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2021年11月20日00:00

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神W

 近所で水道工事が行われるらしい。地震に強い水道管にするとか?
 地震に強い、というあたりは私には良く分からないが、水道管周りをがっちり固めるのか、土管を埋めて二重管のようにするのか?

 とにかく、道路を一回掘り返した場所が何か所かあって、その埋め戻したアスファルトの上に

 「神W」

 と、書かれている。
 知らなかったら冗談・落書き、って思うよね。

 神は恐らく「神戸」の神の字で、請け負っている会社が「神戸なんちゃら」みたいな名称なんだろう。Wは水道って意味だろうね。


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 中学3年生の時、当然だが進路指導があった。
 まじめに将来の仕事、とか考えさせられている。
 というか、今から思えばそんな年齢で真剣に悩んでみても仕方なかったのだが、最初に思いついたのは(将棋の)プロ棋士。
 将棋部の顧問の先生に相談すると、「将棋世界」という雑誌を渡された。
 そこに、プロになるためのいろんなことが書かれていたのだが、「中学生で県でトップでも、そこから毎年大ゴマ1枚づつ強くならないとプロにはなれない。」と言うようなことが書かれていた。当たり前なのだが、プロ棋士を目指している子どもは多くが小学生のうちに奨励会に入って研鑽を積んでいる。自分が小学生の頃には、そういうことはまじめに考えなかった。
 中三の頃は、負けなしで指し続けていたが、それでも「毎年大ゴマ1枚」という実力向上レベルは途方もないもので、到底自分には無理だとあっさりあきらめた。

 子どもの頃は、天文学者になりたい。などという夢もあったのだが、それはほんの子どもが思うことで、中学生ぐらいになるまでには現実に天文学なんかで飯が食えないことは分かっている。さりとて、自分の就きたい職業ってイメージできないというか、なかなか定まらなかった。
 元々、曽祖父が医者。それ以前の家系を遡っても基本医者の家系で、大叔父は阪大病院の院長までやっていたし、親戚にも医者が多いので、

 ほっといたら、医学部を目指す。

 って、ことになっていたのだろうが、それは

 「絶対にイヤ」だった。
 人の命を預かるような責任の重い仕事をやろうとは、つゆも思わなかった。
 大体、天文学と医学なんて何の関係もない。

 それでまあ、おおよそ物理系、という進路選択で行こうとは思っていたのだが、進路指導で具体的な職業を考えるように言われるのだよ。

 「物理学者」

 って、あまりにも抽象的で、何言っているのか分からん感じ。

 当時、NASAがスペースシャトルの打ち上げに成功していた。
 そして、ものすごい計画をぶち上げていた。それが「月基地」。
 将来的に、100名の研究者が「月基地」に常駐し、スペースシャトルは毎月地球と月を往復する。と。

 この話を聴けば、必要な日本人宇宙飛行士は10名どころじゃない。恐らく100名単位の人数が必要。将来の夢としては、まあまあ目指して良いところかな、と考えて。

 「宇宙飛行士」

 とか、言い始めた。
 当時の基準だと、博士の学位を取得して、さらに2年間の研究が必要、という事になっていたので、そこまでは頑張ってやろう。という目標にして、大学を卒業して大学院に進学し、学位を取得した後、研究活動をやっていた。

 その間に、「チャレンジャー号」が爆発して宇宙に散り。「コロンビア号」も大気圏突入で空中分解してザクのように燃え尽きてしまう。月基地計画など到底達成できない目標だと明らかになっていく。NASAの予算もめちゃめちゃ苦しくなっていた。

 大学院に進学するときには、ちょっとでも宇宙に近いところ、と思って相模原の宇宙研を志望したのだけど、それはかなわないで六本木の生産研の方に回された。それでも、ロケットエンジンの素材としての金属間化合物の研究をしていたので、宇宙に遠かったわけでもない。
 学位を取得した後の仕事にも、今になっていれば恵まれていた。高エネ研でルミノシティーの世界記録をなんども塗り替えたこととか、今から思えば華々しい成果だった。

 が、「身体がダメ」でした。
 分かり易く言えば、「うんこが漏れそうで電車に乗れない」程度の身体で、宇宙は無理だろう。
 でも、学生時代は、大気圏突入の感覚を養うために、東京ドーム遊園地でジェットコースターに乗ったりしていた。


 無駄な努力でした。
 
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■宇宙飛行士に転職できるかも!? JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士候補者を募集、学歴不問に
(Techable - 11月19日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=160&from=diary&id=6746856

 世界的に宇宙開発事業が加速する中、日本においても米国提案の国際宇宙探査(アルテミス計画)に参画するなど、その機運は高まってきています。この流れを受け、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙探査時代において日本の有人宇宙技術の存在感を示していくために、新たな日本人宇宙飛行士を育て、技術の発展と継承を図る必要があるとしました。

 そこでJAXAは、日本人宇宙飛行士の活動の場が国際宇宙ステーション(ISS)や日本実験棟「きぼう」、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面に拡大することを想定し、新たな宇宙飛行士の候補者を募集します。
応募から結果発表までの流れ応募受付期間は、2021年12月20日〜2022年3月4日。希望者は、期間中にエントリー専用のWebサイトより必要書類を提出し、応募手続きを行います。

 応募するには、2022年3月末時点で3年以上の実務経験を有すること(修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなします)、身長・視力・聴力などの医学的特性が定められた範囲内であること、という条件を満たす必要がありますが、学歴や専門的な実務経験などは問われないよう。

 エントリーを完了した後、エントリーシートによる書類選抜、英語試験などを行う第0次選抜、医学検査や資質特性検査などを実施する第1次選抜、各種検査や試験、面接などを行う第2次、第3次選抜を経て、2023年2月頃に最終選抜結果を発表予定です。なお、採用人数は若干名と記載されています。
選抜されると何をするのだろう?では、選抜された宇宙飛行士候補者の職務内容を一部紹介しましょう。

 選抜された宇宙飛行士候補者は、採用された後、訓練業務に当たります。訓練には、航空機操縦訓練、ジェット機による無重力体感訓練、サバイバル訓練など身体的にも厳しい項目が含まれるとか……。これらの訓練修了後に結果の評価により、JAXA宇宙飛行士に認定されるという流れです。

 宇宙飛行士として認定された後は、ISS計画に参加する日本・米国・ロシア・欧州・カナダの宇宙機関にてISSの各システムとその操作技術などを習得します。宇宙飛行士として認定され、かつ特定の搭乗業務に指名されれば、その業務に関連した訓練を受け、搭乗・宇宙飛行することになるようです。

 ちなみに、想定されている搭乗業務は、有人輸送機や月面着陸船への搭乗、ISSやゲートウェイ、月面での滞在、船外活動など多岐にわたります。
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