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2022年01月17日02:35

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大熊元司(おおくま もとし)

 プロレスラー。身長は179センチながら130キロの巨漢。相撲界(伊勢ケ浜部屋・幕下)からプロレス入り。力士時代の四股名は崎錦。
 日本プロレス時代はワールドリーグ戦のメンバーから外されるなど不遇な扱いでした。ジャイアント馬場が全日本プロレスを設立するとマシオ駒とともにテキサス州アマリロ地区から参戦。ここでも中堅扱いながら、ザ・ロードウォリアーズや長州力などが来襲してくると迎撃するという役割を担っていました。馬場の信頼が厚かったからでしょう。
 得意技のヘッドバッドは強烈で、スタン・ハンセンの猛攻をこれ一発で止めたこともありました。長州力などジャパンプロレス勢との対戦でも大きな猛威をふるいました。ただし最後は仕留められるやられ役。ザ・グレート・カブキによると「大木の金ちゃん(大木金太郎)のより硬いんじゃないの」とのこと。だから決め技はダイビングヘッドバットでした。グレート小鹿とのアジアタッグ選手権チャンピオン(極道コンビ)としての試合ではこれを切り札としていました。
 韓国遠征ではタイガーマスクにも変身しています。
 たいへんな酒呑みで、移動中の食堂車で、車内の酒を全て飲み干したり、いっぱいごとに注文していたのでは面倒くさいと屋台ごと引っ張ってきたという伝説もあります。
 現役晩年は永源遙、渕正信らと「悪役商会」を結成し、ジャイアント馬場やラッシャー木村のファミリー軍団と明るく楽しいプロレスを展開。「グリコポーズ」はおなじみのアピールでした。
 1992年12月27日、現役のまま急性腎不全で死去。51歳でした。酒の呑みすぎだとも言われています。
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