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2022年01月18日02:34

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駅から消えつつあるもの

 駅から消えてしまったものは灰皿、たんツボ、ゴミ箱だけではありません。見慣れてきたものが他にも消えつつあります。

 その代表格が駅のホームにある立ち食いそばの店。鉄道駅にあるものは「駅そば」とも呼ばれます。小田急電鉄の「箱根そば」などは駅のホームだけでなく、商店街にも進出するほどでした。
 JR小山駅(栃木県小山市)で長らく営業を続けてきた「小山駅きそば」は、2022年1月14日の営業をもって歴史に幕を閉じました。かつては両毛線の佐野駅や足利駅、東武日光線の栃木駅、小山駅の両毛線ホームにも店舗があった「きそば」ですが、宇都宮線ホームの立ち食い店舗が最後の一店となっていました。
 駅の外にある「富士そば」などの出店や牛丼店などの進出も大きな影響があるのでしょうね。

 次にキヨスクまたはキオスク (kiosk) 。東日本旅客鉄道系列のJR東日本クロスステーションのみ「キオスク」、他は「キヨスク」と呼ばれます。こちらは消滅というより名称変更です。JR東日本グループはNewDays、JR東海グループはベルマートまたはデリカステーション、JR西日本グループはハート・インまたはデイリーイン、JR九州グループは生活列車といった具合です。、

 そして「緑の窓口」。JR東日本は切符の対面販売などを行う「みどりの窓口」を約7割減らすと発表しました。現在、首都圏に231駅、地方圏に209駅で設置されているみどりの窓口を、2025年にそれぞれ70駅程度まで削減させるとのこと。これにはJR各社も追随することになると思われます。
 原因はみどりの窓口での長中距離切符の有人販売が減ったこと。スマホなどであらかじめ運行を調べるようになったことや、インターネット上で指定券を予約・購入できるサービス「えきねっと」で新幹線の乗車券を購入する際に、手持ちのICカードを登録すると、自動改札にタッチするだけで乗車できる「新幹線eチケットサービス」を開始したことなどが挙げられます。

 駅というものも21世紀になってかなり様変わりしました。
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