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2021年03月16日14:37

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ワン・モア・ライフ!(Momenti di trascurabile felicita)

 「ローマ法王になる日まで」のダニエレ・ルケッティが監督・脚本を手がけ、イタリアで大ヒットを記録したコメディ。思いがけず人生のロスタイムを手に入れた中年男性の奮闘を通し、「幸せとは何か? 家族とは何か?」を描き出す。シチリア島パレルモで暮らすパオロは、いつも通る交差点で交通事故に遭ってしまう。死の瞬間、彼の脳裏によぎったのは愛する妻や子どもの姿ではなく、恋人に告げられた深すぎる言葉や客待ちタクシーの列の謎など、他愛のないことばかり。予想以上に短い寿命に納得できず天国の入口で猛抗議すると計算ミスがあったことが発覚し、92分間だけ寿命を延長してもらえることに。地上に戻った彼はこれまでの自分勝手な生き方を改め、限られた時間の中で家族との絆を取り戻そうとするが……。主演は「マフィアは夏にしか殺(や)らない」など監督としても活躍するピエルフランチェスコ・ディリベルト。(映画.comより)







<2021年3月14日鑑賞>

 珍しい映画が田舎に降りてきたはいいけれど、たったの1週間!選択の余地なしだった。

 さて、陽気なイタリアからやってきたのは、いかにもな男が過ごす人生の終末。まだ若い主人公は、要領よくお気楽な人生を送っていました。渋滞を避けるため、今日もスクーターを飛ばしています。中心部の交差点、双方向の信号が共に赤になるのを待って「4分の1秒ずれると失敗する」瞬間に交差点を横切ります。いつもはこの方法で自分だけサッとすり抜けていたのですが、今日はとうとう事故に遭ってしまい、死亡。自身は「その4分の1を見誤ってしまった」と言ってましたが、自業自得だと思いますね。同じことを考えているヤツがいるかも、ってなんで考えないんですか?今回のトラックはそんな理由で突っ込んでいたわけではないだろうけれど、自分だけがそのことに気づいているとでも?

 というわけで、天国の入り口です。人々の人生は運も含めちゃ〜んと計算されているので、ここでどんなに抗議しようと死亡日が覆ることはありません。しかし、お気楽な彼は「健康のためスムージーも飲んでいたのに」とこぼし、これが計算から漏れていたことが判明します。大声で猛抗議。結果、スムージーを摂取したことで伸びたであろう時間が与えられます。ざっと92分。「え〜5年か10年じゃないのか」と抗議する彼に、長老たちは「地上の人間って、過信するんだよな。スムージー飲んだくらいで寿命がそんなに延びるわけないじゃないか」とウケているのです。ここに一番共感しました。本当に、そうなんだろうな。

 で、地上に戻った彼は定番通り、家族の絆を取り戻そうとしたり、構ってやらなかった子供たちに急に接近したり、昔の恋人に会いに行ったり。アホで身勝手過ぎる男の92分は、そんなに斬新なお話ではなかったけれど、まぁ落ち着くところに落ち着いた感じでした。個人的にはラストは「どうよ」と思いましたが、ここはイタリアン・テイストなのかもしれません。

 自分は、天国から一緒に降りてきた監視役の長老が魅力的だと思いました。他の人にもちゃんと見えるんですね。いいのか(笑)?!映画料金に見合うかどうかはわからないので、DVDとかwowowとかでどうぞ。
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