【個·ツ】鹿児島の名湯の旅 2日目

4月12日(火)/

目覚めたらどんより雲っている。雨は上がったようだが霧が出ている。
およそ30年ぶりに乗馬をと予約をしているが、霧が晴れんと今日のミッションも中止になる。
とりあえず向かいます

｢霧島アート牧場｣
NPO法人 ホーストラストが運営する、現役を引退した馬を自然界で暮らすのと同じような環境で放牧、飼育·管理している施設。
幸運にも霧が晴れ、60分のお散歩を楽しめる事になりました




本日のお供はここのボス的存在の｢ベル｣くん。2002年生まれ·19歳のベテラン馬。
スタッフによると頑固者だが、手なずけると従順らしい

本来は囲い馬場で15分、馬の操作方法のレッスンがあるのだが、経験者ということでまたがって直ぐ
｢動かしてみてください。かなり重いですよ｣
(重いとは反応が伝わりにくく動かない事)

しかし難なく歩きだし、手綱の反応も良く、馬場を一周するおいら。

｢かなりの経験されてますね｣
｢30年前、杉谷乗馬クラブで2年半、90cm障害は飛んでましたが、120cm練習で落馬して大怪我。嫁さんに辞めさせられました｣
｢週に何鞍位乗ってましたか｣
｢多くて週に一日2鞍｣
｢杉谷さんではそんな少ない回数でそこまでやらせてくれるんですか｣
｢準備·片付けも自分でやらされるし、競技コースはレッスンも厳しかったです｣

毎回オリンピック選手を輩出する名門クラブなので乗馬界では有名。今の選手の幼少期の事を話したりしながら和やかに林を抜けて行きます。
何の指導もなく好きにさせてもらいました
草原のアップダウンも順調にこなし、高台で休憩。
少しだけ軽速足も特別にやらせてもらった

たっぷり60分楽しめました
ベルくんを愛撫してやりお別れです
(/_;)/~~
事務所の迷い子猫｢小鞠｣も可愛かった




ホテル朝食はありきたりのバイキングでしたが、鹿児島名物｢鶏飯｣があった。白飯にほぐした鶏肉や具材を乗せ、鶏ガラスープを掛けていただきます

乗馬のあとは｢アートの森｣に寄ったが興味無いんよね
草間彌生さんのオブジェが有名ですよね。

霧島温泉街に戻り、温泉街から外れた処にある｢湯之谷温泉｣で汗を流す
源泉を5本持つ幕期開業の湯治宿。あつ湯と冷湯(各々違う泉質)、そして真ん中のブレンド浴槽3つを交互に入るのがオススメだとか。
昨日同様貸切状態、ルール違反して

通りすがりの温泉街にある｢花いちもんめ｣で｢六白黒豚ロースかつ｣定食を平らげる。
柔らかくてジューシーな1500円でした


このあとは一路｢指宿温泉｣目指して約90kmを走ります
予定外と明日訪問予定のJR駅二駅に立ち寄りましたが、また別日記に


指宿温泉｢指宿海上ホテル｣
錦江湾を望む絶好のロケーション
到着が17時を過ぎてしまいましたが、夕食時刻を遅くしてもらい｢砂蒸し温泉｣を楽しみました
この夜は2組しか宿泊がなく、子ブタのような鹿児島弁が可愛いお姉さんが付きっきりで御世話してくれます



刺身とは別に鰹たたきもあるよ
黒豚鍋や豚軟骨の煮物、薩摩揚げ等々鹿児島尽くしの和会席を、苦手な芋焼酎とともにいただきました
やっぱりバイキングより落ち着いて楽しめますな

食後は売店で｢白くま｣を買い、部屋でデザートタイム(写真中央)

長距離ドライブの疲れもあり、さざ波の音をBGMに、夢の中へと誘われる僕ちゃんでした


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ホテル8:459:30霧島アート牧場11:1512:00湯之谷温泉13:0013:10霧島花いちもんめ13:5014:30嘉例川駅14:4516:00道の駅喜入16:1516:40西大山駅17:0017:15指宿海上ホテル