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2021年08月12日02:23

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日常日記 2021年8月9&10日 『キネマの神様』『共謀家族』



9日(月/振替休日)豪雨後曇りのち晴れ
朝、凄い雨の音で目覚めてしまい、時計を見ると8時前、そのまま凄く浅い眠りのまま推移
マルが迎えに来て時計を見るともうすぐ10時、まあ起きるかな、トイレに降りて、マルに朝ご飯あげる
外は凄い雨、今日はシネマサロンの課題作を観に行こうと思っていたけどこの雨じゃ無理かも
テレビ点け「ノンストップ」を見ると、開会式で話題になったピクトグラムの人たちが出演したので見て、そのまま笠原おかず道場を見る
マルエリアのウンチを片付けマルトイレを奇麗にして、洗顔を済ませる
マルにご飯の追加上げ、マルの水椀を奇麗にして冷たい湯冷ましでいっぱいにすると、雨が上がって陽射しが出て来た、これなら映画観に行けそう
ということで、台風一過かかなり晴れてきたので帽子も被って、11時過ぎに家を出て新宿に映画観に行く
11時45分頃新宿ピカデリーに到着、当日券を確保して、ご飯食べに外に出る
ちょっと歩いてみたが思いつく食べ物や店も無く、まだ12時前なのでまたしてもここに入りました
GINZA Rrnoirルノアール新宿明治通り店 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13206289/
12時前だと安いモーニングが食べられ、今日は月曜日なので珈琲お替り出来ます
ということで、モーニングの中から久しぶりにSをチョイス、ソフトフランスパンのサンドウィッチで玉子、鶏照焼、ハム、ポテトサラダが挟まって、カップスープとジャムヨーグルトが付きます
これにブレンドコーヒーを頼んで880円は格安、そして月曜火曜は珈琲お替り無料、最大限時間いっぱい楽しみました
12:40@新宿ピカデリー ♯1 『キネマの神様』 https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
淀川先生を使った宣伝が冒涜しているなど新しい話題も呼んでいる松竹映画百周年記念作品、詳しい感想は『共謀家族』の更に後最下部に置きます
観終わると今日はまだ3時、明日観る予定のシネマサロン収録予定作のチケットを新宿バルト9に買いに行き確保して、通り道の追分だんご本舗で豆大福と団子を買って帰途に就く
4時前に家に着き、マルのウンチとトイレを奇麗にして、ようく手を洗って、マルに夕ご飯あげる
テレビ点け「相棒」見ながらお湯沸かして珈琲淹れる準備、ああ今日は陣川警部補シリーズね
珈琲淹れて買ってきたよもぎ団子こし餡と豆大福を一つずつ楽しみながら「相棒」見る
水崎綾女演じる陣川警部補の妹が登場した「妹よ」回でした
そのままニュース見る、本日の東京のコロナ罹患者数は休日のせいか最近の中では少ないけどそれでも結構多い、PC立ち上げていじりながらニュース見続ける
7時からCXの「ジャンクスポーツ」見ながらPCで遊ぶ
8時半頃お腹が空いてきて夕食の準備、もう買い物行くの面倒なのであるものでつくります
本日のメニューはカニカマ天津丼、追分団子の山椒みたらしと生醤油海苔を添えて、シーバスリーガルミズナラのソーダ割りつくって、「きょうの料理」見ながら美味しくいただく
食後に夕食の片づけしながら珈琲淹れて、またまた追分団子の粒餡と豆大福を一つずつ楽しみ、「ニュースウォッチ9」見る
10時半頃少し寝落ちしてしまい、11時からコロ部屋で「おかえりモネ」見て、そのまま「ウルトラQ」見る
本日は「海底原人ラゴン」の回でした、黒沢年男が超若かった
そのまま「町中華で飲ろうぜ」見るが、「飲ろうぜ」でコーラだったりするのが物寂しい限り
0時過ぎに湯浴みの準備して、本日ここまでの日記を書き、『明日に向かって笑え!』の感想を書いて8月7&8日分日記をUPする
1時過ぎから寝る準備、マルケア、プラスティックごみ出しして来て、1時半過ぎに湯浴みしてくる
PCでちょっと遊んで、最後の雑事して、3時過ぎにベッドに行き4時頃就寝

10日(火)晴れ 猛暑日で温度最高
早朝寝苦しくて完全に目覚めて、そろそろ起きる時間? と、時計見るとまだ7時前
これはヤバいね、また眠れるかしらん、浅い眠りながらなんとか寝入れて10時頃のアラームに起こされる
今日は天気が良くなる筈なんで、日曜日に洗えなかったシーツ、タオルケット、枕カヴァなど持って降りる
トイレ済ませ、マルに朝ご飯あげ、洗濯物を集めて洗濯機を回す
二階ヴェランダに上がって洗濯物を干す準備して、敷布団を虫干しする
降りてきて、ダイニングのマルが使ったトイレシートを片付け、マルエリアのウンチを処理、マルトイレを奇麗にして、洗顔を済ませる
庭に出ると凄い陽射しで温度も高い、新聞取って来て読んでいるとマルが来たのでご飯の追加上げる
11時頃洗濯が終わったので、ヴェランダに上がって洗濯物干す、数は少ないのでそれ程かからず
降りてきて、マルの水椀を奇麗にして冷たい湯冷ましでいっぱいにして、ご飯の追加上げる
マルがもう寝る態勢に入ったので、残餌を棄て餌椀を奇麗にしておく
11時50分頃に家を出て、映画観に新宿に向かう
昨日鑑賞券を先に確保したので、西武新宿PePeから地下に降りサブナード入ってすぐのここで昼食
とんかつ 和光 新宿サブナード店 https://g746621.gorp.jp/
最初はミックスフライ定食系にしようかなぁ、と思っていたら、かつ煮系メニューもあるのでここから選択
海老ひれかつ煮御膳を食べることにして、追加で北海道真鱈フライももらう
煮たっている鍋に玉子でとじた海老フライが1本、大き目のひれかつ2ケが半分に切られて4切れ、玉葱もたっぷり入っていて美味しそう
真鱈フライにはタルタルソースが添えて無くてちょっと残念、しかも卓上に醤油も無かった
御膳にはご飯、味噌汁、千切りキャベツ系のサラダが付いていてお替り自由、それに大根の漬物
せっかくだし、おかずも多いので味噌汁とご飯お替り1/3でお願いして、全部いただき超お腹いっぱいで満足、カツ煮ってたまに食べたくなるけど美味しい
13:20@新宿バルト9 ♯7 『共謀家族』 误杀 誤殺 SHEEP WITHOUT A SHEPHERD
https://kyobokazoku.com/
フェイヴァリットな作品では無かったけど1時間52分大変面白く観られて楽しめました、感想は最下部に
観終わると3時半、普通に急いで帰途に就き、4時頃帰宅出来、バッグを置いて上がらずにクリーニング屋さんに行き、服預けて引き取って戻ってくる
マルが待ち構えていたけど、使ったトイレシート片づけて、ようく手を洗って、マルにご飯あげる
流石に今日は温度高くて喉乾いたて、普段あんまり飲まない極小ミニコーラをつい3本も飲んでしまった
時刻はもう4時半、テレビ点けて「相棒」見ると、でんでんさんがゲスト出演中、ああこのエピソードだったんだ、今日は、「背信の徒花」回でした
そのままニュース見る、昨日休日だったので本日のコロナ感染数はそれほどでも無かった
PC立ち上げ、『共謀家族』をチェックして、2021年手帳や映画ノートを記す
マルがもっとくれと要求し始めたので、捕まえてキャリーバッグに入れて動物病院に連れて行く
点滴してもらっていたら珍しくマルがいきなり動き出したのでどうしたと思ったらおしょんしょんし始めた
先生がついでだから検査しましょうとおしょんしょんを見てくれて良かったけど、更にマルはウンチした
背中に針が刺さって身体の中にビタミンが入っている最中にウンチとおしょんしょんするとは実に豪気な猫だなぁと改めてマルに感心しました
戻ってくると6時半過ぎ、早速マルにご飯の追加あげ、エクセルの出納帳につけて映画ノートの続きを書く
7時過ぎからテレビ点け「家事ヤロウ」見ながらPCいじる、相変わらず和田明日香手際よく可愛い
8時半頃からどうにも眠くなってしまいダイニングテーブルで完全に寝落ち、ハッと気づくともうすぐ9時半
「ニュースウォッチ9」見ながら本日の日記を書き始める
「ボンビーガール」の頭見て日記の続き書き、10時45分からNHK「カバーズ」大瀧詠一&松本隆特集
11時からコロ部屋で「おかえりモネ」見終わって、湯浴みの準備して、瓶缶ペットボトルごみと燃やすごみ出しして、マルケアして湯浴みしてくる
0時から「ウチのガヤ」見る、本日は寺田心くんの登場で面白く見る
喉乾いて小腹空いたので、世界の木の実&ドライフルーツとフムスチップスをアテにシーバスリーガルミズナラのソーダ割りつくって飲み食べする
寝る準備、マルケアの続き、最後の雑事して3時前にベッドに行き

では『共謀家族』感想です
後で調べてみると、三度目のリメイクということで、脚本もよく練られていて、キャラクター造形もメリハリよく巧みに描かれていて、娯楽映画としてはよく創り上がった作品だと思いました
テーマはなかなか微妙ですが、第一に家族愛、しかし、この家族愛を美しく賛美するものとしてだけ描いてはおらず、母の愛、父の愛、息子や娘に対する日常的な接し方などを固有に描き、更にはそうした家族愛の強さが周囲の人々を巻き込んでいく怖さのようなものも描いているように観受けました
世の中に対するシニカルな視点もきちんと盛り込まれ、ただの娯楽映画としてだけでなく重層的な厚みを与えていると思いました
更に、本作の出自に対してもやや斜めな見方をしてしまいます
中国映画なのに、何故舞台がタイなのだろうか?
本当に勝手な推測ですが、中国のどこかでは企画を通せなかったのではないか? とか
サム・クァー監督がマレーシア出身、台北国立芸術大学で学んだというのを読むと、タイを舞台にこの企画を通して中国の現況を被らせた視点があるのではなかろうか、と考えました
この推測は決して穿ち過ぎではなく、退廃した警察や政治、庶民の暮らしにくさなど中国政府に対する批判が垣間見えるような気がしました
ということで、前半のコミカルな演出にはちょっと辟易もし、大仰な演出も散見され、決してフェイヴァリットな作品では無かったですが、現代社会への批判的な視点を強く感じたよく出来たエンタテインメント作品で大変興味深く面白く観ました

更に『キネマの神様』感想です
本作は映画としての魅力を持った映画だとは思いますが、長所と欠点が著しく乖離しているのが観ていてちょっと苛いなぁと思いました
僕が最も観ていて苦痛だったのは、ドラマの薄さと主人公の造形です
まず主人公のゴウについてですが、菅田将暉が演じているので観客に大きな誤認を与えていて、それを山田監督が物凄くよくわかった上でやっているのが強烈に嫌でした
本作を観て最大に呆気にとられた件りは、監督に抜擢されたゴウが処女作撮影初日に思うように行かない上に高所から落ちて骨折して降板した後、退職届を出して松竹を辞めて田舎に帰ったことです
ハッ? なぜ? こんな展開で始まるの? この映画
しかし、菅田将暉が演じるゴウは、芯はあるがピュア過ぎて、自分の才能の無さ加減に嫌気がさして志半ばで気が折れ挫折してしまうように見えます
でもそれなら、菅田将暉の演じるゴウなら絶対にリベンジを果たそうと頑張った筈です
半年後に田舎から撮影所に戻り、床に頭を擦り付けて撮影所長に謝り、もう一度最初のペエペエからやり直しさせてください、と頼み込んだと信じたい
勿論その後うまく行かなかったかも知れません、しかし、自分で汚名返上、名誉挽回のチャンスを造る人間のように描かれていました、菅田将暉演じるゴウは
でも、実は、本作のゴウは、顔は良いけど薄っぺらの大言壮語、上役やスターに取り入るのがうまいだけの人間なのでしょう
田舎に帰ったゴウはきっと追いかけて来た、永野芽郁演じる淑子と暮らし、40数年にわたってその辺の女子にちょっかいを出し、覚悟の淑子でさえ愛想をつかして離婚届を出そうとしたのでしょう
この40数年のドラマがまったく描かれないので、菅田将暉演じるゴウの幻想のような残像が観客をさいなみます
あの夢を声高らかに語っていた、菅田将暉演じるゴウはただのクズだったのか?
そして、語られていないもう一点は、円山一家はいつ逃げ帰った田舎から東京に出て来たのでしょうか?
テアトル銀幕の近くに越してきたのはいつだったのでしょうか?
淑子は7年前にテアトル銀幕で働くようになったようですが、それまでゴウや淑子は映画を観に来てはいたのでしょうか?
映画中で一番キャラクター造形が施されていたのは、小林稔侍演じるテラシンだろうと思いました
余計なことですが、面接で履歴書を読んだはずのテラシンが淑子をその時点で認識できないのも観ていておかしく思いました
ということで、本作の物語とキャラクター造形にはほとほと付き合いきれず、都合の良いところ取りした粗筋のようなストーリーはスカスカで全く実感もわかず、映画内世界に寄り添えませんでした
反面、本作の面白く観たところはやはりかつて華やかだったころの撮影所風景でした
撮影所内で暮らす人々、近くの大衆割烹の雰囲気、リリー・フランキー演じる出水宏監督、北川景子演ずる往年のスター女優などは観ていて非常に楽しく、映画内世界の空気感を心地よく感じながら楽しく観ました
演技陣もその撮影所内で生き生きと演じていた菅田将暉、永野芽郁が良かった、意外と好演と思ったのは小さい役を演じた志尊淳でした
沢田研二はかなり頑張っていたように観受けました、クズの成れの果て、日々何とかやり過ごそうと生きているゴウを立体的に造形していたように思いました
ただ、菅田将暉演じるゴウと沢田研二演じるゴウの乖離は余りにも隔たり過ぎではないでしょうか?
これは演者のせいではなく、脚本と演出だと思いますが、実は山田監督の計算通りのような気もしました
ということで、人生の前半部分の松竹撮影所時代のパートは大変面白く観て、晩年時代は俳優さんの演技は楽しみながらもその世界観とそこまでのドラマの薄さから読み取れない映画内世界にがっかり、という印象を持ちました
ただ、本作はこうした通常の映画の枠を逸脱した2021年に公開されるべき作品としての相貌を抜きにしては語れないとも思います
それは勿論、コロナ禍にある現在を映画の中に映し出そうとした思いでしょう
主役を演じるはずだった志村けんを新型コロナで失い、映画館、特に個人経営館の相当厳しい現況を憂い、公開されている2021年8月もまったく好転していない状況
本作はそうした現実を映画に採り込み、薄いドラマ性を補うような虚実ないまぜの不思議な感触を産み出していることも大きな要素となっています
こうした映画を誰しもが創り得ないということも僕も強く認識しており、後一か月で卒寿を迎えられる山田洋次監督の独自固有な存在にはレスペクトの念を強く抱きました

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