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2021年03月17日13:05

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バイアスで翻訳を間違う

一人っ子の男性、遺伝子検査の結果に唖然「僕には30人の異母きょうだいがいた!」(米)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=6448433

いや、この記事、翻訳が下手よね〜。人間関係が解り難いわ

>「父の名前を見て、『いったいこいつは誰なんだ!』と焦った。そしてネットで検索を続けていくうちに、実父が精子提供者だったこと、僕には今まで存在すら知らなかった異母きょうだいがいることを突き止めたんだ。そのうちの15人は以前、メキシコで落ち合って、父親とパーティまでしていたんだよ。」

父、実父、父親と3つの言葉が出てくるけど、それは精子提供のBiological fatherってことよね。で、本当の育ての父は父親と思ってない?英語ではなんて言ってたのよ?って見たら、



ちゃんと(育ての)父親のことはDadって言ってるし、精子提供者の方はMy sperm donor dadって呼んでるので、アメリカ人の感覚としては本当の父親=育ての親、バイオロジカル父親=精子提供者、って感じよね。

この翻訳、日本の「血の繋がりがなによりも強い」文化を顕しているというか、血が繋がってる=本当の父親、っていうバイアスが翻訳に入ってると思うわ。アメリカの感覚だったら、精子提供者で子育てに携わってない人を実父(=real dad? true dad?)って絶対呼ばないもの。

チャーリーとこは息子も娘も養子なので、DNAテストして驚きの結果だったわよ。娘は養子縁組機関の両親へのインタビューシートに書いてある情報が嘘だった、ってのがわかって。で、その後Biological fatherと繋がってアタシ等もパーティで行ったけど、彼のことはBobと言うし、説明する時はBio dadだし。産みの母親もBio momだけで。なので、血が繋がってるだけで子育てに関わってない人間だったら、Dad Momなんて言わないのよ。

なんか日本の血統主義を見たような気がして、ヤナ気分
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