ワードはとにかくアホなんですよ。
まぁアメちゃんが作ったものなので、仕方がないのですが、
基本がプロポーショナルフォントなんですよ。
しかも「余計なお世話」が多いし・・・
日本人、特に役人は等幅フォントを使います。
上の行と下の行の文字位置がずれているのを嫌うのです。
2001年はインターネット元年と言われ、
国が予算を出して各自治体にPCを導入して、
パソコン講習会を実施させていました。
小学校に導入されたPCには、当時「一太郎スマイル」が入っていましたね。
Windows95になって、当時のWordはVer5だったかな?
WordにMicrosoftDrawという描画ソフトが付属していて、
斜線を書くときはDrawを起動して書かないといけませんでした。
当時の一太郎はVer6かな?すでに斜線を引く機能がありました。
一太郎のデフォルトのフォントはMS明朝で等幅フォントです。
やはり、こちらを使いたくなりますね。
その後、Microsoftの戦略が成功してWord+Excelが主流になりますが、
一貫して「俺に従え」的な開発です(これはWindows自体にも言えます)。
そうすると、役所でなくても「表があるものはExcel」ということになり、
これが「ネ申Excel」の発生源になります。
私も、システム開発の仕様書が全部Excelというのを見たことがあります。
それは極端な話としても、
フォーマットのある書類にデータを入れていく為には、
ExcelVBAでプログラムを作った方が、
綺麗に簡単に印刷できると言うこともあります。
Wordの差し込み印刷は、1〜2ヶ所のデータならいいのですが、
入力位置が多くなると使いにくいのです。
もちろん「ネ申Excel」はVBAなんて使ってませんが(笑)
今の私は、役所に出す申請書を手に入れたら、スキャナでPDFにして、
PDFフォームを作って、入力しています。
通常の文書は一太郎です。
システム手帳(デイリー、マンスリー)はExcelVBAで作ってます。
なぜ「ネ申エクセル」は生まれたのか 誕生を目撃した元市役所職員が語る“美しさ”の追求
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=6906053
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