かなり前に、何千円購入した人にサービスでプレゼントがありますとのスーパーのアナウンスで、私は該当者だと気がつき、サービスカウンターでいただいたのがこのサクマドロップだった。
なんだドロップかぁとチョットがっかりして、キッチンの戸棚にしまい忘れていた。
戸棚を整理していて、サクマドロップを発見した時に、なんと勿体ない事をしていたのかと反省し、開封して中味も味わってみた。
そうなんです。戦争を知らないで育った者でも、お菓子なんて無い。このサクマドロップにかなりお世話になり、楽しい幼児期を過ごさせて戴いた想いでがワンサカ蘇ってきたのです。
それです! 「火垂るの墓」あの幼い節子が、天国にも行けるような楽しみにしていたサクマドロップなのです。
さっそく味見をしてみました。すぐに湿気るのは昔と同じでしたが、なぜか味が違うんです。
これは私が老人で、味覚の感覚が鈍ってしまったのかも知れないが、確かに違うのです。
もっと、これは何味とか、ハッカに至ってはもうヒリヒリするぐらいだったものですから、どうしちゃったんだい、どうしちゃったんだいサクマさん! なんて感じぃ。
これも社会を考慮してのことなんざんすね〜。
幼児にあのヒリヒリ感は健康に悪い訳だし、甘すぎも虫歯予防には良くないっと、そうなる訳でぇ。
でも生き残っていてくださって、本当に感激至極でございます。サクマさ〜ん! ありがとう!
さらにはに「火垂るの墓」の原作をしっかりと読んでみようと思ったりしています。
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