mixiユーザー(id:4535387)

2021年12月19日08:16

72 view

卑劣国家の『逃げ得』を許すな! 憲さんは赤木雅子さんを断固支持し応援するぞ!

フォト


※画像は赤木雅子さんが財務省に提出した抗議文。「認諾によって夫はまた国に殺されてしまった」などと厳しく抗議している(弁護団提供)

憲さんが先日速報で伝えた森友訴訟終結問題について、翌日の17日になって各紙社説等で一斉に解説記事を載せている。

参考

憲さん随筆
速報!森友訴訟での国の「認諾」手続きを弾劾する! 国は決裁文書改竄の経緯を明らかにしその責任をとれ!
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-9a57dc.html

まずは各紙社説を読みくらべてみる。

・東京新聞
<社説>森友訴訟幕引き 裁判でも「隠蔽」なのか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/149382?rct=editorial

・毎日新聞
森友の国賠訴訟 解明封じの卑劣な幕引き
https://mainichi.jp/articles/20211217/ddm/005/070/066000c

・朝日新聞
(社説)赤木さん裁判 真相への道を閉ざすな
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15145408.html

そして驚いたことに産経新聞も・・・

・産経新聞
森友訴訟終結 国民への説明責任生じる
https://www.sankei.com/article/20211217-WHCFB3XPM5LKDL66ZXV7CNMOBY/

ちなみに、読売と日経新聞は社説ではこの問題についてまだ触れていない。

おそらく読売社説はこれについて「だんまり」を決め込むつもりだろう。

論調は産経含めて政府の今回の対応を厳しく批判している。

・東京新聞
「つまりは国側が訴訟の手続きを逆手にとったのだ。公文書改ざんの詳しい経緯の説明から逃れるためと疑われて当然だ。訴訟終結で証人尋問などは行われず、真相究明は遠のく。政治家や幹部職員の関与が闇に葬られるのは到底許されない。
(中略)
国側は『いたずらに訴訟を長引かせるのは適切でない』というが、公文書改ざんは民主主義の根幹を破壊しうる重大な不祥事である。はびこる隠蔽主義は、国民への背信行為でもある。」

・毎日新聞
「損害賠償を税金で支払う以上、国は改ざんの具体的な経緯や背景を明らかにする責任がある。原因究明を中途半端に終わらせてはならない。
 岸田文雄首相は『真摯に説明を尽くす』と繰り返している。だが徹底した再調査なしに、国民の理解は得られない。」

・産経新聞
「約1億円の高額賠償の原資は国庫であり、税金である。
提訴から約1年9カ月を経て主張の手のひらを返し、受け入れに転じた理由の説明責任は、納税者である国民に対しても生じる。木で鼻をくくったような釈明では納得を得られない。
だいたい、いたずらに訴訟を長引かせてきたのは、赤木さんが改竄の過程をまとめた『赤木ファイル』の開示をめぐり、不誠実な対応を繰り返してきた国側の責任が大きい。改めて国は、妻や国民に説明責任を果たすべきである。」

この中で一番迫力があった社説は悔しいが朝日新聞である。

せっかくだから全文載せておく。

(社説)赤木さん裁判 真相への道を閉ざすな

 追及を逃れるためなら何でもするということか。人間の尊厳を踏みにじるような政府の対応に、強い憤りを感じる。

 森友学園問題で公文書の書き換えを命じられ、自死した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻雅子さんが起こした裁判が、実質的な審理に入らないまま終結した。被告の国が雅子さん側の言い分を認め、請求された約1億700万円全額を支払うと表明したためだ。

 雅子さんは賠償金が目的ではなく、夫が死に至った真相を知りたいとの思いから提訴した。だが、国の「認諾」により、関係者の証人尋問などは行われないことになった。佐川宣寿(のぶひさ)・元同省理財局長を相手取った裁判などは残るものの、司法の場を通じた解明の道は大きく狭まった。雅子さんが反発し、悔しがったのは当然だ。

 鈴木俊一財務相は「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではないと判断した」などと、雅子さんの心身の負担に配慮したかのような発言をした。白々しいにもほどがある。

 真に反省しているのなら、政府内でいかなる検討をし、どんな事実を認定したうえで、俊夫さんの死について「国の責任は明らか」と結論づけたのか。これまで法廷で争ってきた前提の、どこがどう変わったのか。詳細を明らかにするべきだ。

 賠償金は税金から払われる。特定の個人の言動に故意や重大な過失があったのなら、その者に求償する必要もある。納税者が納得できる説明を求める。行政を監視する国会は、その責務を果たさねばならない。

 問題発覚以来、安倍・菅政権の対応は国民の不信を呼んだ。

 裁判でも、改ざんの経緯を俊夫さんがまとめていたファイルの提出を拒み続け、俊夫さんの公務災害認定に関する文書は大半を黒塗りにした。第三者でつくる総務省の審査会が違法と断じ、先月ようやく開示した。これが財務相にかかると、「必要な資料を裁判所に提出するなど真摯に対応してきた」ことになるのだから、あきれる。

 岸田首相の責任は重い。

 きのう国会で森友問題に対する姿勢を改めて問われ、「説明責任を果たしていく」と答えたが、財務省が3年前に報告書を出していることなどを理由に、再調査に否定的だ。しかし今回の「認諾」は、当時の調査の欠陥を示すものではないのか。

 国有地を大幅値引きして学園に売却したのはなぜか。安倍元首相が関与を否定した直後に、改ざんが始まった理由は何か。多くの疑問がなお残り、岸田首相がいう「民主主義の危機」もまた、自身のあいまいな態度によって一層深まっている。

以上。

各紙とも今回の財務省や政府の対応を厳しく批判し、国会での当事者の説明責任と真相究明を求めさらに岸田首相の責任までも言及している。

当然である。

そして、さらに驚いたことにこの問題について元大阪府知事の橋下徹もテレビで言及しているのを憲さんたまたまみていたが、こう言っている。

「国が真実を隠したいんでしょう。日本政府、こんなにひどい政府なのかって嫌気さしますよ。
(中略)
今回、赤木さんの件は、赤木さんは直ちにお金をくれって話じゃなくて、真実を明らかにしてほしい。これねえ、本当に日本政府ねえ、誠意を見せるんだったら、きちっと赤木さんが言っている事実について、これは違う、これは認めるってことをやらないと、国民をばかにしすぎ。本当に腹立たしい」

参考

橋下徹氏 森友決済文書改ざん、突然の裁判終結に「国が真実を隠したいんでしょう。ひどい政府」
https://news.yahoo.co.jp/articles/123a3aef19e2c2c1d6d0bcf29f59319cbce6ab59

これは憲さんの主張と同じである。

このように産経新聞や橋下徹をしても同じ視点で批判しているのをみても、この政府の対応は右派からみても酷すぎるということであろう。

そして、トドメが我らが東京新聞特報部である。

17日付け記事には「森友文書改ざん訴訟『戦略的』に国が『認諾』逃げの手卑劣極まれり」と題して、今までの国が認諾した事例(厚生労働省村木厚子さん冤罪事件の国賠訴訟や日米合同委員会の議事録不開示に対する国賠訴訟)を挙げた上で、多くの識者の意見を載せてくれている。

参考

【障害者郵便制度悪用事件】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E9%83%B5%E4%BE%BF%E5%88%B6%E5%BA%A6%E6%82%AA%E7%94%A8%E4%BA%8B%E4%BB%B6

「国が敗訴受け入れ 日米間のメール閲覧回避か」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46719790Y9A620C1CR8000/

識者の声をいくつか紹介する。

・元裁判官で明治大学瀬木比呂志教授
「証拠調べで事実関係の詳細を明らかにしたくないから、国が戦略的に認諾を利用している。不透明さが残り、好ましくない」
「社会での影響が大きい国賠訴訟では、認諾を何らかの形で制限することを国会で立法論として議論するのも一案ではないか」

→憲さんもその通りだと考える。国に易々と「認諾」を許してはならない。
制度的な法改正が必要だとこの対応をみて瞬間的に憲さんは感じましたな。

・千葉商科大学田中信一郎教授(政治学)
「(佐川や安倍、麻生ら当事者に賠償金を求償する)その意味でも真相を解明して責任者を明確にする必要がある。(中略)関係者に請求するのが筋だ」

→その通りだ!
こんなことを認めたら国民の納税意欲は完全に失せてしまう!

(´Д`)=*ハァ〜

・森友問題を追及してきた木村真大阪府豊中市議

「税金を使ってもみ消し工作をしているようにしか見えない」
「佐川氏は刑事訴追の恐れを理由に答弁を避けてたが、今は不起訴になり、その理由はない。森友問題はまだ終わっていない」

→そうなのだ!

この国の狡猾で卑怯な事件の幕ひきに対して国民は厳しい目を向け「逃げ得」をさせてはならないのだ!

安倍、麻生、佐川!そして岸田の責任は徹底的に追及されねばならない。

それは17日に財務省に提出された赤木雅子さんの自筆の抗議文によく表れている。

その文章はこう締め括られている。

「私も夫も国の認諾は絶対に許しません。国は夫が亡くなったことと認諾したことについて、私に謝罪すべきですし、認諾するようになった経緯や理由を説明すべきです。」

参考

【抗議文全文】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/149597

→私たちはこの赤木雅子さんの血ヘドを吐き出すように腹の底からふり絞り発せられた抗議の声にきちんと耳を傾け向き合っていくべきである。

今日の東京新聞「本音のコラム」でも前川喜平さんがこの赤木雅子さんの抗議文を受けてこう書いている。

「『ふざけんな!』。穏やかで優しい雅子さんの口からこれほど激しい言葉が発せられたのは、彼女の怒りと悔しさの大きさを表している。僕も全く同じ思いだ。」

「こんな形で裁判を終結させたのは最終的には岸田首相の判断だ。岸田首相はなぜそうしたのか。実質的な審理に入って新たな証拠が出たり証人尋問で新たな証言が出たりすると困ることになるからだろう」
「岸田首相は何かを隠そうとしている。(中略)まさにそれこそが、雅子さんが本当に知りたい事件の真実だ。」

←岸田は安倍を庇い安倍の悪事を隠蔽しようとしているのだ。
それも多額の税金を使い!

その意味で岸田も安倍や麻生、佐川と同罪なのだ!

「僕は最後まで雅子さんに味方する。」

憲さんもこの赤木さんを断固支持し応援する。

さもなければこのような卑劣で卑怯な国家に私たちは愚弄され踏みつけられ、自身の信念のみならず命までも奪われてまうのだ。

まさにいつか来た道である。

それを肝に銘ずべきであろう。

どーよっ!

どーなのよっ?
フォト


※末尾の画像はくだんの記事やコラム

フォト


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する