高齢者の大量摂取が始まった。オリンピックまでに2回接種を終えるために毎日甚だしい量のワクチンが摂取される。ワクチンは緊急承認のため安全性は十分に確認できていない。
対象が健康なボランティアではなく、合併症もあれば脳血管、心循環系が壊れかかっている老人層にこんな打ち方は一種の賭けである。さらに問題なのはスケジュールに間に合わせるため保健所も開業医も駆り出され、コロナ患者そのものの監視がおろそかになる恐れがあることだ。今日の時点ですでにそのような弊害が出ていることを危惧する。全国で患者が減ってきているというがあまり信用できる話ではない。無症状の患者が見過ごされて潜伏蓄積しある日有症状となってドカッと出てくることを心配する。ワクチンは打ったからと言ってすぐに強力な免疫ができてくるわけでもなく抗体のレベルも個人差があって感染防御力が弱い人もいる。日本人の悪いことは一転集中することでオリンピックやりたいとなると周りが全く見えなくなる。ワクチンもトレンドになると自分の肉体の状況を考えもせず打ってしまおうとする。そこに介在するリスクが問診だけで逃避できるとはとても思えない。
ログインしてコメントを確認・投稿する