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2022年01月11日00:00

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小水しきった顔

日々裁判所には様々な訴訟が持ち込まれますが、
中には冗談かと思うような訴訟もありましてね。


数年前、オフィスビルのトイレのリニューアル工事で
新たに設置されたスタイリッシュな小便器をめぐり、
跳ね返る尿の量が多すぎると不満を爆発させた入居会社が、
ビルの所有会社などを相手取り、約840万円の損害賠償を求めた裁判が、大阪地裁でありましてね。
訴訟自体が既に【吉本新喜劇】みたいなものですよ。


新しい小便器が導入されたトイレで、入居会社の社長がいつものように用を足したところ、
跳ね返りが多かったので、不満を募らせて自ら苦情電話をかけて、
別の小便器に交換させたんですね。
それでもまだ尿跳ねがあると憤り、ついに提訴に踏み切ったんですね。


原告側は尿がどれぐらい跳ねたかを実験までしたんですが、
判決は実験データがまったく信用できない事などを理由に、
あっさり原告側の敗訴を言い渡したそうですね。


裁判と言えば費用もかかりますから、
こんな事で裁判を起こすとは、よほどお金持ちなんでしょうかね。


裁判に負けた社長さんが費用を払ったら、
思ったより安くて、お金が沢山返ってきたそうでして・・・
ここでも【お釣り】が多かったわけですね。


最近の小便器はデザイン性を重視したものが増えてきて
『昔の形の方が実用的で良かった』と仰る男性がいる事も確かです。


この一件で問題になった尿跳ねの多い便器は、
玄関あたりに設置すると跳ねた水滴が飛散して【ミストカーテン】みたいになって、
夏場は涼しげでいいんじゃないですかね・・・
やがて入り口が【小便玄関】と呼ばれるようになったりしてね。


女性と違って男性は、
催した時にトイレがなくても、道端で用を足してしまう事があります。
いわゆる【立ち小便】というヤツですが、これはモラル的にNGなのはもちろん、
軽犯罪法違反でもありますからね。


その【立ちション】に困っている海外の街が、
画期的な【立ちション対策】をしているなんて事がありましてね。


ドイツのハンブルグにあるザンクトパウリ地区という所では、
地区内にある多くの壁に超撥水性物質、要はめちゃめちゃ水を弾く
コーティング素材を塗ったんですね。


その壁に立ちションをすると水滴を弾きまくって、
自動的に自分のおしっこを自分で浴びる事になるわけですね。
これほど予想外のカウンター攻撃というのは無いでしょうね。
男性にとっては、座り小便しそうなくらい怖い対策ですね。


インドでも立ち小便の問題が昔からあって、
街の美化を推進する活動を行っている団体が、立ちションをしている人を発見すると、
その人に向かって猛烈な放水をするんですね。
結構容赦なく水を浴びせかけるようでして、立ちションした人にしてみれば、
出した量の何十倍も返ってくる事になりますよね。


チェコスロバキアでは、立ちションをした人をカメラで撮影して、
ユーチューブで晒し者にするそうですね。
自分が用を足すところの一部始終が全世界に発信されるというのは、相当恥ずかしい事ですよね。


こういうので晒された人は、街角を歩いてると、見ず知らずの人に突然
「おしっこの切れが悪いですね。前立腺とか大丈夫ですか?」
なんてんで余計なお世話をされたりしますから、絶対に二度とやらなくなるでしょうね。


微笑亭さん太

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