※画像は化石燃料と税金の無駄使い!航空自衛隊の曲芸飛行。
曇っていて見映えが悪い。
「罰(バチ)」という概念は西洋のキリスト教にはないらしい。
同僚でクリスチャンのNちゃんが言っていた。
しかし、これは眉唾である。
ヨハネによる福音書第5章にはこうある。
14 そののち、イエスは宮でその人に出会ったので、彼に言われた、「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことが、あなたの身に起るかも知れないから」。
これは、モロに「罰」のことではないのだろうか?
やはり、キリスト教にも「罰」の概念があるのだ!
それが、普通の人の持つ原初的な感性ではないだろうか?
【罰(バチ)】
人間が犯した悪事に対して神仏が与えるこらしめ。天罰 (てんばつ) 。
類語
天罰(てんばつ) 天誅(てんちゅう) 神罰(しんばつ) 仏罰(ぶつばつ)
罰とはもとは仏教の言葉で「因果応報」のことであろう。
端的に言えば、「善因善果、悪因悪果」ということであり、よい原因はよい結果を導き、悪い原因は悪い結果を導くということだ。
憲さんは敬虔な仏教徒でありこの「罰」の概念=「因果応報」説を信じており、自身の行動規範、道徳律としている。
( ̄ー ̄)ムフフ
この『罰』に関する大変合点のいくコラムを読んだので是非皆さんに紹介しておく。
昨日(7月23日)の東京新聞、ジャーナリストの北丸雄二さんの本音のコラム、「バチと祟りと遭難と」という題のコラムである。
長くないので全文紹介する。
以下、全文引用。
ホテルのエレベーターには「日本人専用」「外国人専用」とまるでアパルトヘイトな張り紙が掲げられ、「女が入ると会 議が長引く」と軽口を叩く会長がいて、LGBT差別禁止も理解増進も決められない政党が政権を 握り、障害者虐待や教師いじめを自慢するスタッフを起用してしまう。最後の最後?には開会式ショーの演出家がユダヤ人虐殺ネタで解任され・・・人種、肌の色、性別、性的指向、宗教その他障害の有無を含むいかなる種類の差別も受けてはならないと謳うこの国際イベントに、そもそも手を挙げる資格があったのかとなぜ今になっても考え込まされなければならないのでしょう。 どこでどう間違ったかではなく最初に「五輪開催期間の東京は温暖で理想的な気候」 と真っ赤な嘘をついて誘致したことの、バチか祟りかとしか思えません。
前回64年の東京五輪の際も、ゴミ問題や劣悪な住環境、公害や水不足など大都市ゆえのインフラ欠陥が露呈し、ポスト五輪はその解消に費やされました。今回も、これまで黙過してきたこれら人権問題への無知と無恥 とを解消するように動けば「災い転じて」になれるのでしょうが、その責任においても名誉最高顧問のアベ・マリオ氏は、五 年前にリオから土管に潜っていう東京に向かったはずなのにどこぞで遭難したのか、今日の開会式には 出席できないんだそうです。
以上、引用終わり。
参考までに・・・
↓
「外国人と日本人のエレベーター分ける 都内のホテルが貼り紙 ⇒ 批判受け撤去『誤解招く表記だった』【東京五輪】」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57823955e927fbcddebc3811f5b191e5424862f
「『女性がたくさん入っている会議は時間かかる』森喜朗氏」
https://www.asahi.com/articles/ASP235VY8P23UTQP011.html
「河北新報社説(6/1):LGBT法案見送り/差別解消に逆行している」
https://kahoku.news/articles/20210601khn000009.html
「安倍前首相、五輪開会式への出席を見送る方針 リオ閉会式ではマリオの衣装」
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/general/news/202107220001065.html
アベ・マリオは、もう一生土管の中で遭難し続けていて欲しいと思うのは憲さんだけではないだろう。
筆者の石丸氏は「『五輪開催期間の東京は温暖で理想的な気候』と真っ赤な嘘を」アベ・マリオがついたと書いているが、それもそうだが、最大の嘘はこれであろう。
「アンダーコントロール」
安倍は、2013年の東京五輪・パラリンピックの招致演説で、福島第一原発の汚染水状況について「アンダーコントロール(管理下にある)」と嘘をついたのだ。
しかし実際には現時点でも汚染水はコントロールできずに日々たまり続けており、いまや世界人類の大切な資源である海洋に汚染水を放出しようとしているではないか!
参考
↓
「アンダーコントロールと『まったく矛盾ない』 菅首相」
https://www.asahi.com/articles/ASP4F410PP4FUTFK007.html
こんな国のトップが平然と嘘をつく「嘘つき国家」に世界的規模のスポーツの「祭典」などやる資格などないのである。
事実、それは開催直前の過程で「障害者虐待や教師いじめを自慢するスタッフを起用してしまう。最後の最後?には開会式ショーの演出家がユダヤ人虐殺ネタで解任され・・・」(コラムより)など主催者側の低水準さのメッキが剥がれ、世界的な嘲笑の的になってしまった。
そしてこの期に及んでは、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会理事の中京大学の來田享子教授(五輪史)がこう指摘しているのだ。
「私は東京大会招致に反対していました。五輪開催を担うには、日本の民主主義に対する意識や人権感覚が国際水準に追いついていないと感じていたからです。しかしここまでとは……」
参考
↓
「『安倍マリオ』から始まった『あまりにも軽すぎる』五輪」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ecf8c3fc95d213b1479168dc9d61120db453051?page=3
この先生も他人事のようだが、大会組織委員会の理事なのだからもっとどうにかできたであろうに・・・。
(´Д`)=*ハァ〜
話を元に戻すが、仏教的に言えば「因果応報」「悪因悪果」「悪い原因は悪い結果を導く」ということであり、キリスト教的に言えば「罪を犯せば、何かもっと悪いことが、あなたの身に起る」のである。
このようなコロナ禍で何の経済的効果もなく、何の感動もない「呪われ、祟られた」オリンピックの開催となったのは日本の為政者と大会組織委員会の不誠実さと傲慢さのまさに「因果応報」の結果なのであろう。
「天網恢恢疎にして漏らさず」である。
まさに、悪事をなしたものは早晩必ず天罰を受けるのである。
参考
↓
【天網恢恢疎にして漏らさず】
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A9%E7%B6%B2%E6%81%A2%E6%81%A2%E7%96%8E%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E6%BC%8F%E3%82%89%E3%81%95%E3%81%9A-579005
今回の五輪はまさに「日本にバチが当たった」のである。
化石燃料と血税の無駄使いであり、それこそ温暖化の原因である二酸化炭素を無意味に垂れ流す航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が昨日、東京上空を飛んでカラースモークで五輪を描く予定だったらしいが、空は曇りスモークは風に流された。
参考
↓
「上空の五輪マーク再現ならず ブルーインパルス、都心を飛行」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/118727
これなどはささやかな「罰」のまだ端緒に過ぎないであろう。
この、強行開催されたオリンピックが原因で新型コロナの感染拡大が爆発的に起こり、私たち日本人は壊滅的打撃を被るのではないだろうか?
私たちはこんな無責任な連中と同じ泥舟に同乗して沈んでしまうなどまっぴら御免である。
今からでも遅くない。
五輪は中断して中止するべきだ!
フランスの大手調査会社が28カ国で実施した東京オリンピック(五輪)に関する世論調査で、57%が開催に反対しているのだ!
「東京五輪中止」は世界的規模の世論となっている。
参考
↓
「五輪開催反対 韓国が最高86%、日本78%、世界28カ国で57%」
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202107150000088.html
いまこそ、「オリンピック反対!オリンピックを中止せよ!」の民意をぶつけるべきである。
奴らは絶対に責任などとらないのだ。
どーよっ!
どーなのよっ?
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