2日とも晴れ予報となった去る週末、念願の筑波連山縦走をしてきました。
JR水戸線岩瀬駅をスタートし、御嶽山、雨引山、燕山、加波山、足尾山、きのこ山、そして筑波山山頂を越えて南面中腹の筑波山神社でフィニッシュでした。
実に長いコースであり、この地図の標準タイムを合算すると12時間以上。
とは言え、標準タイムというのは地図によってユルユルだったりキツめだったり、基準がまちまちで、おそらく実際にはそこまでかからないかと…
いや、十中八九大丈夫とは思いつつ、最終バスに間に合わなかったら大変ですから、筑波山山頂からはロープウェイ使うとか、ケーブルカーで筑波山神社へ下りて、麓の筑波山口まで歩いてバス、さらにもっと手前のきのこ山から真壁に下ってバスなど、いくつかの代替案を用意、かつ下館駅近くに前泊し、0640くらいから歩き始める事にしました。
土曜日の午後に拙宅を出て、取手からは関東鉄道常総線利用です。
あれっ(@ ̄□ ̄@;)
前職の某紳士服専門店土浦店時代、交通事故でクルマが使えない間、暫く常総線を利用していた事が有りますが、当時2両で運転されていたのが、今見ると1両のみ!
つくばエクスプレスが出来て乗客減ったと聞いた気がしますが、それはずいぶん前です。
やはりコロナ禍の影響も有るのでしょうか。
何はともあれ、車窓から翌日のゴールである筑波山を眺めつつ、終点下館駅に到着しました。
駅前にはいきなりヤマザクラ?の木。
桜川市はその名のとおり、桜をウリにしているようですが、まだこれだけ咲いていたとは!
買い物を済ませてチェックイン、翌朝は早起きなので、21時過ぎには床につきましたo(__*)Zzz
さて翌朝。
0530起床、シャワー浴びたり身支度を整えて出発。
早朝の下館駅…
ここはこれから利用するJR水戸線を真ん中に、南に前日利用した関東鉄道常総線、そして北にはSL運転で有名な真岡鉄道が連絡しています。
そしてJR水戸線、もちろん以前は国鉄水戸線でした。
私鉄の水戸鉄道として建設され、現在常磐線の友部〜水戸間はやはり私鉄の日本鉄道海岸線(現常磐線)より先に、水戸鉄道の区間として開業しています。
その名残も有るのか、「水戸線」という名称と裏腹に、現在は区間外である水戸や勝田、高萩まで列車が友部を越えて直通しています。
また途中に直流電化と交流電化の境界が有る為、常磐線同様交直流車両が使われており、この朝乗ったのは、水戸より更に先の高萩行でした。
さて
歩き始めとなる岩瀬駅には0637に到着。
昨年10月25日にりんりんロードをバイクで走った時以来です。
少し肌寒いながらも、好天に恵まれました。
登り始めればすぐに暑くなるので、これくらいがベストでしょう。
携帯には標準タイムから写し取ったこんなメモを入れています。
暫く歩いて、道の左側に有る登山口へ。
先は長いので、速足で登って行きます。
地形図に載っていないような枝道が意外に多い…
とは言え指導標が充実しており、コンパスが有れば間違える事は無いでしょう。
間も無く御嶽山到着。
やはり標準タイムよりずいぶん短い…これならば最終バスに充分間に合う!
振り替えると岩瀬の町と、その向こうに富谷山が望めます。
これはスズラン?
木段を下る場所ではこんなところも…
倒木ではなく鋸で切られた丸太ですが、何処から転がってこんな事になったのか…
そんな場所も有りましたが、岩瀬駅からずっと指導標がしっかりしていますし、整備もしっかりしています。
さすが「関東ふれあいの道」!
尤も整備ほったらかしの「関東ふれあいの道」も、千葉県に有りますが(。>д<)
ヤマツツジかな?
やがて後ろに足音が聞こえてきました。
割と速足で歩く方なので、トレランやウルトラライトの方を除いて、山道で抜かされる事はあまり有りません。
振り向くと、けっこうご年配…70代とおぼしき男性、ノルディックポールを両手に持っています。
猫も杓子もダブルストックの昨今ですが、実際にはストックの使い方を分かっている人は少数で、なんとなく地面に突いている…カッコで持っている人が多いという印象です。
しかし、今追い付いてきた人は、明らかにノルディックスタイルの歩き方にかなり慣れている!
2〜3言お話して道を譲ると、スタスタと先へ進んでいきました。
雨引山へはかなりキツい登りが続きました。
木々の間から、ゴールの山である筑波山を遠望…先は長い( ̄▽ ̄;)
それはそうと、殆ど無人のコースかと思えば、トレイルランナー&ハイカーの方に多く遭遇します。
長い稜線には、何ヶ所か林道と接する場所が有るので、クルマでアプローチの人も多いのでしょう。
更にオフロードバイクも入っているよう。
困ったものだ(。>д<)
燕山、加波山と双耳山を成すピークです。
一度林道に出て進んで行くと、加波山神社が有りました。
ところで、以前お世話になっていたMTBチームのTy-Rapで、加波山に来た事が有ります。
前年に峰の原高原での「きのこ祭りツーリング」に参加させて戴いて以来で、しっかり加入してからは初参加となる記念すべきツーリングです。
調べてみると2009年9月。
その時は真壁の町からダートを延々と登って、担ぎで尾根を越えると「たばこ神社」の案内が有り、そこから舗装林道を走って一本杉峠へ行きました。
たばこ神社は稜線上に有るようですが、そんな人里離れた雰囲気でなかったので、西面の何処かにたばこ神社の下宮のような場所が有るのかな?と想像していました。
しかし、いくら調べても西面にそれらしき場所は見当たりません。
ずっとそれが謎だったのですが、今回加波山神社を見てその謎が解けました。
Ty-Rapで来ていたたばこ神社の案内とは、正に今いるこの場所で、西面ではなく稜線を東に少し寄っています。
一本杉峠までの舗装林道も西面ではなく、東面から尾根を抜けるこの道…北筑波稜線林道だったのでしょう。
永年の悩みが氷解(*^^*)
この時、MTBで走ったのは舗装路とダートばかりで、登山道は担ぎで歩いたのみでしたが、実に楽しかったのを覚えています。
なんにせよ、悩みが解決したところで、神社に参拝しつつ歩を進めます。
神場山と表記された事も有るらしい宗教色の強い加波山、この先の巨石が並ぶ禅定道は山伏の修行道であるそう。
やはり神々しい空気が流れています。
さて
ここまでは指導標も充実して分かり易い道でしたが、この神社からは突然分かり難くなりました。
間も無く現れた分岐は駐車場→となっており、左は特に案内は有りません。
しかし、その左の道側から見ると←駐車場 加波山→という指導標が正面に見えます。
とすると右は駐車場が有るのみで、ここは左が正解か?
地形図には載っていません。
一応左へ進んでみます。
すぐに道が細くなり、左へ向きを変えつつ下ります。
岩を回り込み、ほんの数段ながら鉄梯子で下りる…
これは違うな…
こちらからでも行ける気がしますが、或いはかつての禅定道だったのかも?
下りてきたばかりの道を登り返し、駐車場と書いてある方へ向かいます。
こちらは長々と木段で下りますが、駐車場が有るという事は道路に繋がっている筈で、その道経由でも一本杉峠に行ける筈!
間も無く駐車場に出ました。
この駐車場の脇には「自由の楷」という碑が有りました。
自由民権運動に因む加波山事件の記念碑という事でしょう。
またここからもルートがあやふや…
登山道を林道が横切っている事はよく有り、大抵は林道の向かい側に登山道が続いています。
これだな…
何の指導標も有りませんが、方角を考えて向かい側の小尾根を登って進みます。
その先で大いに目立っているのがコレ…
2基の風車です。
ここも道があやふやですが、コンパスを見つつ踏み跡を辿って行くと、左手に丸山の山名標が地味に立っていました。
藪化しつつある中を下りて行くと、巻き道に合流し、更に舗装路に下りました。
一本杉峠です。
11年と7ヶ月前にも同じ場所で写真を撮っていました。
(上と同じ場所です)
あれからもうそんなに経つのか…
たぶん下りはこのダートを下ったんだろうな…
その途中で転倒女王さんが怪我されたんだっけ…
そんな事を考えながら歩き始めると、そのダートから2台のオフロードバイクが現れ、見えなくなってからも爆音が暫く轟いておりました。
あんなにふかせたら、土路面などすぐに掘られてしまいます。
登山道に入らなければ良いですが…
山伏と
自由を求む
花の山
風車に託し
過ぎし日思う
つづく
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