自分の感覚と手が覚えてくれていた。
そんなわけで、二人分のクレープを焼いてその日の主食として食卓に上らせた。
すると、ぐでちゃんからは予想以上の反応が返ってきたのでびっくりした。
どうやら、20代ぐらいの頃はクレープが大好きで、よくチョコバナナのトッピングを楽しんでいたという♪
チョコバナナと聞いて、私もピンときた。
我が家に板チョコと、1本だけバナナがあったのである!
さっそく板チョコを電子レンジで溶かし、ぐでちゃんはバナナをスライス。
クレープに塗ってり載せたりして食べると、ぐでちゃんは「お店の味だ!」といって喜んでくれたのだった♪
まだ強力粉はたくさん残っている。
あまりに好評だったので、今朝もこのあとクレープを焼くことにした。
ホットケーキ以上に好評だったことに戸惑いつつも、こっちの方がコストもかからないし、食べる量も調節しやすい。
これからクレープが、我が家の朝食メニューのレギュラーに昇格しそうな予感がしている今日の私であった
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