【個】再·有給休暇23日目 クルーズ船の一日

8月24日(火)



前夜、23日23時45分に神奈川県横須賀港出航の｢東京九州フェリー｣、北九州·新門司行き｢それいゆ｣で過ごす一日。
実は、これに乗る為に18きっぷで1日掛けて移動したのです

この航路は今年7月1日に新たに開設されたもので、待合室も船内も新築独特の新建材の匂いが新しさを感じさせます

広い待合室に先客は1人。写真は待合室の案内ビジョンから、泊まる個室ベッド 部屋·船内露天風呂·フォワードサロン。

基本運賃(ツーリストA·相部屋ベッド)は12000円。
我々の一人個室(ツーリストS)は+6000円の合計18000円。さらに上等級船室はそれぞれのルームチャージが必要。
先発のオーシャン東九フェリーよりリーズナブルな運賃設定で、レストランやパブリックスペースも充実しています。
(オーシャン東九フェリーにはレストランが無く、毎食自販機で購入)




(価格は税込)
レストランは乗船開始(23時)から深夜1時まで夜食営業していますが、これはパスして風呂に入り就寝。

朝食(8時〜9時)は和洋のプレート(900円)を。麺類やアラカルトもあります。

昼食(12時〜13時)。レストランも営業しているが、敢えてデッキで潮風を感じながら｢バーベキュー｣(900円)。席数が限られるので10時30分から時間と席を抽選販売なのだが、この日は乗客が少なくて先着順で好きな時間と席を予約する(12時15分〜)

夕食(18時〜19時)。
メニューも増え、｢鹿児島産·トンカツ定食(1200円)｣·｢ベルリン屋台ソーセージ(600円)｣、｢フェリー特製ビーフシチューセット(1300円)｣。

一人旅でなく2人だとシェア出来るのが最大のメリットかな。
神奈川県も福岡県も緊急事態宣言中で酒類提供していない。それで小田原駅の成城石井で仕入れて来たが、待合室も船内も普通に売っているではないか
結局リュックの中に保管したまま、担いで大阪まで帰ったとさ(笑)




船内での約22時間、退屈するかもと本を2冊持ってきたが、結局読まず。
意外にも船内生活、忙しいのです。
レストランは時間限定だが、露天風呂付き大浴場は乗船時〜深夜1時と8時〜20時開放。太平洋の大海原を眺め、潮風を受けての入浴は気持ちエエの一言に尽きる

無料のトレーニングマシンルーム(自転車漕ぎ)やチビッ子用キッズルーム、大浴場にはサウナ室もあるが、現在はコロナ対策で閉鎖されていた。

我々の1日はざっとこんな感じ
23:00 乗船·入浴
0:00 就寝
7:30 起床
8:00 朝食
9:30 エントランスでクロスワード配布。全問正解者から抽選でプレゼントあり。神奈川県や九州、船の豆知識等、上手く作られた問題はなかなか楽しめる。丁度潮岬沖航海中で一時的にネットが繋がり、皆さん検索に夢中だ 提出するとフェリーオリジナルクリアファイルが貰える。
その時、相方船｢はまゆう｣と洋上ですれ違い。互いに汽笛を鳴らしての航行になぜか興奮するぞ
11:00 スクリーンルームでプラネタリウム鑑賞(40分)
12:15 バーベキューの昼食
14:00 スクリーンルームでシネマタイム。この日は｢ゴーストバスター｣(上り便は｢ET｣)
16:30 クロスワード正解·当選者発表。全問正解したが、抽選はハズレ
18:00 最後の晩餐
19:00 最後の入浴
21:00 下船

合間をみて3回(桃井さん4回)も風呂に入ったよ。
個室部屋にはテレビ(ヘッドホン無料貸出あり)もあるが、地上D波はボヤけBS中心でほとんど観ず。

乗客定員は268名だが、おそらくこの日は30名位かな？
で、イベント時も密にならず。
新造船はエンジン音も静かで快適。
天気にも恵まれ、太平洋航路なのに揺れもほとんど無かった。
スタッフも皆さん親切で、優雅な1日を楽しむ事が出来ました

おいらのデッキでの写真(時速約50kmの快走で風が凄いわ)、左胸にさりげなくカモメのマークが入ったシャツは、船内でしか買えないシロモノで、スタッフの一人も
｢私も普段着にしていて、速乾性で着心地も良いですよ｣
とお薦めの一枚。
桃井さんはマーク入りのキャップとタオルを買うてはりました。

｢定刻より10〜15分遅れでご迷惑をおかけします｣
と何度もお詫び放送があったが、結局定刻21時に真新しい新門司港ターミナル到着。
名残惜しさを感じながら下船。
送迎バスで門司駅経由小倉駅。
お泊まりは両隣がソープランドの｢リコホテル｣。

遅いチェックイン、下船前に入浴してるんで即就寝。
｢それいゆ｣は24時にはまた横須賀へ向けて出航。頑張ってるよ


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横須賀中央(5分)21:15横須賀港(乗船開始23時)23:45〜
〜(終日クルーズ)〜21:00新門司港＝21:40小倉