自民党が政権交代したのは2009年です。民主党政権の始まりは、終戦直後の混乱時代を除き、自民党政権の独裁から脱却できるという、国民からみれば夢と希望が叶えられるかもしれない民主主義の勝利でした。家族も出馬して大いに期待が高まりました。
ところが不運にも自民党政権ではなく民主党政権の時に東日本大震災という大災害が発生しました。だが、当時の民主党政権には国難を乗り越える力がないという印象を与えてしまいました。子ども手当や子育て支援と若者や弱者を救った政策は素晴らしかった。
今回の総選挙は、4年の任期満了に伴うもので、新型コロナウイルス感染症という難題が付きまとっています。立憲民主党が新型コロナウイルス感染症を収束させ、経済を軌道に乗せることができるのであろうか。外交課題に対しても適切な舵取りができるのであろうか。再びの政権交代という夢を見せてくれるのであろうか。注目するところであります。
時が経てば結果は必然とでるのであろうが、自公が過半数割れしたとしても、立憲民主党を中心とした連立政権が生まれる可能性は低いことでしょう。日本は、2大政党による政権交代のモデルとして、英国の労働党と保守党を理想としてきました。英国では、過去に労働党が何度も政権を担っています。
それが可能だったのは、2党の主張に共通するところがあったからでしょう。国防に関しては、保守党も労働党もあまり大差がありませんでした。しかし、立憲民主党による今回の日本共産党との協力については、意思疎通がうまくいっていません。
日本で連立政権というと、1994年から1995年まで1年少々続いた村山内閣は、社会党・自民党・新党さきがけの大連立となり、政治的には画期的な出来事でした。また、ドイツでは大連立が長く続いています。その中で少数派の政党からメルケル首相が長期にわたって牽引してきました。もし立憲民主党による連立政権が成立した場合、枝野氏もメルケル首相のようになれるでしょうか。
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