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2022年04月25日10:06

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我が身(心)の変化・・・おもに退化(涙)

ずっと、藍那の写真の周りを花でいっぱいにしていないと気が済まなかった。だから、庭に咲く花は、満開を待ちきれず、蕾のうちにすべて切り取って、これでもかと言わんばかりに飾っていた。それが、この春、なんだか、庭の花々を、そのまま手折らずに愛でたいという気持ちになった・・・。藍那の写真の周りには、買った花々を飾るようにした。それでいい気がした・・・いや、その方がいい気がしている・・・

今、池上彰さんの『世界を変えた10冊の本』を読んでいる。これも、Kindleの日替わりセールで見かけたもので、せっかくだから私のささやかな蔵書に加わっていただこうかと(^^;。で、先日、これまたふと思いついて開いてみたら、とっても読みやすかった。さすが池上さん、平易な言葉で簡潔に書かれていて、ほんとうに分かりやすい・・・というか、だれでも知っている超有名どころなので、読む側にも基礎知識があるため、サクサク読めるともいえる(^^;。で・・・読みながら気づいたのだけれど・・・以前のわたしは、自分の知識や理解を、ほんのちょっと上回っているくらいの本を好んだ・・・が、今は、自分の知識や理解の限界の、ちょっと内側当たりのものを好んでいる気がする。つまり、頑張らないでも分かるものを、確認するくらいの姿勢で読むのが楽で心地よいと思っている気がする。なんという向上心の欠如・・・だめだなぁ〜と反省するが、改める気が起こらないのが重症だ。

でもって、これはここ数年よく言っていることだが、映画やドラマの好みが老人タイプになった。若い頃は、主人公が苦悩して苦悩して苦悩しまくる話にのめり込んだものだが、今は主人公にはできるだけ悩んでほしくない。勧善懲悪、主人公目線で見ていてスカッとするような話が好きだ。ついつい、本当に悲しい思いをした人が、悲しいドラマを作れるものだろうか・・・と、引いた視線で見てしまうというのもあるのだが・・・いろいろ考えたり感情を大きく揺さぶられたりするのは面倒だから避けたいという怠け者の気持ちの方が大きい気がする。

ドラマでふと思ったのだけれど、ドラマでは騙したり騙されたり、謀ったり陥れたり、そんなのばっかりだけど、現実も、そんなに酷いことばっかりしているのかな、人間って。いやいや、人間の悪意とか弱さは、自分のことを考えても悲しいほど理解しているけど・・・ちょっとした欲や、ちょっとした見栄、ちょっとした保身で、結果として相手に酷いことをしてしまうようなことは、大方の人に山のようにあると思うけど、企んで誰かを陥れようって思う人って、むしろ珍しくないのかな。そこまで人間って陰険じゃないと思うんだけど・・・そう思える私って、幸せな環境にあったってことなのかな。

とにかく・・・人の好みにしても、心境みたいなものにしても、どんどん変化していくものですねぇ〜。何かの出来事がキッカケでというようなことがあって、それは本人にも周りの人にもインパクトがあるけれど・・・むしろ、経年劣化的なものの方がズンと深いなぁ〜って思います。もちろん、経年熟成的なこともあるはずなんだけど・・・わたしの場合は、劣化というか・・・なんだかだんだん自己が薄まっていく感じがしてなりません・・・もう数年したら、透明人間になっちゃうかも・・・です(^^;。
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