「前橋お散歩日記(その2)」
二つの教会を後に、神明宮にもお参りし、かの萩原朔太郎先生が詩作をした広瀬川沿い「詩の道」を歩きます。広瀬川は案外流れが早い。
広瀬川美術館は残念ながら休館、お腹が空いたので大川屋本店でかき揚げうどんのランチ。大きな熱々かき揚げ美味しくいただきました。
午後1時からはお目当ての前橋文学館。「ああ。これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」を開催中、予約していた作家口上を聞かせていただく。
私がムットーニに出会いもう10年はたつと思いますが、作品の魅力も先生も変わらない。今回は最新作「アンダー·ザ·ウッズ」をはじめ「殺人事件」「題のない家」「風船乗りの夢」などの文芸作品を中心に、「カンターテ ドミノ」も見られ、楽しいひとときを過ごしました。
あれから文学館向かいの萩原朔太郎記念館を見て、中央前橋駅の前を折れてJR前橋駅に戻り、高崎経由のグリーン車で東京に帰ってきました。
水と歴史が彩り、文学の薫りがする前橋は、とても素敵な町ですな。
ログインしてコメントを確認・投稿する