9/15 関内 サラスヴァーティ弁天

私の本州ソロツアーが毎年の恒例行事として定まったのは2002年からで、だいたい年に2〜3回くらいの頻度で1週間〜2週間前後の日程を回ってきました。2008年からは健さんとの運河のカモメツアー、2012年からはDakota Dave Hullさんの来日公演のお手伝い、2020年からは伊藤賢一くんとのジョイントツアーも始まって、それまで以上に道外のいろんな場所に行く機会が増えました。

この性懲りもなく企画し続けたライブツアーは、お店や共演者を含むいろんな方々のご協力のおかげで、ほぼ滞りなく開催されてきました。ところが、2020年に突如現れたコロナ禍のおかげで、ツアー中止、外出自粛、度重なる緊急事態の延長、時間変更、おまけに酒抜き。ご存知の通り、音楽ライブ業界は未だに苦しい状況が続いています。

しかし、音楽で生きている人間、生きるのをやめてしまうことはできません。出演者もお店も、安全に楽しくライブを行うべく、アコースティックによる小規模ライブの利点を活かして、できることをできる範囲でなんとか始めています。
関内のサラスヴァーティ弁天も、できる限りの感染予防対策をして、配信ライブを含め、音楽の火を消さないための努力をしてきたお店です。マスターの宮森さんには本当に敬意を表したいです。

そんなわけで昨日はツアー初日、しかも久しぶりに益田洋さんとのジョイントライブで、楽しくないわけがありません。思えば益田さんとのライブも歴史が古く、2003年に海老名のシュガーでAKIさんと3人ライブをして以来、北海道から九州まで様々なお店でジョイントさせていただいてきました。こんな苦しい状況でもこの二人でライブができたことは、本当に嬉しいことでした。

有観客＆配信ライブということで、複数のカメラに囲まれてやや緊張しましたが、前半の私はラグタイムとアルコールワルツのいくつかを時間いっぱい楽しく演奏しました。
後半の益田さん、短めの曲紹介の後、S&G、ビートルズ、ビリー・ジョエルなどの名曲を次々と流麗に演奏。益田さんは、YouTubeでpeacejoytownとして数々のギターソロ動画をアップしていますが、意外にもどの動画でも一言も喋っていないそうで、動画で喋ったのは初めてだと言ってました(´⊙ω⊙`)！

最後は二人で「Maple Leaf Rag」を含む三曲を共演。楽しい共演ライブは、あっという間に終わってしまいました。緊急事態宣言延長のせいで、20時には撤収しないといけなかったのです。開場時間も当初の予定から1時間前倒していますが、ライブの後の余韻に浸れるようになるのは、もう少し先の話かもしれません。
お越しいただいたお客さま、配信をご覧いただいた皆さん、そして宮森さん、益田さん、どうもありがとうございました！

益田さんとの次回共演までには、コロナ禍が収まっていてくれればいいなあと思いつつ、無事に初日が終了したのでした。

さあ、今日は国分寺クラスタでのソロライブ。マスクといえばこの人、覆面シンガーも出ますよ！

★ 9月16日（木）　開場17:30／開演18:00 （開場・開演時間が変更になりました）
国分寺 クラスタ （東京都国分寺市本多2-1-11ＧＴ本多ビル２Ｆ）
出演：浜田 隆史（ギター、歌）／超ゲスト：覆面シンガー（ギター、歌）
料金：3,000円（２ドリンク券つき）
お問合せ：tel : 042-326-8184（クラスタ）