韓国の鬼才キム・ギドクが手がけたオリジナル脚本を、ギドク作品で助監督を務めてきた新鋭チョン・ジェホン監督が映画化。38度線を越えて韓国と北朝鮮を往来する運び屋の男が巻き込まれていく過酷な現実を描く。ソウルとピョンヤンを行き来し、3時間以内に何でも配達するという正体不明の運び屋は、いつも吸っている北朝鮮製の煙草の銘柄から「豊山犬(プンサンケ)」と呼ばれていた。ある時、亡命した北朝鮮の元高官の愛人イノクをソウルに連れてくるという依頼を受けたプンサンケは、実は韓国の情報員だった依頼主にイノクを引き渡したところで拘束されてしまう。そこへ北朝鮮の工作員も介入してきて、事態は混迷していく。オダギリジョーがカメオ出演。(映画.comより)
<2017年7月19日録画鑑賞>
感想、少しでも追い上げるべくチビチビ書いて来たのに、今になって5本飛ばしていたことが判明。少し日付を後戻りさせて書くことになりました。古い映画ですみません。
「プンサンケ」は、大阪でも中心から少し外れたマニアな映画館で上映されていた記憶です。それで、放映されていたのを見つけたときは急いで録画したのでした。
しかしながら、どこか中途半端な映画でした。あんまり印象に残ってないというか。北朝鮮と韓国の国境を棒高跳びで超えて行き来するなんて、アイデアはとても斬新でしたし(若い時しかできないですね)、主人公のプンサンケは寡黙でそれらしかったのですが、他の人がいけませんでした。北朝鮮の元長官も「若い愛人を連れて来てくれ」って、なにその要求?亡命したんですよね。しかも、彼女が過酷な道程を経て韓国にたどり着くまでに、プンサンケに好意を持ったと知るや、露骨な嫉妬。露骨な嫌がらせ。大人ですよね、元高官で地位もあったんですよね?
で、人も簡単に殺されたりするのですが、南北のスパイが集められてるはずの場面でも、なんかゆるゆる。いや、そんなことないのかもしれないけれど、「それでええんか」って感じの展開でした。
しかし、同じ民族がいつまでも分断している、っていうのがやっぱり根幹だと思うので、なんとか解決策があればまた別の映画が作られるのに、とも思います。わがアジアがもっと平和になりますように。
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