mixiユーザー(id:4535387)
2022年01月11日05:34
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岸田首相の伊勢神宮参拝は憲法違反だ！ 憲法を蔑(ないがし)ろにする岸田政権を倒閣しよう！
※画像は４日に伊勢神宮を参拝する岸田文雄首相
憲さん基本的には無神論者(厳密には八百万〈やおよろず〉神教)なのだが神社仏閣巡りが好きである。
偶像や庭園、宗教建築を鑑賞しさらには参道での食べ歩き、「冷やかし」が楽しい。
参考
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【冷やかす】
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ここでは��の意味
なので賽銭はその娯楽費として楽しませてくれた見返りとして神社仏閣に提供しているようなものである。
もちろん私費だ。
それを否定されては困るし、そもそも我が国には憲法で信教の自由が保障されている。
憲法二十条には「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」とある。
憲さんが仏教を信じようが、金光教を信じようが、モルモン教を信じようがイワシの頭教を信じようがそれは憲さんの勝手であり、何人から文句の言われる筋合いはない。
参考
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【鰯の頭も信心から】
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しかし、国の機関であったらこうはいかない。
同じく憲法第二十条の三項にはこうある。「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」
これは、戦前の国家と軍隊が国家神道と深く結び付き軍国主義へと突き進んだ経験からであるし、憲さんから言わせれば明治新政府がそれまで日本の風俗に定着していた神仏習合の風習を否定し、会沢正志斎から始まる水戸学で体系化されたいわゆる国家神道、「国体論」を国民に押し付けるために、神仏分離を強行し、あのイスラム原理主義者もビックリするような「廃仏毀釈」という愚かな文化破壊を国家が主導してしてしまったという反省からきているのであろう。
参考
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憲さん随筆
日本を破壊した「水戸学」の源流 会沢正志斎の民衆蔑視
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【神仏分離】
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【廃仏毀釈】
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しかし、この憲法の規定を新年早々しれーっと犯す輩がいる。
我らが総理大臣、岸田文雄である！
憲さんもお屠蘇気分も抜けない４日にこのニュースをボンヤリと聴きながらも大いなる違和感を感じていた。
それがこれである。
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岸田首相が伊勢神宮参拝 総理大臣の年頭参拝は２年ぶり
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このNHKのニュースは「２年ぶりに首相が伊勢神宮を参拝してくれた！」と嬉々として報じている。
ケッ！
このニュースを聞いていて、憲さんふと違和感を覚えた。
こいつ、私人として参拝してるのか？
どうみても違う！
私人で初詣にいくのであれば、寅さんのように、お屠蘇飲んでほろ酔い気分で厚手のセーターに褞袍(ドテラ)をひっかけて腹巻きして雪駄履きで帝釈天に行くのが普通である。
しかし、岸田はそうではない。
モーニングを着込み、エスピーを従えてえらく気合いを入れて皇室の祖先の天照大御神を祀る伊勢神宮に参拝している。
参考
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【伊勢神宮】
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これって、岸田が私人で行ってないよな？
内閣総理大臣として公務で行って玉串料なんかも国費で払われてるんだよな？
だったら憲法20条違反じゃね？
憲さんは直感的にそう思ったが、NHKはおろかどこのマスコミもそれは問題にしてはいない。
東京新聞も岸田の当日の動静を伝えるだけである。
参考
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岸田首相の一日 1月4日（火）
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うんにゃ？
問題ないのか？
何か腑に落ちないながらもそう思いかけた時、その違和感を解いてくれる人が現れた！
元文部官僚の前川喜平氏である！
参考
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【前川喜平】
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憲さん、この人いろいろと問題もあるとは思うが元官僚としては極めて良心的であると思っている。
この人の問題点は以前、随筆で挙げている。
彼の「高校数学必修廃止論」には憲さん否定的だ。それは彼の個人的思いからきているのであろう。
参考
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憲さん随筆
「高校の数学�気蓮愡賛堯戮任茲い里�？」
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それに、彼の 『江戸しぐさ』の道徳教材への掲載もいかがなものか？
当時ならいざ知らず、現在も同様に思っているのであれば問題であろう。
参考
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憲さん随筆
脳内ユートピア「江戸しぐさ」の真実
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ウィキペディアによると麻布高校で優秀だった彼は「宇宙物理学者を志望し理科三類（東大医学部進学課程）受験クラスに在籍したが、数IIIで挫折し、3年生の夏休みが終わる頃に文転し東京大学文科一類に入学」したそうであるが、法学部で６年間もしっかり勉強したらしい。
特に憲法学の権威、芦部信喜教授に憲法を学んだそうである。
参考
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【芦部信喜】
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芦部信喜と言えば中曽根政権下の靖国懇のメンバーでありながら総理大臣の靖国神社参拝は合憲とする靖国懇の多数意見に対し、違憲とする少数意見を書いき、また、自衛隊について戦力の観点から、違憲との認識を示したことからもわかるように極めてまともな学者である。
ちなみに、元首相の安倍晋三は憲法改悪をわめきながらもこの憲法学の権威の名前すらも知らなかったという知的水準であり、さすがにこれは世間の失笑と顰蹙を買っている。
(´艸`)くすくす
参考
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安倍首相「有名な憲法学者」の名にポカン 「芦部信喜知らないって･･･」支持者もドン引き
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ちなみに岸田文雄も二浪してまで天下の早稲田大学法学部に入り卒業しているが、早稲田大学の法学部では憲法学の講義はないのであろうか？
まさかね。
法学部では憲法学は必修である。
じゃ、まともに勉強しなかったのか？
いや、佐藤栄作以来歴代の総理大臣も法学部出身が多いがみんな伊勢神宮に参拝している。
あの、民主党政権下の菅直人首相も新年に伊勢神宮に参拝しているのである！
参考
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「元気な日本へ全力あげる誓い」伊勢神宮で４日の菅首相
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こうなったらもう、権力者の思考停止と言ってもいいのであろう。
しかし、この芦部先生の薫陶を受けたこともあって前川喜平さんの憲法観も極めてまっとうであり、この憲法問題も見逃さなかった！
さすがである。
それが以下のコラムだ。
せっかくだから全文引用しよう。
以下
本音のコラム
「首相の伊勢参拝は違憲だ」
前川喜平
岸田文雄首相は四日に伊勢神宮を参拝した。首相の正月の伊勢神宮参拝は一九六七年の佐藤栄作首相以来の慣行だ。
岸田氏が個人としてどの神社にお参りしようとそれは全く自由だ。しかし岸田氏は内閣総理大臣として参拝した。信教の自由の保障と政教分離原則を定めた憲法第二〇条は、第三項で「国及びその機関は･･･いかなる宗教的活動もしてはならない」と規定している。 内閣総理大臣は国の機関だ。 伊勢神宮参拝は宗教的活動だだから内閣総理大臣が正月に伊勢神宮参拝をする慣行は憲法違反だと考えざるを得ない。
仏教寺院であれキリスト教教会であれ、首相の立場で参拝すれば憲法違反だ。しかし伊勢神宮参拝の違憲性はもう一段高い。 なぜなら日本国憲法の政教分離原則の狙いは天皇を神格化した国家神道の廃止にあったのであり、天皇の祖先とされた天照大御神を祀る伊勢神宮は国家神道の最高位の神社だったからである。
首相の靖国神社参拝にも同じ憲法問題がある。過去の軍国主義との関係やA級戦犯の合祀の問題に焦点が当たることが多いが、一九八五年の中曽根康弘首相の靖国神社公式参拝については、一九九二年の福岡高裁と大阪高裁の判決が政教分離原則に照らして違憲の疑いがあると述べている。首相の靖国神社参拝も外交問題である前に憲法問題 なのである。(現代教育行政研究会代表)
以上、引用終わり。
しかし、よくよく考えればこんな初歩的な憲法問題など東大で芦部信喜先生に憲法学を学ばなくても高校の「公民」の授業を受ければわかることだろうに？
それなのに何故岸田はしれーっと伊勢神宮を公人として参拝したのか？
ただの思考停止か？
確かに1967年の佐藤栄作以来の「慣行」らしいが、慣行にしちゃまずいだろうが！？
これもいわば「解釈改憲」の一つではないのか？
憲法学者やマスコミは何でこれを問題にしないのか？
「学術会議問題」で相当骨抜きにされてしまったのか？
参考
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憲さん随筆
私たちは、飼い慣らされてはならない。−菅政権による日本学術会議会員候補任命拒否断固反対！
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そう！
私たちはこの問題でも飼い慣らされてはならないのである！
岸田の伊勢神宮参拝はれっきとした政府の違憲行為であり、私たちはしれーっと違憲行為を行う内閣を拒否せねばならないのだ！
違憲内閣岸田政権を総辞職に追い込もうではないか！
Σ(￣□￣;)ハッ！
あれっ？
誰も賛同してくれないの？
共産党だけか？
賛同してくれるのは？
参考
↓
首相の伊勢神宮参り “慣例”ではすまない
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┐('〜`;)┌ なんだがや〜
しかし、こんなことを見逃していたらそれこそ「いつか来た道」じゃないのかね〜？
どーよっ！
どーなのよっ？
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