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2022年01月14日00:51

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タトゥー

 この言葉を日本語にすると「刺青(いれずみ)」と「彫り物」があります。現代ではどちらを使ってもかまいませんが、江戸時代では両者には違いがありました。
 江戸時代には飛脚や火消しといった肌を露出する職業の人々が、着物の代わりに刺青を彫るようになりました。同時に、罪人には一目で分かる入れ墨を施したことから、2つは区別されるようになったのです。模様を入れる美しい絵柄は「彫り物」と、罪人の証はその刑罰の名前である入墨刑から「入れ墨」と呼ばれるようになりました。そのため、彫り師によっては「彫り物」という呼び名を好む方もいます。
 「刺青」とは谷崎潤一郎の小説の題名から生まれた言葉であり、「しせい」という言葉であったにも関わらず、「いれずみ」と読まれるようになりました。入れ墨が刑罰によるものであったことから、「刺青」と呼ぶ方が好まれるようになったのでしょう。

 海外ではタトゥーに対する考え方が大きく異なり、当たり前のファッションとして受け入れられています。これは日本でも現代の若者にも共通するところです。ニューハーフの人などにもタトゥーをしている人が多いとか。東京だと杉並区の高円寺にタトゥーを施してくれる店があります。

 多くの日帰り温泉ではタトゥーをしていると入館できません。これは反社会的勢力と同等に見なされるからでしょう。

 しかしこういう目立つものとは違うタトゥーが女性たちの間で珍しくなくなっています。それは「アートメイク」というものです。アートメイクと従来の刺青との大きな違いは、インクがずっと残るか残らないかです。アートメイクは徐々に薄まりますが、刺青は薄まらず永久的に残ります。アートメイクは体のいろいろな場所に施されるのですが、代表的なのが、眉毛にでしょう。眉毛は表情の印象を左右する部位。どんな形にするかで「かわいい」や「キレイ」などの雰囲気を変えることができます。あとはすっぴんでもキリッとした目元を作れる、アイラインアートメイクも人気です。さらにリップアートメイクでは、リップの色や形を変えることができます。輪郭を整え、発色をはっきりさせれば、顔全体が引き締まります。マスクをした後や食事の後でも落ちないと、近年でさらに人気が上がっている施術部位です。
 ヘアラインアートメイクは額の広さや、生え際の形に悩む方に人気です。ヘアラインが整うことで、前髪を上げた髪型もバッチリ決まります。ヘアラインを描き足して額を狭くすれば、小顔効果も見込めるのです。
 アートメイクは美容医療。針を使う施術なので「痛いのでは?」と不安を抱いている方は多いです。痛みに関しては個人差がありますので、全く痛くないとは言えません。しかし、アートメイク中に眠ってしまう人も多くいるようなので、耐えられないほどの痛みを感じることはあまりないのでしょう。
 アートメイクは医療に準ずるものと考えられているからでしょうか、「施術」と呼ばれます。東京でなら新宿にクリニックがあります。

実際に受けた方はアートメイクの痛みを「毛抜きで毛を抜いた程度の痛み」と表現されることが多いです。
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