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2022年01月09日20:15

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ハードディスクレコーダーの残り容量における攻防

 初めてハードディスクレコーダーを買ったころの容量はたしか80GBと160GBが主流で、その時は予算との兼ね合いでパイオニアの120GBの機種を買った(ちなみに最初にPCの外付けハードディスクを買ったのは1994年ごろで容量は340MBだったと思う)。テープの管理が面倒くさすぎるし、追っかけ再生もできなくてVHSデッキではテレビ視聴から離れつつあったけれど、これでまたテレビが身近な生活へ戻ってしまったのが、よかったのかどうかはわからない。

 その後、ケーブルテレビに加入してレンタルのチューナーについているハードディスクの容量が250GBぐらいだった。これまでのことを思えば、それで十分なはずだけど、なまじ容量が増えると、個々の番組でなくてドラマを1クールまるごと保存したりするようになった。イタチごっこのように必要な容量がますます増えていく。
 7年ぐらい前に、いよいよ外付けのハードディスクを買った。つないで、残り容量200時間という数字を見た時、これだけの容量を使い切ることなどありえない、もう残り容量のやりくりに頭を悩ませる生活との決別を確信したけれど、当然そんなことはなく、すぐさま新しい録画のたびにこれまでに録画したどれかの番組を消さなくてはいけないという判断を迫られるようになった。
 ここのところ、残り50時間ぐらいをなんとかキープしていたが、年末の『孤独のグルメ』の一挙9時間再放送やら、『MIU404』や『岸部露伴は動かない』とか、『鬼滅の刃』の再放送をきちんと見るまで無限列車編のテレビ版や遊郭編を見ずに止めているせいで、35時間ぐらいまで食いこまれている。『ガキの使い』の笑ってはいけない年末特番がなかったことに助けられてすらいる。

 前述の外付けハードディスクの容量は当時でも日和った1GBで、金額も1万円ぐらいだった。ネットで調べると、今なら1万円で4GBぐらいらしいし、実際、容量単価で計算すると数百円程度のみみっちいやりくりに終始している。そんなことで苦労するくらいなら追加のハードディスクを買うべきである、少しは経済に貢献せよという意見もあるだろうけれども、しかし、増量でこの案件を強引に解決すれば、管理がさら雑な方向へ流れそうで二の足を踏んでいる。
 これも貧乏性のなせる業ながら、実際にはいくつか削除してもいいタイトルがある一方、最後にもう一度目を通してからにしたいとも思っていて、そこまで手が回らないので処分が滞っている。それから、ハードディスクを追加するにあたって最大の関門は、予算よりも電源の確保だったりする。別にタップで引いてくればいいのだけなのだけれど、あまり部屋の中にコードを這わせたくもない。

 というわけで、この件は割とどうでもいい自分の中の思いこみだけが問題なので、必要にさえ迫られればあっさりと解決してしまうのだけれど、当面は年末年始の録画をちまちま消化していくことに注力していきたい。そういう意味ではこんなテキストを書いている場合ではないのだが、こんがらがった状況を自分の中で整理するための作業として、文章に起こしてみた。わざわざお付き合いいただいた方々には、感謝の念しかない。

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