現在私は、東京オリンピック男子マラソンの中継を見ている。
見ようと思えば見られる数少ないオリンピック競技だが、さすがに札幌まで行く根性はなく、このコロナ禍の状況にあってはたとえ東京で開催されていたとしても自粛したことだろう。
しかしテレビ中継を見ていると、沿道にはたくさんの人がいて選手たちを応援している。
それが基本途切れることがないので、普通の大きなマラソン大会と同じような状況だ。
現在先頭集団が28km地点を通過したところで、10数人にまで絞られてきた。
かなりのハイペースで推移しており、日本人選手3人のうち2人は後方の集団に下がっているが、大迫傑選手だけは先頭集団に残っている。
このあとさらに揺さぶりをかけ、ライバルの選手を振るい落としていくのだろう。
すべての選手に、頑張ってほしいと願わずにいられない。
さて、昨日の野球の決勝での侍JAPANは本当に素晴らしい勝ち方だった。
会社の先輩は「自分が見ると負けるから・・・」という理由で中継を見なかったそうだが、私は1イニング目からずっと観戦してきた。
夕食の用意をしていたため、先制点である村上宗隆の本塁打は生で見ることができなかったが、その後の投手陣の踏ん張りや、8回の追加点などはしっかり見届けることができたのだった。
メジャーの選手が出場していないとはいえ、まさか米国相手にここまで強い勝ち方をみせるとは!
最後の打者を二ゴロで打ち取ったときは、うれしいというよりは勝利で終わるべくして終わった感じだった。
一つ一つの勝利はとにかく薄氷を踏むようなギリギリ感があった。
それでも、終わってみれば5戦全勝ということで、地元開催の有利があったとはいえよくやったものだなと思う。
やはり、最後まで諦めることなく、守備にも攻撃にもベストを尽くし続けたことがよかったのだろう。
今大会の侍JAPANを見ていて、何だか野球の神様を敬い続けた結果勝利に恵まれたような気がしてならなかった。
多くの人がそう思うだろうが、私も金メダルを取ってくれてうれしい。
こんな面白い競技だが、残念ながら4年後のパリ大会では開催されないそうだ。
ソフトボールと共に、早くまた復活してほしいものである。
マラソンのほうは、33kmを過ぎで、大迫選手は現在8位。
五輪2連覇に向けて、キプチョゲの独走はどうやら揺るぎないようだ。
最後の最後まで、男子マラソンの様子を見守り続けたいと考えている今朝の私であった
ログインしてコメントを確認・投稿する