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2021年05月30日11:14

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水割りウイスキーなら酔わないのか? 原発汚染水はALPS処理しても希釈しても人体に有害である!

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※画像はくだんの池内了先生の論評

憲さんの温泉の師匠は何人かいるが、この方もその一人である。

池内紀(おさむ)氏。

言わずと知れたドイツ文学者。

カフカの翻訳で有名だそうだが、とは言ってもそちらの本は憲さん全く読んだことがない。

憲さんから言うと、言わずと知れた温泉マニアの先生である。

はじめて読んだのが『ガラメキ温泉探険記』

実在する群馬の幻の温泉の探検記だったと記憶している。

参考

【ガラメキ温泉探険記】
http://ponta.moe-nifty.com/blog/2013/12/post-3e96.html

貪(むさぼ)るように読んだ記憶がある。

最近は『湯けむり行脚 池内紀の温泉全書』を刊行された。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784634151284

これまで全国津々浦々の名湯秘湯を訪れてきた氏の数々の温泉エッセイのなかから珠玉の100余りを完全収録しているが、この本の刊行した年に帰らぬ人となってしまった。

彼は温泉を愛し、エッセーを著し、俳句を詠み、イラストを描いたという多才な方で憲さんの憧れの人でもあった。

本職は東大の先生であったようだ。

参考

【池内紀】https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E5%86%85%E7%B4%80

ご冥福をお祈りする。

しかし、今日はその方の話ではない!

その方の弟さんの話である。

池内了(さとる)氏

日本の天文学者、宇宙物理学者。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。理学博士(京都大学)だそうである。

参考

【池内了】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E5%86%85%E4%BA%86

まー、兄弟揃って頭がよく出来がいいのであろう。

この、弟さん物理学者だが、軍学共同反対連絡会共同の代表もされているし、「九条科学者の会」呼びかけ人もつとめているらしい。

憲さんから言わせれば、きわめてまともな学者であると評価できる。

この先生、以前から東京新聞の夕刊に定期的に論説を載せてくれて、憲さん興味深く読ませていただいていたのだが、今回、5月28日に決定的な論評を載せてくれた!

憲さん、「我が意を得たり!」と思わず膝打ちして、小躍りしてしまったので、ここに紹介する。

それは、「最初に結論ありき 汚染水放出は無責任」という論評である。

そこには、こう書いてある。

以下、憲さんの“合いの手”入り引用。

>四月の関係閣僚会議において、東京電力福島第一原子力発電所敷地に溜まり続けている汚染処理水の処分について、二年後から放射性物質の濃度を国が決めた基準以下に希釈して海洋へ投棄することを決定した。私はこの決定を聞いて憤懣やるかたない気分である。

→憲さんも憤懣やる方ない!

憲さんはことある毎にそれについて、反対の声をあげている!

>「最初に結論ありき」で、政府も東電も、ほとんど何らの努力もしないまま、まさに既定の方針であるがごとく海洋投棄を決定したからである。

→その通り!

もう、海洋投棄ありきで話は進められていた!
政府も東電も、何の努力もしてはいない!
全くもって無責任きわまりない!

>政府や東電が成すべきこと は、例えば周辺の土地を買収し て貯蔵タンクを増やすとか、石 油備蓄に使われた超大型タンカ ーによる長期貯蔵を行うとかの 方策によって時間を稼ぎ、

→Σ( ̄□ ̄;)ハッ!
大型タンカー貯蔵?
それは、名案かもしれない!
当然、東電の金でね!
しかし、その案だと何隻必要になるのであろうか?
大型タンカーが?

>その間に環境に及ぼす影響の小さいモルタル固化などの研究を行うことである。

→憲さん、この「モルタル固化」については、大変懐疑的。

汚染水をモルタルで固化してしまうと、不可逆的であり液状に戻ることはない。
それに、そのモルタル分も深め放射能汚染物質が嵩(かさ)み、それを保管する場所がまた広大に必要になるのではないだろうか?

憲さんは液状で保管し、有害放射線物質の半減期が過ぎるのを待って、自然界に返すのが適当だと思うのだが・・・?

憲さん、科学者ではないのでこの案を支持する方の科学的根拠を是非聞いてみたい!

参考

「ALPS汚染水『モルタル固化による陸上保管案』を新たに提案――原子力市民委員会」
https://foejapan.wordpress.com/2019/10/05/1005/

>ところが、これらの方策を真剣に検討した形跡はなく、当然それらの検討結果や将来に対する見込みについて漁民や地元への丁寧な説明をせず、また海を汚すことについて近隣諸国に何ら謝罪しないまま、一方的に結論のみを押し付けているのである。これほどまで誠意のない決定なのに、恬(てん)として恥じるところがないのだ。

→それが今の日本が世界から「厚顔無恥」と思われている所以でありましょう。

恥知れ!恥を!(By三原じゅん子議員)

参考

「『野党のみなさん、恥を知りなさい!』 三原じゅん子氏“ド迫力演説”の波紋 ネット上では賛否両論」https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190625/pol1906250006-n1.html)

近隣諸国の心配はもっともな話であります。

今朝も、以下のようなニュースが入っていました。

参考

韓国、IAEAに「憂慮」を伝達 原発処理水の海洋放出
https://www.tokyo-np.co.jp/article/107408

まー、当然でしょうな!

>この汚染処理水はよく知られ ているように、原子炉がメルト ダウンして剥き出しになった核 燃料を冷却する水に放射能が多 量に含まれ、それに建屋に入り 込む地下水や雨水が混じって 「汚染水」が発生し、多核種除去設備 (ALPS) のフィルターを通して放射能の濃度を下げた 「処理水」としてタンクに溜めているものである。現在では一日に約百四十トン溜まっており、千二百トン入りのタンクが累計で千基以上林立し、2023年3月にはもはやタンクを置く敷地がないとして、今回の決定に及んだというわけだ。

→これについては、先生が前述している通り、「例えば周辺の土地を買収して貯蔵タンクを増やすとか、石油備蓄に使われた超大型タンカ ーによる長期貯蔵を行う」のが当面現実的かつ、一番安全な手だてではないだろうか?

もっと言えば、このような事態に陥ったのは日本政府と東電はじめ日本の電力会社の原発推進政策の帰結であり、それを推進した連中が責任を持って、他国や自国民に迷惑をかけない形で解決するのが当然ではないのか?

汚染水海洋投棄など、言語道断、もっての他であり、悪魔の所業と言わざるを得まい!

>この汚染水をALPSで処理したと言っても、まだ七割にはストロンチウムなどの放射性物質が含まれていると予想されるから再度ALPSを通す必要があり、さらに海水で百〜千倍に希釈する作業が伴うので、今後溜まり続ける汚染水も含め全量を処理するまでに三十年以上かかると見積もられている。

→Σ( ̄□ ̄;)ハッ!

ALPSで処理するのに、30年もかかるの?

(´Д`)=*ハァ〜

また、何でそんな愚かしい原発を稼働させてしまったのか?

自分達の世代で解決できず、次世代にまで負の遺産を残すとは!

本当に東電と国はどう考えているのだ!

>なんとも厄介な負債を抱え込んだものだが、 柏崎刈羽など他の原発も地下水が豊富なところに立地しており、過酷事故が起こればどこでも降りかかってくる災厄であることを知っておかねばならない。

→当然、柏崎刈羽も含め全原発の即時廃止でしょう!

事実2021年3月現在、日本国内で稼働している原発は9基(定期検査中のものも含む)となっている。これらはいずれも、事故を起こした福島第1とはタイプが異なる「加圧水型」で、西日本に集中している。

東日本大震災の発生前、日本には54基の原発があったが、2021年3月時点で地元の同意を得て再稼働した原発は大飯(関西電力)、高浜(関西電力)、玄海(九州電力)、川内(九州電力)、伊方(四国電力)の5発電所の9基のみ。西日本エリアに集中しており、いずれも事故を起こした「沸騰水型」の福島第1原発とはタイプが異なる「加圧水型」だ。一方、東日本大震災以降に廃炉が決定した原発は21基に上る。

参考

日本の原子力発電所マップ 2021年版
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00967/

しかし、これらの原発も全て廃止するのが妥当な措置だと憲さんは考えている。

>さらにALPSを通しても放射性物質であるトリチウムは除去できないのだが、水と同じだから飲んでも体内に溜まらず無害であるとか、自然界にも存在して大気や海水に含まれていて各国も海洋投棄を行っているとか、 何ら恐れる必要がないと喧伝されている。実際には、水とともにトリチウムが体内に入り、有機分子と結合した場合、脂肪組織や生殖細胞に特異的に取り込まれ、放出されるベータ線 (電子)がDNAの二重ラセンに損傷を与える可能性があると指摘されている。

→Σ( ̄□ ̄;)ハッ!

ここからです!

池内先生の重要なお話は!

先生がいうにはトリチウムもDNAに損傷を与える可能性のある危険な放射性物質だと言っているのだ!

>トリチウムからの電子のエネルギーはセシウムからの電子より小さいからあまり恐れる必要はないと言われるが、体内に入ればDNAを破壊するには十分だから飲んでも大丈夫とはとても言えない。

→Σ( ̄□ ̄;)ハッ!

「(トリチウムが)体内に入ればDNAを破壊するには十分」

麻生太郎にこれを聞かせてやりたい!

いや、麻生には是非ともトリチウム入りの汚染水を飲んでもらい、人間であることを是非とも辞していただきたい!

参考

憲さん随筆
「前略、麻生太郎副総理大臣閣下。」
https://hatakensan.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-caf64d.html

>現に原発や再処理工場の周辺で白血病の患者の割合が高いという報告がある。

→やっぱりそうでしょう!

>国が定めた規制基準の四十分 の一にまで薄めるから大丈夫だ と言うが、 水割りウイスキーな ら酔わないと言うのに等しい。

→うまい、比喩!

そうだよ!

水割りウイスキーでも十分酔うし、水割りウイスキーて酔った場合は「飲酒運転にはならない」なんて理屈は通らないでしょうに!

>危険物の放出基準はあくまで総量規制であるべきことは、公害から学んだはずである。

→【総量規制】
〘名〙 公害防止のため、排水、排ガスなど、企業から排出される汚染物を全量グラムで規制すること。汚染物質の濃度による規制に対して、その総排出量を規制する方式。

→日本は高度経済成長期にあれだけ公害で痛い思いをしたにも関わらず、その教訓から何も学ばず、原発事故を起こし、さらに汚染水を海洋投棄することで、さらなる放射能公害を世界に撒き散らそうとしている。

こんな愚かしい国家、そんじょそこらには見当たらないであろう!

大変奇特な国家である!

ビックリ!

>日本という国は、なんと無責任な国であろうか。

→(´Д`)=*ハァ〜

先生、怒って匙(さじ)を投げちゃったよ!

どーするのよ?

以上、引用おわり!

ということで、今回の池内了先生の論評、すごい重要だと思わない?

なんでかって?

だって、池内了先生はそのプロフィールからもバリバリの現役物理学者で理学博士という、「科学者」なのよ?

憲さんなんかのシロートが虚空に遠吠えしているのとは全然訳が違うのよ?

当然、科学的な見地に立って発言されているのでしょうに?

科学者が!

「処理水の海洋投棄は風評被害だけではなく、『実害』がある!」って。

憲さんから言わせれば、このような発言は一面トップに掲げて世論換気すべき重要な提言だと思いますがね!

どうですか?

東京新聞さん!

もっとこの汚染水問題にしっかりと向き合って、この問題は「風評被害」だけでなく、「実害」があるとした、確固たる「汚染水海洋投棄反対」の社論をもって、世論形成していただきたいと思うのは憲さんだけでしょうか?

参考

東京新聞社説
「<社説>原発汚染水 不安は水に流せない」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/97972

是非ともお願いしますよっ!

どーよっ!

どーなのよっ?
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