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2021年12月27日05:12

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室町時代の臨済宗の僧

室町時代の臨済宗の有名な僧と言ったら一休宗純でしょう。乱れた政治を批判する一方、形式にとらわれない自由な生活を送っています。庶民の相談事をよく引き受け、親しまれました。江戸時代の「一休とんち話」のモデルとなっています。

一休宗純の母は藤原氏の家系で、父は後小松天皇といわれます。本名は千菊丸。六歳で臨済宗に入門し、そのまま修行を続けて僧になりました。一休宗純は、僧になってからの名です。臨済宗は、十二世紀の終わりごろ、栄西によって中国から伝えられた禅宗のひとつです。坐禅によって問題を解決し、自力でさとりに達する仏教です。

僧になってからの一休は、戒律(僧が守らなくてはならない決まり)で禁じられていたことを、平気で破ってしていました。女性とつき合い、酒を飲んだり、肉を食べたりしました。実は、これは禅宗で「風狂」とよばれるもので、さとりに達した僧が、あえておかしな行動をとることをいいます。

一休は、足利義政や日野富子を厳しく批判しました。また、人びとの相談にもよくのっていました。形式にとらわれない生き方は、庶民に受け入れられ、高い人気がありました。江戸時代には一休をモデルにしたとんち話が書かれました。また一休は、「狂雲集」「自戒集」などの詩集を残しています。さらに書家としても有名です。

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