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2021年09月19日16:21
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憲さん随筆アーカイブス 憲さん、一人オンブズマン活動日誌 区民の知る権利を守れ！
※画像はくだんの記事
※この随筆は2016年10月19日に執筆したものに加筆訂正しました。
すわっ！
これは一大事！
何とかしなくては！と憲さんの一人オンブズマンの血が騒ぐ。
2016年10月19日の東京新聞一面記事、「情報公開 異例の規定 請求乱用禁止・拒否可能・黒塗り有料 江戸川区議会委 可決」に身が釘付けになった。
この記事、簡単にいうと、江戸川区の住民からの情報公開を「権利の乱用」を理由に区側が拒否できるようにする条例が成立しようとしてるんだと！
Σ(￣□￣;)ハッ！
そんなのあり？
それって「基本的人権の一部」(憲法21条で保障された表現の自由の一部)である「知る権利」の侵害以外の何物でもないでしょうに。
憲さん休み時間返上(っていうか、仕事返上)して、一人オンブズマン活動開始〜！
参考
↓
【オンブズマン】
https:/
電話したとこは３ヶ所
�々掌誉邏菫輒害殃現餬�
�¬運陛濤掌誉邏莎鎮追�幹事長事務所
�Ｆ�本共産党江戸川区議団事務所
話をきいて、だいたいわかってきた。
一人いるみたいなのよ。嫌がらせで、大量に、それも同じ部局に情報公開請求する住民が。
で、その部署の担当者がノイローゼになっちゃったみたいなの。
で、この人、請求したはいいけど、閲覧しに来ないみたい。
だから、こういう人の請求を排除したいみたいで、区長提案でこういう条例作ろうということになったみたい。
でも、ちょっと待ってよ？
いくら嫌がらせであろうと、閲覧しにこなくても、正当な手続きを経て請求してるなら、情報開示するのは行政側の義務でしょ？
それを、「情報公開の業務に当たる職員の苦労」を条例策定の理由にあげるのはお門違いで泣き言でしょ？
情報公開の業務って、あの黒塗り作業ね。
でも、豊洲移転の問題でも明らかになったけど、情報公開資料なんてみんな「のり弁」みたいなんでしょ？
あれこそ、情報公開請求者に対する嫌がらせじゃないの？
参考
↓
【築地市場移転問題】
https:/
それに、記事にもある通り「現状の条例でも(そういう嫌がらせ請求に対しては)公開拒否は可能」みたいなのよ。
それなのに、こんな区民の権利を侵害して憲法に抵触するような条例はいらないでしょ。
だから、「東京の地元紙」我らが東京新聞も１面ですっぱぬいたんでしょ？
(ちなみに他紙はスルーらしい。)
電話した感触は･･･
まずは当事者
�々掌誉邏菫輒害殃現餬�
→一人の区民が嫌がらせで、請求するということはお茶を濁して明らかにはしなかった。
「行政文書を請求する権利を乱用してはならない」と条例で明確にすることにより、より明確に乱用する者に強く請求を拒否できると、条例の必要性をとくばかりて、後は難しい法律用語でいろいろいってたから、憲さん、「情報公開の業務に当たる職員の苦労」を理由に憲法で保障された区民の権利を脅かすおそれのある条例を作るのはお門違い。だったらその部署の人を増やせばいいでしょ！とアドバイスしてあげました。
で、次、条例に自民党、公明党と共に賛成した
�¬運陛濤掌誉邏莎鎮追�幹事長事務所
参考
↓
【民進党】
https:/
→党内でも賛否別れた。我々としては乱用の基準を明確にすることを担保に消極的賛成した。
しかし本会議では党議拘束はかけない。
だと！
消極的に賛成するなら反対しろよ！
こんな態度だから国民にそっぽむかれるんでしょ？
この問題なんかも結局は自民党安倍の改憲攻撃に底通してる問題でしょ？
ダメだこりゃ！
で、反対した
�Ｆ�本共産党江戸川区議団事務所
ね。
→結局反対しても数の力で押しきられた。
反対運動も大きくは作れなかった。
でも、都議団は豊洲問題で頑張ってるって最後は自党の宣伝してたよ。
結局、民進党が反対しても本会議での成立は揺るがないみたいだけど、憲さんはこの問題今日の東京新聞みてはじめて知ったように、反対の宣伝も充分にしてないでしょ？
一般の区民は全然知らないよ。
でも、結局はこういう小さな積み重ねで、我々市民の権利が奪われて果ては改憲→戦争国家の成立につながるんじゃないの？
憲さんはそれを危惧するね。
ところで、憲さん、今朝の東京新聞１面でこんな記事がバーンと出たから、江戸川区役所にはよくもわるくも問い合わせの電話が区民からバンバンかかっているとおもってその旨文書係に尋ねたら
「お客さまがはじめての問い合わせの電話です。」
だと！
ほんとにこれでいいの？
江戸川区民よ！
(´Д`)=*ハァ〜
どーよっ！
どーなのよっ？
※参考、記事全文
以下
情報公開 異例の規定 請求乱用禁止・拒否可能・黒塗り有料 江戸川区議会委 可決
2016.10.19
住民からの情報公開請求を自治体が「権利の乱用」を理由に拒否できるようにする条例改正案を東京都江戸川区議会の総務委員会が十八日、賛成多数で可決した。二十七日の本会議で可決・成立する見通しで、区民からは「憲法で保障された知る権利が制限されかねない」と声が上がった。
改正案は「何人も行政文書の開示を請求する権利を乱用してはならない」との規定を加え、乱用と認めた請求を拒否できると明示。無料だった閲覧を、不開示の部分を黒塗りした資料に限り、コストがかかるとして有料にすることも盛り込んだ。全国市民オンブズマン連絡会議（名古屋市）事務局の内田隆さんは「乱用規定と公開拒否、閲覧有料化をセットにした改定は聞いたことがない」と話す。
区総務課によると、大量の情報公開請求によって職員の負担が増えたことなどが改正の理由。二〇一二年度まで年間約二百件だったが、一三年度以降は四百〜五百件に増え、うち約七割を特定の個人が占めた。
江戸川区民オンブズマンの小林幹和さん（７５）は「乱用と判断する基準がはっきりせず『うるさい住民』と思われれば請求を拒否される恐れがある」と話した。
採決では六対二で可決。区議会最大会派の公明のほか、自民系の二会派と民進が賛成、共産と無所属系会派が反対した。
特定個人の請求 集中
知る権利損なう一律制限
「年度末に、年度限りで廃棄される文書すべての公開を求める例もあった」。江戸川区議会総務委員会で、答弁に立った前田裕爾総務課長は、情報公開の業務に当たる職員の苦労を訴えた。「開示決定を受けたのに閲覧に来ないケースもある」
これに対し、共産の瀬端勇氏は「知る権利は基本的人権の一部で、規制は問題だ。全国最悪の条例になる」と異論を唱え、江戸川クラブの笹本ひさし氏も「現状の条例でも公開拒否は可能。慎重を期すのも必要だ」と継続審議を求めた。
ただ、賛成した委員からも「情報公開の範囲が狭まるのでは」「本来の権利要求を制限しないかどうか見ていかないといけない」と運用上の注文が出た。
ＮＰＯ法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は、江戸川区の対応に「百人に一人のために、九十九人に影響が及ぶようなことをしていいのか」と疑問を投げ掛ける。「問題がある請求者は各地にいるが、制度を後退させないための議論が必要」と話した。
以上
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