mixiユーザー(id:4535387)
2022年01月15日01:01
36 view
コロナウイルス考 オミクロン株に置きかわった新型コロナウイルスはそろそろ５類に移行させるべきではないのか？
※画像はコロナウイルス(左)とインフルエンザウイルス(右)の構造モデル
「名は体を表す」とよく言われる。
「名前はその物や人の性質や実体をよく表すものだ」ということだ。
では、私たちが連日耳にしている「新型コロナウイルス」というウイルスの名前とはどう「体を表して」いるのか考察してみる。
【コロナ】とはギリシャ語で【王冠】のことを言うそうである。
電子顕微鏡で観察されるコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面には突起が見られる。(画像参照)
形態が王冠“crown”に似ていることからギリシャ語で王冠を意味する“corona”という名前が付けられた。
参考
↓
「コロナウイルスとは」
https:/
ちなみに私たちはコロナ禍の前で「コロナ」と言えば「コロナストーブ」を思い浮かべるであろう。
このストーブ、太陽の周囲に現れるコロナのイメージを重ね合わせ、石油燃焼機器を象徴的に表現し、かつ覚えやすく親しみやすいブランド名として「コロナ」と名付けたそうだ。
参考
↓
コロナ(ストーブ)の由来
https:/
そして、この「太陽のコロナ」はやはりギリシャ語の「王冠」がその語源になっている。
参考
↓
【コロナ】
https:/
すなわち「新型コロナウイルス」の「コロナ」とはそのウイルスの形状が「王冠」に似ているから命名されたのである。
では次に「新型コロナウイルス」における「新型」である。
「新型」があれば当然「旧型」もある。
それが「旧型コロナウイルス」である。
現存する「人に感染する」コロナウイルスは昔から人類に蔓延しているいわゆる「風邪」の旧型コロナウイルス4種類と、新型の3種類がある。
新型の3種とは�仝什瀘�行しているCOVID-19、��2002年に一部で流行したSARS-CoV(サーズ)、そして��2012年にサウジアラビアでヒトへの感染が発見されたMERS-CoV(マーズ)の3種類だ。
そして、「旧型」四種類のウイルスは、「ヒューマン コロナウイルス」（Human Coronavirus)と呼ばれており、古いものでは1960年代には発見されていて、既に人類と共存している。
それが、 季節性コロナウイルスであり･･･
��HCoV-OC43 1960年代発見
��HCoV-229E 1960年代 発見
��HCoV-NL63 2004年 発見
��HCoV-HKU1 2005年発見
である。
その「発見」は意外と近年になってからだ。
新型コロナウイルス感染症は、無症状の人もいる一方、重症化したり亡くなってしまう人もいる恐ろしい感染症と認識されている一方で、季節性コロナウイルス感染症は、発熱、鼻咽頭炎などの軽い症状が中心とされており、「風邪のウイルス」として片付けられてしまうことが多く、これまであまり研究されてこなかったそうである。
参考
↓
「季節性コロナウイルス感染症は冬に流行する」
http://
日常私たちが「ただの風邪」と言っているうちの10〜15％は、昔からある4種類のコロナウイルスによる感染症であり、冬期に流行のピークが見られ、流行期は風邪の35％をしめると言われているそうだ。
このウイルスにはほとんどの子供たちは6歳までに感染を経験し、症状の多くは鼻風邪程度だが、時に高熱を出すこともある。
参考
↓
新・旧コロナウイルスについて
https:/
では、次にインフルエンザウイルスとは何か？
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器感染症である。
風邪に比べて症状が重く、乳幼児や高齢者では重症化することもある。
そして、これまたただの(季節性)「インフルエンザ」と「新型インフルエンザ」があり、「インフルエンザ」はほとんどの人は、一度かかるとその原因となったウイルスに対して抵抗する力が高まり、そのため従来から流行している季節性インフルエンザに対しては、多くの人が免疫を持っている。
ところが「新型インフルエンザ」は、その前年までは一度も流行したことがないもので、新しいウイルスが原因、もしくは従来のウイルスの遺伝子が突然変異することによって発生する。
季節性インフルエンザと大きく構造が異なるために、多くの人が免疫を持っていないために、容易に感染が拡大し、多くの人の健康や経済に大きな影響を与えることになる。
参考
↓
「インフルエンザとは？」
https:/
スペイン風邪もインフルエンザの一つであった。
先日書いた随筆で憲さん以下のように述べている。
以下、引用。
スペイン風邪も全世界でその猛威をふるい何人もの人を殺したが、最後は弱毒化しパンデミックは収束し、それはインフルエンザウイルスとなり、人類との共存は今なお続いている。
参考
↓
【スペインかぜ】
https:/
ウィキペディアにはにはこう書かれている。
「スペインかぜウイルスの毒性は、パンデミックの数年後には大きく低下した。」
以上、引用おわり。
参考
↓
憲さん随筆
コロナパンデミックの「社会的収束」を！ オミクロン株対策は「羹に懲りて膾を吹く」でよいのか？
https:/
で、憲さん何が言いたいのか？
それは、コロナウイルスにしろインフルエンザウイルスにしろ、新型で発見された時は毒性が強くてもウイルスの生存戦略としてその宿主が死んでしまっては自身の存在も成り立たないので、徐々に変化を遂げ弱毒化され宿主＝人間と共存するようになるのである。
それが、旧型コロナウイルスであり、季節性インフルエンザウイルスなのではないだろうか？
なので、弱毒化している季節性インフルエンザは感染症法における感染症の分類で「国が感染症発生動向調査を行い、その結果に基づき必要な情報を国民や医療関係者などに提供・公開していくことによって、発生・拡大を防止すべき感染症」と一番低いレベルの五類感染症に指定されている。
参考
↓
「日本における感染症対策−感染症法−」
https:/
しかし、今回の新型コロナウイルスは、感染症法における感染症の分類としては「感染力や罹患した場合の重篤性などに基づく 総合的な観点からみた危険性が高い感染症」と上から二番目の二類感染症と同等の「新型インフルエンザ等感染症」に位置づけられている。
これは、「SARS（重症急性呼吸器症候群）」や「結核」などが規定されている2類感染症以上の強い対策をとれ、具体的には、外出自粛の要請や入院勧告、指定医療機関への入院などで、無症状者についてもこうした措置を適用することができるのだ。
参考
↓
新型コロナを「5類感染症」に？ なぜ扱い見直し検討、先行き見通せず慎重姿勢
https:/
↑
※注意！このニュースは去年のデルタ株蔓延時のニュースで、この時期での「五類見直し」は憲さん、時期尚早で反対であった。
しかし、オミクロン株に置きかわった新型コロナウイルスにおいては経済や社会を回す意味でも五類への移行が妥当ではないかと考える。
このことは、最近小池都知事なども国に働きかけているようだが、岸田首相が首を縦に振らないようである。
参考
↓
小池都知事、新型コロナ「５類」引き下げ要請の狙い オミクロン株感染者は若者大半、沖縄「重傷者ゼロ」だが… 岸田首相は�狎鉄儉�
https:/
憲さんはこの記事にある元厚生労働省医系技官の木村盛世氏の発言、「５類への引き下げによって、企業や組織で感染者が出ても影響は最小限になり、医療従事者や保健所の負担も低減される。一定期間、医療費を公費負担にするなど柔軟な対応も可能ではないか」というのが一番現実的ではないのかと考える。
政府当局者が科学的な見地を踏まえ合理的な判断をすることか望まれる。
どーよっ！
どーなのよっ？
※ちなみにこの随筆を書いている時に興味深いサイトにぶつかった。
こちら
↓
「コロナは嘘！ 勇気ある日本人 現役医師たちの言葉」
http://
これは2020年のコメント集と少し古いのだが、現役の医師や科学者が新型コロナウイルスに対する現在までの処置やワクチン接種について否定的に延べている。
ちょっとショッキングな発言もあるが、このような反対派の意見も両立させてマスコミは報道し、さらに対策を練るべきではなかったのかと疑問に感じた。
以上
0
0
ログインしてコメントを確認・投稿する