007シリーズ第20作『ダイ・アナザー・デイ ('02)』を観ました。
シリーズ第20作にして、シリーズ40周年記念作品と言う記念すべき作品。
そして、ピアース・ブロスナンの最後の出演作です。
記念碑的な作品と言う事で、過去シリーズをオマージュしたようなシーンがたくさんあって、観ていて懐かしい気持ちになります。
しかし、それだけではありません。CGによって途方も無いシーンがどれだけでも撮れるようになったのを良い事に、現実の世界を舞台にしている事を忘れ去ったかのように、想像力の限界を試すような途方も無い映像が続くのが常識の枠にとらわれないボンド映画の自由さをとことん追求していて…うん、楽しいです。きっと楽しい。
まあ、ついついやりすぎてしまってわけが分からなくなるのもボンド映画の伝統としては正しい姿ですし、やはり、これこそが40周年のパワーと言うことなのでしょう。ある意味、ボンド映画の集大成だと思います。良きにつけ悪しきにつけ。
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