CNNの役割をNHKが

医学が科学であるのは、研究対象が人体という複雑系で共通であっても、治療を施した結果に対して、数値での検証があるからです。ところが、遺伝子の人工的な操作で、短時間で作ったmRNAワクチンは、人類に初めて投与されるので、長期の検証結果がありません。治験は６か月しか行われていないものです。つまりまだ科学ではないのです。

検証が十分ではないので、効果は推測に頼っています。このため、新型コロナウイルスとワクチンでも、定説とされるものに反対している多くの医師と学者がいます。売上のためにマスコミの主流派を作って、人々に提供する情報の方向を支配できる主流派になる意思を持っているYoutube、ツイッター、CNNなどがあります。

そして、日本のテレビや新聞では消去されてしまうので、それらの意見は、検閲の間隙を縫って、SNSに投稿されています。主流派メディアへの潜入取材を行っているプロジェクト・ベリタスが、CNNで、CEO（ジェフ・ザッカー）による編集会議と電話での指示を録音して暴いています。

大統領選挙のあと、以下の主旨の発言が暴露されています。「トランプを、悪人、人種差別主義、ポピュリズムにのる詐欺師と見せる情報を流せ。バイデンは、善良で好人物、人権派である。不正選挙はなかった。歴史上最善の選挙だった。トランプ側は、嘘の証拠をでっちあげ、根拠のない主張をしているとせよ。」これが、ジェフ・ザッカーのご託宣です。

新型コロナを煽って国民に恐怖心を与える。目的は、CNNの視聴率を上げることである。CNNは、このため、全画面の右側に、米国だけではなく世界の感染者の数字と死者数を載せ続けていました。これが、事実だと暗に主張するためです。コロナの次に恐怖を与える材料は、世界の気候変動である。

気候変動の恐怖の中で、対策としての「脱炭素」の緊急性を強く訴える。世界の主流新聞のトップに、脱炭素対策が載ることが増えています。CO2の排出量の増加と異常気象には、科学的な因果関係があるのかどうか。自然は実験ができないので、検証されてはいない。この説は、仮説の段階なのです。

コロナ対策のマネーから、株価時価総額が７００兆円に膨らんだ、メガＩＴのGAFAMによる金融資本主義の強化を図っていくことです。具体的には、株式交換による企業買収です。ＥＳＧｓはＭ＆Ａの株式交換を促進することを目的にしたGAFAMの利益のためのイデオロギーでしょう。温暖化ガスまで、すでにシナリオ化されていると言います。

一貫したCNNの姿勢がこれです。事実、世界の政治は、CNNの報道方針に従うかのように、ワクチンの早期接種、財政の拡大、脱炭素の政策立案になっています。日本政府も、これに乗っています。日本では、CNNの役割をNHKが果たしています。

マスコミが調査報道を報じて科学的であり、政治的に中立なら、遺伝子を人工的に操作して短期間で作ったmRNA型ワクチンは、最短でも５年は必要な、大量及び長期治験での安全性が未確認なので、その立場からの意見があってもいいはずです。実際の、数億人への投与が、ワクチンの実験になっています。

現在、政府による緊急事態宣言について、東京、大阪、兵庫、京都が対象です。催事、飲食、商店の閉業を含む人の移動の制限です。1日に３２万人のＰＣＲ陽性者が出ています。インド型の二重変異ウイルスが入っていることも明らかになりました。連休は、ロックダウンではなくても、外出がはばかられる緊急事態ということになりました。