DREAM BOYSを観劇

DREAM BOYSを観劇してきました。

Sexy Zoneの菊池君とSixTONESの田中君。
7men侍、少年忍者から一部メンバー。

亀梨ドリボから見続けている私としては、聖君の弟である樹君が、兄と同じチャンプ役で出る、そこがまずポイント。
そして、去年に引き続き光一君が演出、これも大きなポイント。

今回も一幕制、約2時間。休憩なし。
ロビーには「会話禁止」のボードを掲げたスタッフがずっと歩いており、会話はほぼ聞かれず。観劇中ももちろん拍手のみでマナーは非常に良かったと思います。

光一君により整理されたストーリーは昨年よりさらにわかりやすくなっていた印象。
そしてコロナ禍ということもあり客席上はフライングできないため、フライング自体もそこまで派手さはなかったかなあ・・。
そして、正当なミュージカルになった反面ジャニーさん特有のトンチキさが消滅。
それはそれで寂しさを感じました（笑）。
最後にスクリーンに流れるエンドロールで「演出堂本光一」の表示が。キャストにだけでなく光一君にも拍手が送られていて光一ファンとしては嬉しい限り。
そして、最後にジャニーさんの表示。もちろんこちらも拍手。


菊池君はもともと歌唱力はありますし、舞台経験も積んでいるわけですが、まわりの歌唱力とつり合いが取れていないので、ちょっと目立ちすぎる部分もあったかなあ・・。
チャンプ役は亀梨君・玉森君とグループのセンターに立つ人で受け継がれてきたわけですが、前回の岸君、今回の菊池君は圧倒的センターという感じではない。
華、という意味ではもう一歩。ただ「何もかも引き受けてやろうじゃねえか」のセリフは亀梨君に負けず劣らず良かったと思います。これって、グループでも実際に色々と引き受けて背負ってる人が言うと、やっぱりセリフに深みが出る。そう感じます。


樹君。彼がチャンプとして立っているだけで元KAT-TUNファンとしては感動。
そして、色々と頭の中にちらつく（笑）。
それでも堂々としてましたし、線が細いなりに体もきちんと引き締まっていて良かったと思います。
SixTONESもジュニアの頃舞台経験を積んでいるはずですが、正直、センターに立つならもう少し場数を踏むことが必要かな・・。


7men侍。
私の一押しは矢花君なので、ベースを弾くシーンはがん見させていただきました。
ただ、中村君の存在感はやはり抜きんでているなと。
中堅どころのジュニアはこの舞台を支える重要な存在であり、ここから羽ばたいていった先輩もたくさんいるわけで、ぜひ7menも頑張っていただきたい。


少年忍者。
一部のメンバーのみの出演。
織山君が数日体調不良で休演していましたが、今日から復活。
どういう体調不良なのかは発表されていませんが、なんにせいよ、すぐに休める体制というのは良いこと。
個人的には織山君に注目しているのですが、そこそこセリフも多く、いい役をもらえたんだな、と。光一君に織山君が見つかったと思うと、個人的には嬉しい（笑）。
そして、川崎皇輝君。グループではリーダー的な存在であり、彼とヴァサイエガ君のためのグループだと認識していますが、彼もまた非常に良かったです。
なんならメインキャストの中で一番セリフが聴きやすかった（大女優のお二人は別格）。
先日主演した舞台での経験が十二分に発揮されていたんではなかろうか。
そして、「華があるな」と思いました。いずれ帝劇の0番（センター）に立つ日が来る気がします。非常に舞台向き。


というわけで、今年も無事にドリボ観劇できました。
コロナ禍とはいえ、そろそろ幕間ありの二幕制に戻してもいいのではないかな？と感じます。
そして、ストーリーが整理され、整合性が取れ、ミュージカルとして確立したドリボ。
光一君の演出の賜物なわけですが、ストーリー上不要と判断され削られた名物シーンもありますし、毎年メインキャストに応じて変化してきた大技もちょっとこじんまり（腕だけでロープ登るの大変なのはわかるけど地味）としてますし、もう少し派手さと華やかさを取り戻してもいいんじゃないのかなあと個人的には思います。
ドリボをほぼ観たことない光一君だけでなく、歴代メインキャストが関わってもいい気もしますけど・・。初演はタッキーであって、そもそもはタッキーのための舞台なのに、なぜ光一演出にしたのか、でこの作品をタッキーがどうしていきたいのかがわかる気もするわけですが。光一君の手にかかればトンチキが薄くなるのはわかっていたはずで、ミュージカル作品としてもっとちゃんとしたものにして受け継いでいこうという決意なのかなとも思いますが・・。
来年も今年のキャストのままなのか、また変わるのか、わかりませんが、今後も受け継がれていくことを期待したいと思います。