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2021年12月16日08:07
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速報！森友訴訟での国の「認諾」手続きを弾劾する！ 国は決裁文書改竄の経緯を明らかにしその責任をとれ！
※画像は今日の東京新聞一面
今朝の東京新聞一面トップ記事は当然ながら「森友訴訟急転幕引き」「職員自殺国が１億円賠償へ」である。
憲さんはこれを昨日のテレビニュースで知った。
参考
↓
森友改ざん、国が損害賠償を受け入れ 赤木さん妻「負けたような気持ち」
https:/
このニュースを知って国に対する怒りがふつふつと沸くのと同時に、その狡猾さと無責任さに唖然とした。
赤木さんの妻雅子さんが記者会見で声を震わせて「ひきょうだ」と怒りを吐露していたが、本当にその通りだと思う。
この日本という国家にもはや「正義」とか「誠実」などを求めること自体が絶望的と言ってもいいのではないだろうか？
そう思わざるを得ない。
この裁判は赤木さんの奥さんが「夫の俊夫さんの自殺の原因となった公文書改竄の詳細な経緯を国から説明させること」である。
しかし、国はそれを「認諾」という訴訟上の裏技を繰り出して拒否したのである。
それも、何の通告もなく。
訴訟では一方の当事者が相手の請求を全面的に認める認諾の手続きを取ると、認諾された相手は対抗できない。
なので、原告側は高額な賠償金が目当てではないのだがこの「認諾」が出来ないように一億円という高額な賠償額を設定したのだ。
しかし、国はこの最後で最悪の手段「認諾」を悪用し、その説明責任から逃れたのである。
これは２つの意味で酷く不誠実な対応である。
一つは原告に対する不誠実さであり、もう一つは国民に対する不誠実さである。
この国には被告に対しても国民に対しても何の誠意も誠実さもないのである。
この一億円は当然ながら国民の税金から出されるのだ。
なので、これについては直接の下手人、赤木さんに改竄を指示した佐川宣寿理財局長も、当時の財務大臣麻生太郎も、そしてその手下の財務官僚、果てはこの問題の根本的原因を作った安倍元首相に至るまで何の腹も痛まないのである。
「一億円くらい国民の税金から払ってやるよ！」ということなのだ。
全くもって腹立たしいことこの上ない！
昨日大阪地裁で行われたこの裁判の進行協議(非公開)の模様でもその国の狡猾さがありありと浮かび上がる。
国が認諾の書面を裁判所に示すと当日までそれを知らされていなかった裁判官を含めて「騒然」となったそうである。
裁判官も「あっけにとられる」まさに不意討ちである。
原告代理人が「不誠実で信義則に反する」とその場で抗議。雅子さんも「また夫を殺すんですか」と訴えたが、請求通りの賠償金を全額支払い、訴訟を終える国側の申し出は認められたのだ。(もう一億円は支払われたのか？毎日新聞電子版にはそう書いてある！)
「非公開の場で臭いものにはふたをするやり方はひきょうだ」という奥さんの主張はもっともである。
協議後に大阪市内で記者会見した雅子さんは「ふざけるなと思った。ずっと闘ってきたのに惨敗したような気持ちでいる」と涙ながらに語ったそうだ。
「お金を払えば済む問題じゃない。なぜ夫が死ななければいけなかったのか知りたい、そのための裁判だった」とも語ったが、最愛の夫が死に追い込まれた原因と経過を訴訟で明らかにしたいと訴え続けてきた当事者の心中を察するとかける言葉もない。
そうなのだ、赤木さんは国によって二度も殺されたのだ！
怒りにうち震える。
当然ながら原告代理人の弁護士も「真実から逃げる卑劣な手段だ」と批判している。
これは、まさに国が追い込まれて証人尋問などが行われる前に裁判を終結させざるを得なかったということなのだが、それを国民の多額の税金でかたをつけ、真実にふたをするという最悪最低な行為なのだ。
誰がこんな卑怯な政治判断をしたんだ？
鈴木俊一財務大臣か？
それとも岸田か？
当然、この二人はこの政治判断にゴーサインを出している。
何が「国民の声を聞く力」だ！
チャンチャラおかしいわ！
鈴木は記者会見で「この度、国の責任を認めるにあたり、財務省を代表して、高い志と倫理観を持ち、真面目に職務に精励していた赤木俊夫さんに、改めて哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族に対しては公務に起因して自死という結果に至ったことにつき、心よりおわびを申し上げますとともに謹んでお悔やみを申し上げます。」などとしおらしいことを述べてはいるが、とんだおためごかしである。
腹の底では「これで臭いものにはふたができた。しめしめ！」と内心ほくそ笑んでいるに違いない。
岸田も同じだ！
そして、一番ほくそ笑んでいるのは安倍だ！
許せん！
安倍と佐川は万死に値する。
絶対にこの責任を追及せねばなるまい。
佐川はこの国の「認諾」を受けてこう書面で述べている「公務員個人は責任を負わず、国が賠償する。」
すなわち「国が賠償したから俺はもう責任ないでしょ」と言っているのだ。
ふざけるな！
金ではない。
巨悪を隠すために人一人の命を奪った貴様の行為は金であがなえるものではないのだ！
絶対にその責任をとってもらう！
そして、安倍もだ！
そう誓わずにはいられないニュースであった。
(´Д`)=*ハァ〜
朝から血圧があがる！
どーよっ！
どーなのよっ？
※それにしても、ニュース翌日の新聞の扱いも微妙だ。東京新聞も一面には載せているが、それだけ。社説もない。
おそらく主要各紙も翌日社説は載っけていない。
読売は社会面に小さな扱いのみ。
(´Д`)=*ハァ〜
頑張れ！東京新聞！
その中で毎日のネットニュースが一番よく事実を伝えてくれていた。
参考(毎日新聞電子版)
↓
透ける国の「真相解明封じる姿勢」 森友改ざん巡る訴訟で異例対応
https:/
赤木雅子さん「国はひきょう」 改ざん巡り夫自死 裁判、突然幕切れ
https:/
※末尾添付の画像は2017年7月12日に東京新聞に掲載された憲さんの投書。参考までに。
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