mixiユーザー(id:17855561)

2022年01月04日00:02

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運転は、勝手にしやがれ

車の自動運転の導入が言われて久しいですが、
なかなか前に進まない印象はありますよね。


何しろ六年ほど前には
『二〇二〇年のオリンピック開催時には、自動運転タクシーが都内に普及して、
外国人観光客をご案内します』なんというビデオを、東京都が作っていたくらいですからね。


そんなレベルには全く達してないわけでして、
このままでは透明なチューブの中を空飛ぶ車が走るのはいつになるか判りませんよね・・・
昭和の児童向け雑誌では、とっくに実現しているはずなんですが。


そんな中、国土交通省は来年度から、
完全自動運転の実現へ向けて本格的な検討へ入るそうですね。


車の全ての操作をコンピューターシステムに委ねる自動運転の実現のために国土交通省は、
『歩行者の急な飛び出し』といった不測の事態が起きた際、
『システムがどこまで責任を負うべきか?』などについて、
来年度から本格的な検討を始める方針だそうですね。


自動運転は技術の進み具合によって五段階に分けられ、
今は渋滞中の高速道路など、一定の条件のもとで行う【レベル3】まで実用化されていますが、
政府は二〇二五年をめどに、場所などを限定した上で完全に自動で運転する
【レベル4】の実現を目指しているんですね。


そうなると大切になってくるのが【事故への責任問題】という事ですよね。
自動運転車が事故った場合、システムがどこまで責任を負うべきかという議論は、
最優先課題といっても過言ではありません。


「自動運転車が人身事故を起こした場合、どうするんですか?」
「車が刑務所に行きます」
それができたら楽なんでしょうけど、そういうわけにもいきませんからね。


この検討の中では、自動運転の車の走行中、
【歩行者の急な飛び出し】や【落石】といった不測の事態が起きた際、
人が運転していれば事故を回避できた可能性とも照らし合わせながらデータを分析するそうですが、
いくら優秀なAIを搭載していても、物陰から人が急に飛び出してきたら避けきれないでしょうね。


「AI搭載でも、急に人に飛び出されたら轢いちゃうよね」
「うん、しかも轢いていい相手かどうかを確認した上で轢きそうだよね」
ある意味、レベルの高い判断能力ですよね。


自動運転自体は可能だと思いますが、
日本のお堅いお役人基準でプログラミングされると大変ですよ。
「・・・何だよ、この自動運転車、メチャメチャ一時停止するね・・・
しかも制限速度厳守だから遅い遅い・・・合流ポイントでは百%の安全性がないと出ていかないから、
いつまで経っても合流できないよ・・・自転車を追い抜かないから、全然進まないよ・・・」
かえって道路状況が混乱するかもしれませんね。


「この自動運転車、素晴らしい新機能が付いたんですよ」
「どんな機能ですか?」
「当たり屋対策として、前方にマシンガンが装備されてます」
それはちょっと便利ですよね。


微笑亭さん太
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