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2021年04月21日14:29
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原発事故汚染処理水は原発排水とは違う！汚染水の海洋廃棄断固阻止を！
昨日、ネットニュースを読んでいたら北京大学の女性の教授か福島原発の事故処理の汚染水処分問題で以下のようなことを言っていた。
以下、引用。
福島第一原発事故は、これまで世界で発生した原発事故のなかで最も深刻なものの一つだ。正常な原発稼動によって生成された汚染水を放出する基準を単純に適用するには不確実性が高すぎる。放射性トリチウム（三重水素）のほかにも、一部の学者たちは海洋生物と海底沈殿物に簡単に溶け込めるルテニウム106やコバルト60、ストロンチウム90などの放射能同位体についても注目すべきだと指摘する。また、半減期が5700年に達する炭素14の大規模な放出による影響も予測が難しく、炭素14の測定の正確度を歪曲するなどまた別の悪影響に対する懸念の声もあがっている。
以上、引用終わり。
参考
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産経新聞などが盛んに言っている「トリチウム水無害論＝処理水は安全だ。世界各国の原発のどからも海や河川や大気中に放出せれている」という非科学的な議論に対する明確な反論である。
参考
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【産経社説】
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憲さんの立場から言えば、原発の通常運転での汚染水の海洋投棄にも反対だが、福島原発に貯まっている汚染水は、正常な原発稼動によって生成された汚染水ではないのだ。
原発事故で発生された極めてイレギュラーな特異な汚染水なのである。
たから、通常原発で発生された汚染水を処理したトリチウム水と同列に語ること自体無理がある。
そこに、海洋汚染を隠蔽するレトリックがあるのだ。
事故処理水と原発排水とは明らかに違うのだ。
政府や東電、産経新聞などはそれを意識的に無視して議論を進めている。
しかも、福島の処理水に残っている他の長寿命放射性イオンは海洋中で｢自然に｣濃縮される可能性が高く、実際、太平洋沖に福島事故を原因とされる金属イオンの集積の国際的研究もあるというのだ。長寿命放射性イオンの長期モニターをせずに「トリチウム水は安全だ。」と事故処理水と原発排水を同等の並べて議論し、事故海洋放出するのは無責任極まりないというしかない。
さらに、汚染水問題については、自民党内部でも異論が出ているようだ。
山本拓・自民党総合エネルギー戦略調査会・会長代理は以下のように言っている。
以下、引用
東京電力福島第1原発のタンクに保管されている処理水の海洋放出には反対だ。
東電は2019年8月に政府に提出した資料で、「22年夏ごろに貯留水タンクがいっぱいになる」と主張している。しかしそのうえで、19年12月に政府の廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議が決定したロードマップには「必要な溶接型タンク等の敷地確保を進めていくことが求められる」「今後、敷地の制約も踏まえ、必要なタンク容量を計画的に確保する」という文言が盛り込まれている。ロードマップに従ってタンクのための敷地を確保し、処理水は長期保管すべきだ。
東電は処理水を保管すれば、「廃炉事業に必要と考えられる施設が設置できない、もしくは遅れる」と主張する。しかし、その根拠は明確でない。
福島第1原発の敷地内には使われていない建物もたくさんある。建物の処理の計画を立て、敷地をもっと有効に利用できるはずだ。
以上、引用終わり。
参考
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この、自民党の議員、地下原発を推進するという、ちょっといかがわしさがあるが、こと汚染水の処理問題についてはまともである。
このように、自民党は党内にも異論がありながらも海洋放出を強行しようとする異常さがある。
このように、政府自民党、東電が地上保管の技術がありながらも海洋放水を強行したいのは、放射能除去装置に関わる日立や東芝に国が金を回したり、汚染水を海洋投棄した後に空いた敷地を整えるゼネコンに金をまわすためとの指摘も上がっている。
汚染水海洋投棄は風評被害だけではなく、実害が伴う。
私たちは水俣病の悪夢を再び起こしてはならない。
参考
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絶対に放射能汚染物質を海に棄てさせてはならないのだ！
どーよっ！
どーなのよっ？
※画像は復興庁が作成したトリチウムのキャラクター。
ふざけるな！
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