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2022年05月02日20:44

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【郷愁】映画『ベルファスト』

 
3月30日、県内唯一の上映館であるTOHO橿原で鑑賞。客入りは良かったと思う。


公式 https://belfast-movie.com


リビングのソファで「女はみんな分かってる 男と女の決まりごと♪」と歌い出した
おじいちゃんが、おばあちゃんの手を取って踊り出すシーンは心が温まった。



なにせ鑑賞したのは1ヶ月以上も前なので、
マイミクさんの日記に残したコメントから記憶を手繰り寄せてみる。


(tamaさんの日記より)

私は主人公のバディ(1969年当時、9歳)より少し年下なので、
アイルランド版「ちびまる子ちゃん」のような印象を持ちました。
三世代同居とか、ご近所付き合いとか、一家総出のお出かけ(映画)とか、出稼ぎとか。
懐かしかったです。

私の幼少期と大きく違ったのは宗教による分断。
「あなた達、同じ神様を信じているのよね??」と不思議でした。
あと、なぜバディの家は、あんなに税金を追徴されているのかも謎でした。

洗剤を奪ってきたバディを叱って返しに行くママに深く共感。
子供のしつけは大事ですね。


(ケスさんの日記より)

> (図らずも商店襲撃に加わる羽目になった)バディが洗剤を選ぶ場面

家の中で、バディがラジオ?TV?CMの「環境にいい洗剤〜♪」を聞いて
刷り込まれていたんですよね。

> 4つ☆ …本音を言うと、ちょっと飽きてしまう瞬間があった

私もです。笑 途中で(長いな…)と思いました。
この作品より長い『ウエストサイド』や『コーダ』では最後まで一気見!だったのに。

それで、先週金曜に『コーダ』をもう一度観てみたんですよね。
睡眠不足だし、知ってる話だし、飽きるかな?と思って。
結果はNO! やっぱり最後まで没入して泣きました。
だから『ベルファスト』自体にだれる原因があるんだわと確信しましたよ。



鑑賞時は、可愛いバディとジジババの会話がとても面白かったのだが、
今になると、子育てに奮闘するママの気持ちがしみじみ思い返される。

宗教対立でご近所がキナ臭いのに、大工の夫は都会(ロンドン)で出稼ぎ。
ジジババ同居とはいえ、独りで子育ての責任を担うママはさぞ心細かったろう。
生まれた時からずっと仲良くしているご近所の助けがあって、何とかやってこれた。
遠くの親戚よりも近くの他人。ベルファストは義理人情が厚い街だった。

たまたま勤め先から好条件のオファーをもらって帰宅したパパは、
折しも過激派連中から仲間に加われと脅された。このままでは家族が危ない。
それで「家族みんなでロンドンへ引っ越そう」とママに提案した。
すると、ママは激しく怒り出した。

「私は生まれてこの方、この街しか知らない! よそへなんか行きたくない!」

分かるなぁ、その気持ち。 故郷を離れて未知の都会へ引っ越すのは不安だよね。

しかし、幼いバディが過激派の従姉妹に唆され、テロ攻撃に巻き込まれた事件で
ママの考えは変わった。 子供たちのため、家族のため、新天地を目指すことに。

おじいちゃんが病院で亡くなり、家に独り残るおばあちゃんは気丈だった。

「行きなさい。振り返らないで」

力強い後押しを受けて、バディ一家は旅立った。希望を胸に。いい作品だった。



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予告編を見て『ROMA』を思い出した。
どちらも監督の幼少時代をモノクロで描いた、ノスタルジックな物語。
激しい戦闘が繰り広げられる社会情勢も共通している。

第94回アカデミー賞7部門ノミネート、脚本賞を受賞したので観に行った。

『ROMA』と違い、笑いどころ満載のポップな物語! 音楽も最高!

元気いっぱいの主人公、ユーモア達人のおじいちゃん、ツッコミ屋のおばあちゃん、美人で快活なママ、ロンドンへ出稼ぎに行っているパパも男前だ。決して裕福ではないが愛に溢れた楽しい日常は、モノクロなのにまぶしくて、とても懐かしかった。

サンダーバードのなりきり玩具、テレビに映る『真昼の決闘』、一家揃って劇場へ行き、子供も大人も夢中になって観るフルカラーの『チキチキバンバン』…。

それにしても、今までよく知らなかったが、北アイルランド紛争は壮絶だった。多数派であるプロテスタント系住民の過激派が徒党を組み、ご近所付き合いしていたカソリック系住民宅を襲撃するだなんて!

あんた達は、同じ神様を信じてるんじゃないの?
イエス様は「汝の敵を愛せよ」って言ってたよ?
歴史的事実を見て、キリスト教(信仰集団)がますます嫌いになった。

悲しみを乗り超えて希望を感じさせるラスト。濃密な98分を味わった。



hayamiさんの日記  2022年03月18日  〜思い出はモノクロームか
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ケネス・ブラナー、「ベルファスト」を通じて再発見した“自分”
https://eiga.com/news/20220316/10/


  
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