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2022年01月11日18:18
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コロナパンデミックの「社会的収束」を！ オミクロン株対策は「羹に懲りて膾を吹く」でよいのか？
※画像は「オミクロン楽観は危険」と一面で報じる10日の東京新聞朝刊
※今回はマクラで「蘊蓄責め」となってしまいました。
本題は真ん中くらいからなので、結論を知りたい読者の方は飛ばして読んで下さい！
悪しからず！
m(_ _)m
(´艸`)くすくす
先日３日、憲さん邸で「珍肴(ちんこう)会」の新年会を開催した。
これは、それぞれが珍(ちん)なる酒肴(しゅこう)を持ち寄っての酒宴である。
その会のメインの珍肴は憲さんがネットで入手したスッポン鍋であった。
少し煮るのに生姜を入れすぎた嫌いはあったが、それはそれは珍なる味で参加者全員が舌鼓を打った。
今回は１名の素敵な女性会員の参加もあったが、彼女も珍肴をお腹いっぱい堪能していた。
さて、その酒宴にこれは珍肴とは言えないが正月のお節には定番の大根と人参の紅白膾(なます)が出された。
参考
↓
【紅白なます】
https:/
この膾、日本では魚介類や野菜類、果物類を細く（あるいは薄く）切り、酢を基本にした調味料で和えた料理で「酢の物」ともよばれている。
さて、この「膾」で思い出される慣用句がこれである。
「羹（あつもの）に懲(こ)りて膾（なます）を吹く」
羹とは羊羮(ようかん)の「羹」であるが本来は肉・野菜を入れた熱い吸い物を指す。
では、羊羮とは羊の肉を入れた熱い吸い物ではないではないかと思われるが、それは誤用からこう呼ばれるようになったのである。
羊羹とは、餡に砂糖を加え、蒸したり寒天を入れて固めた棹物の菓子である。
これは鎌倉時代以降、禅宗とともに日本に伝わった。
ところで、中国で『羊羮』は文字どおり「羊肉の羹（あつもの）」で、羊の肉を入れたお吸い物を意味する。
ところが、中国で日本の羊羹と似た食べ物に、羊の肝に似せた小豆と砂糖で作る蒸し餅の「羊肝こう」「羊肝餅」がある。
この羊肝こうが日本に伝来した際、「肝」と「羹」の音が似ていたことから混同され、「羊羹」の文字が使われるようになったのだそうだ。
納得。
憲さんも何であの冷たい棹菓子が「羹」なのか以前理解に苦しんだがこれでスッキリした。
参考
↓
【『羊羮』の語源】
https:/
さて、では「羹に懲りて膾を吹く」の意味であるが、これは熱い羹（汁物、スープ）で舌など口の中をやけどしたのに懲りて、冷たい膾でさえも息を吹きかけて冷まして食べる。ということである。
つまり、一度失敗したことに懲りて無益な用心をすることという意味だ。
参考
↓
【膾】
https:/
現在の日本において、この「羹に懲りて膾を吹く」現象が巻きおこっているのではないかと思われる事態が発生していると憲さんは考えている。
これについては、憲さんは医者や科学者でもなければテレビのコメンテーターや評論家など影響力もほとんどないという気楽な前提で言わせてもらう。
おそらく、これは近いうちに後生の歴史において検証されることであろう。
・・・・・・・・・
今回は、いろいろと蘊蓄語りを含めてあちこちに話を飛ばさせてもらう。
世の中に「国際」と名前のつく肩書きの人ほど頼りないものはない。
例えば「国際弁護士」
このうさん臭さと言ったらありゃしない。
そもそも、何で「国際判事」や「国際検事」はいないのに「国際弁護士」がいるんだよ？
まー、国際司法裁判所の裁判官が「国際判事」と名乗ることは出来るが、そうは名乗らないだろ？
そういう意味では「国際弁護士」などハッタリ呼称に過ぎまい。
「私はどこそことどこそこの国(州)の司法資格を持つ弁護士です。」で済むだろう？
(´Д`)=*ハァ〜
以前、憲さんはそれも含めて「国際弁護士」を批判した。
これだ
↓
憲さん随筆
共産党は『革命』を放棄したのか！？ 知性なき「国際弁護士」の言説を検証する！ 『されど 六全協の日々−？』
https:/
そしてもう一つが「国際政治学者」。
これも、じゃー「国内政治学者」という肩書きがあるのか？と聞きたくなる。
「私は『政治学者』で国際的な政治を専門に研究している。」でいいじゃないのよ。
何でわざわざ「国際」をつけるのよ？肩書きに？
「国際」って名乗ると何か箔がつくとでも思ってるのかね？
全く！
最近の「国際」ブームで一番いかがわしいのは「国際」の名称のつく学校の名称や学部ね！
国際学部、国際関係学部、国際文化学部、国際政経学部。
参考
↓
国際関係学
https:/
なんだよ！
それじゃ、何を学んでいるかその名称でだけでは全くもってちんぷんかんぷんじゃないのよ！
やはりこれらもまったくもってハッタリの域を出ないのではないだろうか？
みてな！そのうち学生だまくらかして集めるために「国際文学部」「国際法学部」「国際教育学部」「国際商学部」「国際経済学部」「国際理学部」「国際工学部」「国際農学部」「国際医学部」なんてできるから！
で、何が「国際」なんだよっ！て話になると思うよ。
(´艸`)くすくす
ちなみに、この「国際」のつく学部のいいところを紹介しているサイトがあったので、公平を期すために参考までに載せておきます。
参考
↓
国際〇〇学部ってグローバルな学部？近年流行りの国際〇〇学部を徹底解剖
https:/
憲さん「国際」のつくもので一番信用しているのは「国際マス釣り場」ね！
これ、各地にあるよっ！
東京の多摩地域でも･･･
大丹波川国際虹ます釣り場
氷川国際ます釣場
秋川国際マス釣場
ってたくさんあるよっ！
参考
↓
「奥多摩の釣り堀」施設まとめ！都心から約2時間の釣り場とは
https:/
でも、「国際ヘラブナ釣り場」って聞かないよね？
何で？
チコちゃん風にかませてもらいます！
じゃ、何でマス釣り場だけ「国際」がつくの？
それは〜！
ニジマスが外来魚だから〜！
参考
↓
「マス釣り場の名称に、国際と冠されるのはなぜか？」
https:/
そこにはこうあります。
以下、引用。
ひとつは、ニジマスが外来種であるから、というもの。外来種のニジマスを釣魚とするから、国際という名前を冠したとされる。
もう一つは、戦後、米軍将校のレクレーションのために、丹沢の渓流に釣り場として開設されたというもの。
将校専用であったから、一般の兵隊はむろんのこと、日本人が竿をだすことはできなかったという。
後者の説は、何かの本で読んだから、これが妥当な説であろうと、私は思う。
つまり、第二次大戦後の娯楽としての釣りは、米軍将校のレクレーションとして始まったのである。その対象魚がニジマスであった。ニジマスは明治の初めのころに輸入され、各地で養殖されていたから、手ごろな釣魚であったのであろう。
その後、各地で開設された管理釣場も、そうした米軍御用達にならって、〇〇国際マス釣り場と称したのではないだろうか。
以上、引用終わり。
と、国際マス釣り場の語源などどーでもいいのだが、「国際スキー場」も然り、世で言う「国際」の付いた名称ほどいかがわしいものはないのである！
と、ここまで紙幅を費やして「国際」のいかがわしさについて熱く語ってしまった！
(´Д`)=*ハァ〜
と、マクラはここまででこれからが本題ね！
今回はこの国際のつく「国際政治学者」の人の話ね！
「国際政治学者」と言えばあの御仁しかいないんじゃない？
最近は雨後の筍みたいにウジャウジャ出てきた感もありますが、元祖ですよ！
元祖「国際政治学者」！
あの、前東京都知事で都の公的資金を私的に使用して事実上クビになったあの人！
舛添要一さんね！
参考
↓
【舛添要一】
https:/
「舛添要一東京都知事が辞任：政治資金の公私混同疑惑で」
https:/
この人のコメントたまにネットニュースに載るのだけどだいたいその内容はいかがわしいのだけど、今回の話は憲さん結構的を射ており信用しているのよ。
それがこちら！
↓
「オミクロン株は普通の風邪」舛添氏が持論 「これが（変異の）最後で、あとは無くなるかもしれない」とも
https:/
この中で舛添氏はこう言っている。
以下、引用
「要するに、今までの新型コロナウイルスは肺にきて、皆が死んでしまっていた。ところが今回は肺に来ないで上気道。のどと鼻までしか来ない。我々が普通風邪を引いたときと同じ」
(中略)
「神経質になる必要はないのか？」
そのように問われた舛添氏は「過剰に反応する必要はないと思っている。ウイルスも生き残りたい。たくさんにとりついて、たくさん死んだら生き残れないので、死なせないようにということで肺炎にさせないようになっている。上手く行くと、これが（変異の）最後で、あとは無くなるかもしれないと期待している」とも述べた。
以上、引用終わり。
彼も医者ではないし、憲さんも医者ではないのだがこの言説は今の感染状況とあわせてみると至極説得力がある。
なので、憲さん暇にまかせていろいろと調べてみた。
まず、同日このようなニュースが流れた。
↓
オミクロン株「4つの特徴」
https:/
そこではこう医者が発言している。
北部地区医師会病院 呼吸器感染症科 田里大輔医師：
患者さんの症状とか経過に関しては、明らかに従来のものと違って。もう症状的には風邪、もしくは、インフルエンザと区別するのは現実的には難しいです。
↑
これで憲さんはほぼ確信した。
新型コロナウィルスのオミクロン株は弱毒化され、限りなく風邪に近づいた。と。
これは、スペイン風邪のパンデミックの時の様子を振り返ればよくわかる。
スペイン風邪も全世界でその猛威をふるい何人もの人を殺したが、最後は弱毒化しパンデミックは収束し、それはインフルエンザウィルスとなり、人類との共存は今なお続いている。
参考
↓
【スペインかぜ】
https:/
ウィキペディアにはにはこう書かれている。
「スペインかぜウイルスの毒性は、パンデミックの数年後には大きく低下した。」
まー、この言説を補強する証拠を憲さんネットで集めた。
すると、このようなものもあった。
紹介しよう。
�／洋犹砲�教えるパンデミック収束の道筋と、コロナ後の世界https:/
↑
ここには東大の先生の話でこうある。
↓
最終的にはどの感染症のウィルスも徐々に弱毒化し、人類と共生の道を歩みます。人類最強の感染症ともいわれたエボラ出血熱もエイズも弱毒化の傾向が見えます。10年もたてば、コロナウイルスは毒性がきわめて弱くなるという予想もあります。
→いや、オミクロン株でもう弱毒化しつつあるのだろう。
�⊃祁織灰蹈淵Εぅ襯后Г匹海�ら来て、どこに向かうのか
https:/
↑
ここには「COVID-19有識者会議」の大学の先生(たぶん医者)の個人的見解としてこうある。
↓
オミクロン株自体が弱毒化（風邪ウイルス化）している可能性もある。オミクロン株の病原性を正確に評価するためにはまだ時間を要するが、コウモリ由来の肺炎ウイルスからヒトの風邪コロナウイルスへとさらに一歩近づいたのであれば、新たな変異株の出現は必ずしも悪いニュースとは限らない。興味深いことに、オミクロン株はSARS-CoV-2と風邪コロナウイルスとの間での組換えが（おそらく重複感染したヒトの細胞内で）起こって生じた可能性を示唆する論文も（現時点では査読未完了であるが）出てきている。
↑
これは、去年の12月の文章である。
そして、憲さんが一番注目したのが以下のサイトだ。
↓
��新型コロナ 社会的な終息に向かう?
https:/
↑
これは、去年の11月の記事だが、一昨年のニューヨークタイムズの記事を紹介してくれている。
↓
◇ 終息のシナリオは2通り考えられる
新型コロナのパンデミックは、いつどのようにして終わるのか?
昨年5月にニューヨークタイムズ紙で報じられた内容によると、アメリカの歴史学者はパンデミックの終わり方には2通りあると述べている。
1つは「医学的な終息」で、罹患率や死亡率が大きく低下して、まさに感染が終息する。もう1つは「社会的な終息」で、感染状況は変わらないまま、人々の病気に対する恐怖心が薄れてくることで終わるというものだ。社会的な終息は、病気を抑え込むかわりに、人々が疲弊して、病気とともに生きるようになることで、パンデミックが終わるというものだ。
↑
憲さんこれをパンデミックの
� 岼絣愿�終息」と
�△△┐董崋匆馘�“収束”」と呼ぶ。
歴史的に言って、ウイルスが物理的に消滅しパンデミックが終息することなどほとんどないであろう。
歴史的にみても人類が地球上から撲滅できた最初の、そして現在のところ唯一の感染症は天然痘だけなのであるから。
参考
↓
「天然痘は人類が撲滅できた唯一の感染症 では次は？」
https:/
なので、私たちはパンデミックの「社会的収束」を目指さなくてはならないのである。
憲さんは今がまさにその時ではないのかと考えている。
弱毒化したオミクロン株にオドオドし、一つ覚えの「蔓延防止等重点措置」を発令し、罹患した医療従事者やその「濃厚接触者」までも物理的、若しくは社会的に隔離する対応が適切なのかは甚だ疑問である。
私からみたらまさに
「羹に懲りて膾を吹」いているようにしか見えないのだが･･･。
(↑やっと出てきた！
(´Д`)=*ハァ〜)
しかし、それを判断出来るのは合理的に科学的データを分析出来る医者はじめ科学者であり、それを決断して実行するのが為政者であろう。
しかし、現在の為政者の立ち居振舞いをみているとなんとも覚束無い。
確かにさらなる強い毒性を持った変異株の出現もないとは言えまい。
だから私たちが現在出来るのは、今まで通りの感染予防対策をしっかりと講じることであり、このウィルスの科学的知見を正しく知って正しく恐れることであろう。
故に為政者においてはこのオミクロン株について、正確な科学的知見に基づいた正しい社会的判断をしてもらいたいものである。
しかし、現状の内閣の顔ぶれではそれも期待出来まい。
繰り返すが、何が正しかったかは全ては歴史が明らかにしてくれるだろう。
それまで我々は頑張ってこのパンデミックを生き抜くしかないのである。
(´Д`)=*ハァ〜
どーよっ！
どーなのよっ？
※本当はオミクロン株米軍由来の犯罪性まで論じたかったのだが、マクラが長過ぎてそれについては後日にまわしましょう。
(´Д`)=*ハァ〜
悪しからず。
m(_ _)m
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