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2021年04月28日15:24

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トンチ対決は飲食店側の勝ち! 無能な校長の説教はもうウンザリだ!

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柳田國男は日本人の伝統的な世界観として霽れ(晴れ・ハレ)の「非日常」と褻(ケ)の「日常」の概念があるとした。

1603年にイエズス会が刊行した『日葡辞書』には、「ハレ」は「Fare」と表記され、「表立ったこと、または、人々がたくさん集まった所」と説明され、「ケ」は「Qe」と表記され、「普通の、または、日常の(もの)」と説明されている。

参考

【ハレとケ】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AC%E3%81%A8%E3%82%B1

飲み会とは、文字通りお酒を「飲む会」を意味し、日本人がお酒を介してリラックスするために行う懇親会を指す。

すなわち、飲み会とは多くの仲間が集まり、「人々がたくさん集まった所」で会話を楽しむ行為なのだ。

よって飲み会とは「どハレ」な行事なのである。

これに対して、マスクを着けたりはずしたりしながら飲食店で黙々と一人で飲食するのは、まさに「ケ」の行為であり、「飲み会」とは似て非なる行為である。

この間の新型コロナウィルスの感染に関する知見において、ウィルスの感染は家庭内感染を除けばこの「ハレ」の行為により起こることがわかっている。

それは飲み会であり、宴会である。

逆に当初の懸念とは違いパチンコなどのルーティンで一人黙々と行う遊興は「け」なる行為であり、これによるクラスターなどの発生はないことがわかった。

憲さんの経験から言っても、居酒屋で仲間内で酒を飲むと自制心の箍(タガ)が外れ声が大きくなり、辺り構わず飛沫を飛び散らかし店員に何回か注意されたことがある。

これに対して、家で独り飲みしているときはいくら泥酔しても声をあげることなどなく、ただただ酔いつぶれてあとは静かに眠るたけである。

だから、悪質なウイルス感染を抑制するのは酒を飲む行為を抑制するのではなく、この「ハレ」の行為すなわち「宴会」や大人数での「飲み会」を制御する事にある。

今回の緊急事態宣言を受け、対象の4都府県ではいずれも「酒類の提供」をする飲食店に休業を要請したようだ。また、酒類を提供しない店には、20時までの時短要請を呼びかけている。

ここにおいては「酒」そのものを「悪者」とし、排除しようとしているのだ。

しかし、それは違うだろう。

事実、憲さんがこのコロナ禍で行った老舗の居酒屋では徹底した感染対策がとられ、少しでも声をあげたり、笑ったりしたら店主や店員に睨まれ注意されたのだ。

しかし、そのようなピリピリした中でもその店の味を楽しみたくて来店し、黙々と「け」としての飲食を楽しむ客は大勢いたのである。

また、逆に厚生労働省の職員が規定に違反して送別会の大宴会を行ったら覿面(てきめん)にクラスターが発生したではないか!

参考

https://news.yahoo.co.jp/articles/5138cc3c356118a69f24f1ce10ba297260f57ecb

このように、コロナにおいて主要な敵は「酒」ではなく、「大勢で会話しながら飲酒する場」なのである。

だからその対策をする行政側もただ簡単だからと、「酒」を悪者として排除するのではなく、その科学的な根拠を国民に正確にしめして、「酒を伴う会食」=「宴会」の危険性を周知し、飲食業界とそのような危険性を排除する知恵を出し会う努力をするべきなのだ。

しかし、この間の行政の対応はそうではない。

だから、それに対して飲食店側は己が生き残る道を追求するために必死に知恵を絞るのである。

このようなニュースを目にした。

以下、ニュース記事引用

「酒類提供店に休業要請」で「酒持ち込みOK」にするイタチごっこ 都は注意喚起「控えていただきたい」

 「酒類の提供」をする飲食店が休業要請対象となっている今回の緊急事態宣言。だが、一部の飲食店では酒類を「持ち込み制」にして営業を継続しようとする動きもあり、ツイッター上では「出ると思った」「一休さんのとんちかな」といった声があがっている。

 加藤勝信官房長官は2021年4月27日午前の記者会見で、こうした手法について「休業要請の趣旨に添わないもの」だと指摘。宣言対象地域である東京都の担当者も、飲食店に対して酒類を持ち込ませないよう呼びかけた。

■「持ち込みOK」などの看板画像が投稿される

「アルコール飲料の持ち込みOK!」
「(酒類を持ち込めば)グラスご提供します」

 東京都、大阪府、京都府、兵庫県に緊急事態宣言が出されて以降、ツイッター上では宣言対象地域にある飲食店の看板や張り紙を写したとみられる画像が、相次いで拡散されている。

 今回の緊急事態宣言を受け、対象の4都府県ではいずれも「酒類の提供」をする飲食店に休業を要請。酒類を提供しない店には、20時までの時短要請を呼びかけている。飲み会などによる感染拡大を防ぐための措置だが、一部の飲食店は、酒類を「提供」しなければ問題がないと解釈して、客に酒類を持参するよう呼びかけている模様だ。

 こうした動きに、ツイッター上では「出ると思った」「早くも知恵比べ」「一休さんのとんちかな」などの反応が。その一方で「いいんか?」「(宣言を出した)意味ないやん」「イタチごっこになりそう」と問題視する声もあった。

東京都「酒類の提供とは、お酒の場の提供も含みます」
 加藤官房長官は27日午前の会見で、飲食店の「酒類持ち込み」について言及。感染リスクの高まる「飲食を伴う懇親会」の実施につながるため「休業要請の趣旨に添わないもの」だとし、「こうしたことを推奨、黙認することのないよう、飲食店に対する実態を踏まえながら、例えば特措法24条第9項に基づき、飲食店に持ち込みをお断りすることを要請するなど、各都府県において適切な対応が図られていくものと承知をしております」とコメントした。
(後略)

以上、引用おわり。

参考

https://news.yahoo.co.jp/articles/5138cc3c356118a69f24f1ce10ba297260f57ecb

東京都には残念だが、「酒類の提供」には「お酒の場の提供」は含まない。

「酒類」は液体であるが、「お酒の場」は空間であり、その概念が全く違う。

もし、「お酒の場の提供」も規制したいのであれば「酒類やお酒の場を提供」する飲食店に休業を要請」しなくてはならない。

しかし、今回は「お酒」の提供は規制されたが、「お酒の場」の規制は文言上していない。

ならば当然「お酒」は提供しないが、「お酒の場」の提供はOKということになり、これは明らかに飲食店側のほうが一枚上手であったのだ。

しかし、だからといってこの「お酒の場」の提供なら感染が拡大しないとは言い切れまい。

やはり、飲酒を伴う会食は当然ながら感染のリスクが高まるのであるから。

だから、やはりこれは科学的根拠を示した注意喚起と行政と業者の知恵を出しあって解決するべき問題なのである。

しかし、現状そうはなっていない。

今日の東京新聞「本音のコラム」で、「グレそう」という題で斎藤美奈子さんがこう書いている。

以下、全文引用

三度目の緊急事態宣言が発出された東京や大阪はブラック校則に縛られた学校に似ている。
◆要求しかしない教師
「不要不急の外出は控えて」「マスク着用の徹底」「イベントや部活は自粛」「学食は休業か時短」 「禁を破った場合は罰則も検討」。学校側は生徒に要求しかしない。
だが、ご自分たちはワクチンの確保もできず、検査態勢を整えることもできず、 生徒に禁じた会食もし放題。「警戒が必要」 式の無能な校長の説教はもう聞き飽きた。
◆体育祭は開催
そうである一方、学校側は学外から選手を招いて行う予定の体育祭に執念を燃やしているのである。「もうやめようよ」「せめて延期だよ」という生徒の声が七割を占めても聞く耳持たず。 体育祭運営班は先日、大会期間中、看護師五百人を確保するよう看護協会に求めすらした。保健室はもう手いっぱいなのに。
◆やる気を失った生徒
パチンコ店夜の街、接待を伴う飲食店。この一年、さまざまな業種がスケープゴートにされて きた。旅行を推奨したかと思えば、てのひらを返したように県をまたぐなと迫られた。その上、気の緩みだと叱責された。 人出が減らないっていうけどさ、変異株を校内に流入させたのは誰のせい?
感染症による死者はついに一万人を超えた。 私たちはもうグレそうである。 (文芸評論家)

以上、引用おわり。

確かにこんなポンコツ国家にいたらグレるなと言われてもグレてしまいそうである。

しかし、グレて飲んだくれていたらそれは自身の死と直結するかもしれないのだ!

そんなのは御免だ!

まずは、もう現実不可能となったオリンピックは中止させるしかない!

その上で、ワクチンを自国製造もできず、外国からの確保もできず、さらには検査態勢を整えることもできず、 国民に禁じた会食は官僚はし放題で、クラスター爆発!それでいて、国民は自助努力でどうにかしろ!

ふざけるなっ!

この無能な為政者が牛耳る国家では自分の生活と自分の命は残念ながら自分自身で守るしかないのである。

無能な校長の説教はもうウンザリなのだ!

どーよっ!

どーなのよっ?

※画像は酒類の持ち込みをお願いする居酒屋の立看板
もはや、飲食店と行政のイタチごっこである。
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