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2022年04月02日07:05

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憲さん随筆アーカイブス 兄妹の情愛を描いた江戸落語の傑作『八五郎出世』を柳亭市馬師匠で堪能する!

フォト


※画像は柳亭市馬師匠

※この随筆は2018年2月10日に執筆したものに加筆修正しました。

みなさ〜ん!

( ^_^)ノおっは〜!

今週末の連休はどこに遊びにいくの?

画像と報告と俳句キボンヌ!

キボンヌハート

憲さん仕事。

いま八王子向かってる。

今日は3時から現場の焼肉大会。

飲み過ぎないようにしなければ。

(´艸`)くすくす

ところで、土曜日恒例4時半からの日本の話芸みた?

今日は柳亭市馬師匠の「八五郎出世」ね。

参考

日本の話芸 柳亭市馬 落語「八五郎出世」
https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201802051500001303100

【柳亭市馬 (4代目)】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E4%BA%AD%E5%B8%82%E9%A6%AC_(4%E4%BB%A3%E7%9B%AE)

調べてみてビックリしたのだけど、市馬師匠現在の落語協会の会長なんだって!

知ってた?

憲さんまだ小三治師匠が会長かと思ってたよ。

参考

【柳家小三治】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E5%AE%B6%E5%B0%8F%E4%B8%89%E6%B2%BB

そう言えば憲さん落語協会主催の八月の円朝まつり行ったのも数年前で、そのとき会長の小三治師匠が挨拶してたよね。

参考

2012年円朝まつりでの小三治師匠の挨拶
https://youtu.be/COYQBbu1g3o

あれから久しく円朝まつりやってないよな〜。

復活しないかな〜。

この市馬師匠まだ56才で、会長に就任したのが52才の時だって。

若いよね〜。

市馬師匠、何がいいかって声がいい。

とにかく美声。落語家向きですな。

あと、佇まい。まさに落語家然としている。

噺を聴いていると正調の江戸弁で生粋の江戸っ子と思いきや九州は大分県竹田の出身だそうである。

さて、今回の噺の『八五郎出世』、これはいままで何回となく聴いた噺である。

『妾馬』(めかうま)の前半部分。

参考

【妾馬】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BE%E9%A6%AC

六代目三遊亭円生の「八五郎出世」
https://youtu.be/mlzITj7sfdM

この噺よく出来た噺である。大名と町人の掛け合いなどあり得ないのをやってのけるのであるから、これが落語のすごいところである。

大名と話をするのに取って付けたような話し方をするのは『粗忽の使者』と同じで笑わせる。

参考

【粗忽の使者】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%97%E5%BF%BD%E3%81%AE%E4%BD%BF%E8%80%85

しかし、この話のいいところは後半、八五郎が酔って妹のお鶴に気が付いて一人語りをする場面。

この場面、家族への情愛、特に八五郎の肉親、母親と妹に対する情愛が語られてホロリとさせられる。

特に憲さんも妹がいて、八五郎と同じ妹が先に嫁いで自分は独り身というところが身につまされる。

6代目三遊亭圓生は、この演目で、「古典落語は単に笑わすのじゃなくて泣かすことも大事なのだ。」ということを悟り、新しい芸の境地を開拓したと述懐しているそうだ。

笑わせどこあり、ほろりとさせるとこありのやはり江戸落語の傑作ですな。

こういう噺を聴くと・・・

「いや〜、江戸っ子に生まれてよかったな〜」

とつくづく思います。

憲さん、以前やっぱり志ん朝師匠の『妾馬』を落語特選会で聴いたことがあります。

良かったよ〜。

参考

古今亭志ん朝「妾馬」
https://youtu.be/HqKnvy-K2g8

一度はフルバージョンの『妾馬』をお聴きすることをお薦めします。

(妾馬のサゲはあまり面白くないけどね。)

市馬師匠のますますの活躍も期待しています。

それでは、みなさんよい週末を!

どーよっ?

どーなのよっ!
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