千葉県南部には、県道81号市原天津小湊線という道が有ります。
「清澄養老ライン」という愛称を持ち、その名のとおり、養老渓谷や清澄山への観光道路という側面を持っていますが、県道と言っても立派な道ではなく、すれ違いが困難なところも多い、所謂険道です。
市原市の牛久でR297より分かれ、2車線とは言え、暫くは普通の地方道です。
上総大久保駅近くで県道32号大多喜君津線と合流、少しの間重複し、養老渓谷駅手前で分かれます。
養老温泉街を抜けて、老川交差点を南へ右折。
暫くR465と重複し、黄和田トンネルの先でR465が亀山湖方面へ離れて行くと、ここからが険道たる清澄養老ラインの核心部です。
お馴染み七里川温泉の前で左へ大きく曲がると、この辺りは新しく出来た道となっています。
しかし、少し前までは現在右手に分岐している道が使われており、その先で黄和田畑トンネルを潜っておりました。
その為、この新道側は長らく囲いがされており、ここを通る度、いつまで工事しているのかなぁ〜と言うか、工事進んでいるのかな?と思っていたものです。
新道は黄和田畑トンネルが貫通する尾根の上を跨ぎ、何事も無かったようにその先へ繋がっていますが、この先は狭く曲がりくねった道が延々。
四方木辺りは余裕有るものの、また狭く曲がりくねった道を進み、清澄寺辺りからはまともな幅員となって坂を下ります。
しかし、曲がりくねっているのは変わりません。
やがて浪切不動尊の近くで、道は真新しいループ橋を通ります。
ここも、少し前まで崖に刻まれた狭い道でした。
このまま下って行くと、天津市街地でR128に突き当たり、清澄養老ラインはここで終点です。
さて
知ったように書いておりますが、実は黄和田畑新道(仮名)もループ橋も通った事が有りません。
工事していたのはもちろん知っていましたが、実は開通を知ったのはつい最近のこと( ̄▽ ̄;)
その為、文中の写真は全てネットからの拾い物です。
黄和田畑新道(仮名)は分かりませんが、ループ橋が供用開始したのは昨年9月3日だそう。
私が初めて見たのは2008年8月のATC合宿。
天津側から登って行く際、前方に凄い道が有るぞ?と思って見ていたのが、ヘロヘロになって登って行くうちに、あれあれここ通らないんだ?と横目に見ていたのを思い出します。
その後は何度も通りましたが、いつ来ても進展無いなぁと思っておりました。
調べてみると、工事が始まったのは2001年でした。
さてさて
内房側の明鐘岬から房総半島を横切っている清澄山系は、この清澄山で終わります。
標高377mとさほどの高さではないものの、千葉県内では高峰であり、やはり昔から交通の障害だったという事でしょう、かつて安田財閥の援助で市原市の五井から外房の小湊を目指した小湊鉄道は、この清澄山を越える、或いは貫く事が出来ないまま、上総中野までの開通で終わっていますし、清澄山周辺から外房の海へ下る道は幾つか有りますが、狭く曲がりくねった道ばかりです。
そして七里川温泉〜清澄寺間の大部分は、未だ狭い道が大部分を占めていますが、ここが改善する日は来るのでしょうか?
とは言え何処でもこんな山道は有るでしょうし、それなりに退避場は有るので、交通量を考えれば、現状が妥当なのかもしれません。
少なくとも、退避場が殆ど無い県道269号大鷲君津線よりは安全でしょう!
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