アフリカ系アメリカ人の写真家クリス(ダニエル・カルーヤさま)は、白人の彼女ローズ(アリソン・ウィリアムズ御嬢様)の実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。
何とデビュー作ながら、第90回米国アカデミー賞にて作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞にノミネートされ、見事脚本賞を受賞した本作。文句無しの傑作であります。予告編のリンクも貼りますが出来ればそれすら情報を入れないで観て頂きたい程の凄い話でありまして、まず流血シーン等殆ど無いのに尋常では無い怖さを醸し出しているのが凄いし、最後の最後で伏線が全部回収されるのもお見事。本日、二作目の『US』を観たんですが、伏線が回収しきれていないのが残念でありましたが、本作品は見事なまでに「モヤモヤ感」が残る事はありません。アマソン・プライムビデオ会員の方であれば無料で観る事が出来ますので未見の方は騙されたと思って観てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=80Z6tp0NXWI&t=28s
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