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2021年08月22日08:43

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刺激的な投票行動!?

本日は日曜日なので、いつものように家でゆっくりしている。
ただし、すでに一度外出してひとつ「役目」を果たしてきた。

というのは、横浜市長選挙の投票に行ってきたのである。
3月中旬に広島からこちらに移ってきて以来、初めての選挙だ。

私は二十歳に選挙権を得て以来、基本すべての選挙に一票を投じてきた。
権利というものは、行使しなければ意義がないものと解釈されて、いずれ取り上げられてしまうものだ。

そうでなくても、大人になった証として、政治に対して自分の意思を示そうという思いが働いている。
実際には私の一票が当落に影響するほどの僅差になったことはないのだが、気持ちの問題として選挙に行くことを続けているのだ。

ただ、もう20年以上も投票し続けていると、初めて投票した時のような新鮮味も高揚感無くなってくる。
ここはひとつ、投票を自分にとって刺激的なイベントにしたい!

そう考えて今回私は、いつもと違う投票行動を取ることにした。
それは「投票所一番乗り」である!

それぞれの投票所で一番乗りを果たした有権者には、特別な役割を与えられることをご存じだろうか?
それが、投票箱の「空虚確認」とか「零票確認」と呼ばれるものだ。

投票開始前の投票箱に、あらかじめ何者かが不正に票を入れていたら、それだけで公正な選挙ではなくなってしまう。
そこで最初に投票する人は、投票箱に何も入っていないこと、空であることを確認する役目を仰せつかるのである。

このことは、ネットで知った。
そのとき、一度でいいからこの「零票確認」をしてみたいなと考え、今回実行に至ったという次第。

6時30分ごろ、つまり投票開始の30分前に私の住む地域の投票所を訪れた。
すると予想通り、だれも並んでおらず、あっさり一番乗りが確定した。

結局2番目の方が来たのは6時50分ごろで、よほどほかに一番乗りを意識した方がいない限り、30分も余裕を見ておけば零票確認者になれることだろう。
こんなに早く来た私を見て、選管の方から「もう投票に来たの?すごいねー!早起きなんだね〜!」などと声をかけられたのだった。

投票開始時刻に先立ち、選管の方に言われて私の投票整理券を預けた。
一番乗りの人をいち早く選挙人名簿の中から確認することで、スムーズに2番目以降の方が投票できるようにするためだそうだ。

なにしろ私が投票用紙を記入し、投票箱の中身があることを確認して施錠し、票を投じるまで2番目以降の方は待たなければならないのだ。
そんなわけで、7時になって投票が開始され次第、私も一連の投票行動を進めた。

まずは手の消毒。
選管の方が付き添って下さり、「本来はここで投票整理券で名簿を照合するのですが、今回はもう確認しています」といってそこはスルーしたのだった。

そして投票用紙を受け取り、記載台で速攻記入。
ここは速やかに行わなければ、後ろに並んでいる20人ほどに迷惑が掛かってしまう。

候補者の名前を書いた紙をタテに二つ折りすると、投票箱のところに数人の選管の方がおり、私に空であることを示してくれた。
投票箱の中身が見られるなどという貴重な体験は、なかなかできるものではない。

「はい、問題ありません」というと、選管の方が投票箱を閉じて鍵をかける。
そして私が誰よりも早く一票を投じたのだった。

それをきっかけに、二番目以降の方が順次一連の流れをスタートさせる。
私は最後に、投票証明書を受け取ってその場を後にしたのだった。

こうして、私の特別な投票は終了した。
無事に「大役」を果たせてホッとした気分である。

そんなわけで、いつもと違う体験ができて、ちょっと刺激的だった今朝の私であったほっとした顔
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