仕事モード

ここ2日ほど、夫がリモート会議をすることが多くなりました。
そのあいだ、私は息をひそめる…まではいきませんが
ドキドキしてしまいます。
同じダイニングテーブルで向かいでパソコンを開いているけれど
夫の会議は専門用語が飛び交い、なんのことやら、という感じです。
ヘッドセットをつけて、あれこれ話し合っている感じです。

リモート会議、というより、ヘッドセットをつけて背景が映らず
音声会話だけなので、リモート通話、といったほうがよいのでしょうか？
とにかく、いまも始業してから10分なのにどなたかと話しています。
きのうはテレワークとはいえ、21時まで残業だったので
本当に大変なんだなあ　と思わざるをえません。

***

先日、通院に行ったときに地下鉄駅の柱に、衆議院選挙スタッフ募集　という
貼り紙があって、17000円いただけるそうです。
夫が推測してくれたのですが、選挙にいくとなにやらファイルとはがきを照合して
「○番の受付へどうぞ」と案内する、あのお仕事のようで…

頭をつかう仕事はもう私にはできそうもないので、
仮に近所の小学校にまえの日に土足用のブルーシートを敷いたり
候補者の名前を書く机を並べる　という力仕事ならなんとかできそうな
気がしたのですが…むしろそれならできる自信があります！

社会とつながりがほしくてなにかお仕事がしたい　と思っても、
10数年も働いていないので、社会の暗黙のルールを忘れてしまったのと
認知機能障害がじゃまをしてなにも覚えられない　という状態です。
普通に買いものをするのもあたふたしてしまうので
店員さんはすごいなあ　といつもスーパーにいくたびに思ってしまいます。

社会とのつながりは仕事だけではなくても、持てる気がするので
仕事仕事と焦る必要はないのですが…
たまに、同年代のかたがばりばり働いているのを見聞きするたびに
「どうして私は」という変な焦り？　なんでしょうね？
言葉にはできない、おかしな感覚に陥ってしまいます。

夫は働かなくていい　といってくれているので
（というより、なにも役に立たないので雇い主に失礼ですね）
こういう生活を結婚してからずっと続けていたため
ひょんなことから2年まえから通いはじめた
社会との接点が唯一持てるジムが再開することを心から願っています。

***

話はかわって、今月末に誕生日なのですが
けさ、なんとなく「もうすぐひとつ歳をとってしまう〜やだ〜」とつぶやいたら
おねだりのつもりはなかったのに、誕生日プレゼントとして
常識の範囲内で好きなものを買っていいことになりました。
高級ブランドには興味がないのですが、夫いわく
「ヴィトンのバッグは買えないけどね」とのことです。
いざ、なにかほしいもの　と探すと、ちまちまと買う感じになるのでしょうか。

ゆっくり考えてみようと思います。