草むらにハイヒール 小倉知子
「高齢者に向かって国はお金を使え使えと言うが、二宮尊徳の銅像のある小学校で学んだ人たちが身につけてきた性格や価値観がある。 景気を良くするために自分のお金を使うわけがない」
笑えた
🏵 交通誘導員ヨレヨレ日記 柏耕一
70代の著者が同じ70代の男性に向かって
「 ともに棺桶が忍び寄る年代である」
と表現。
死が忍び寄る、とか
棺桶に片足を突っ込む
という表現は よくあるが
「棺桶が忍び寄る」
というのはユーモアがあっておかしい
雨降る森の犬 馳星周
「少年と犬」で 直木賞をとる前の前哨戦ともいうべき一冊。
これが出た時に
それまでの読者
(含む・我が娘や むっちゃん)
の間で、
「作風がすっかり変わった」
と話題になったらしい。
「じゃあ前のはどういうの?」
と娘に聞いたら、
「ヤクザ、暴力、詐欺、騙し討ち」
そういうのが多かったらしい。
試しに、
「長恨歌」を借りてパラパラと読んでみたら 人が貯めた 1000万を横取りしようとしている場面だった。
冗談じゃないよ
と思って すぐに図書館に返却。
ハードボイルドは
実際に二宮尊徳の銅像を見て育った私には
合わない。
🤣 🤣
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