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2022年01月04日07:34

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胸を打たれた出来事


イギリス、オックスフォード大学は、2021年8月12日、ワクチン接種後の血栓症の発症について次のように発表しました。それによると、3月下旬から6月上旬までの約2か月の間で、ワクチン接種後に血栓症を発症した人が220人いました。

そのうちの22%に当る49人が死亡しました。死亡者のほとんどは、20代から40代の若い女性に集中しています。大学の研究チームでは、血栓症の発症率は、50歳以上で10万人に1人、50歳未満で5万人に1人と推計しています。

死亡者には、これといった病歴がなく、ごく普通に生活していた人が、ワクチン接種後に発症しています。イギリスとしては、自国の製薬会社アストラゼネカの製品での死亡事故であり、今後のワクチン接種に慎重な姿勢を示していて、40歳以下の女性にはワクチン接種を推奨しない方針を固めたようです。

このデータは、8月12日の公表後、アメリカの医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に掲載されました。イギリスのコロナワクチン開発に、名門オックスフォード大学が深く関与していることはよく知られています。

その研究チームにとってワクチンによる死亡事故を公表することは、決して名誉なことではないはずです。しかし、その研究の光と影ともいうべき死亡事故の真実を、包み隠さず公表する姿勢に、日本人の一人として胸を打たれるものがあります。

人類を救ってきたワクチンの開発には、数々の治験にまつわる事故が報告されてきました。また、その完成のために多くの動物や人々がモルモットとして、結果的に命を捧げてきたという歴史もあります。

研究者たちは、ワクチンの完成までにどれほどの失敗をくり返し、辛い思いをしてきたことでしょうか。ただ、その成功という栄光の影の部分は、あえて公表などしたくないはずです。しかし、さすが歴史に彩られた学問の府・オックスフォード大学です。

その失敗や恥を隠そうともせずに真実を公表する勇気に感服しました。やがて、コロナの終息に寄与することと思います。それまでは、今回の血栓症発症の事実を世に知らせた誠実な姿勢を持ち続けることを切に望みます。コロナワクチン3回目打ちますか。医者の私が接種しない理由。医学博士・志賀貢/幻冬舎、参考。

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