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2021年03月04日15:28

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カポネ(Capone)

 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが、“暗黒街の顔役”と恐れられた伝説のギャング、アル・カポネを演じた伝記映画。「クロニクル」のジョシュ・トランクが自らのアイデアを基に脚本・監督を務め、カポネの知られざる最晩年を新たな視点で描き出す。1940年代。長い服役生活を終えたカポネは、フロリダの大邸宅で家族や友人に囲まれながらひっそりと暮らしていた。かつてのカリスマ性はすっかり失われ、梅毒の影響による認知症が彼をむしばんでいる。一方、FBIのクロフォード捜査官はカポネが仮病を装っていると疑い、1000万ドルとも言われる隠し財産の所在を探るべく執拗な監視を続けていた。カポネの病状は悪化の一途をたどり、現実と悪夢の狭間で奇行を繰り返すようになっていく。共演に「ハウス・ジャック・ビルト」のマット・ディロン、「ダンケルク」のジャック・ロウデン、「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクラン。(映画.comより)







<2021年2月28日鑑賞>

 アル・カポネを描いた映画は数あれど、これほどみっともないカポネは初めてではないでしょうか。しかも「バード」ことチャーリー・パーカーのように、まだ若いのに老人のような風貌。不摂生と病気が長年に渡ると、こんなに風貌も蝕まれるのかと思うほど。チャーリー・パーカーも亡くなった時は34歳でした。でも検視に来た警官が「被疑者50代後半と思われる」と連絡していて、それを聞いた奥さんが「彼は34歳よ」と言う、というシーンがあって衝撃でしたが、そういえばヴェンセント・ゴッホも不摂生がたたって老人のようだった(だから最近の映画でははるかに年上のウィレム・デフォーが演じた)と聞きました。ともかく、若いイメージはあんまりなかったカポネですが、亡くなった時は48歳だったのですね。トム・ハーディ、目が若いから老けづくりしてもあかんなぁ、と思っていたのですが、そんなことなかったのですね。

 梅毒・認知症を患い、ぶよぶよの体でウンコ漏らし放題のカポネ。気がふれて銃を乱射したり(ここは夢想場面だったかも、と思ったりもしてます)、1000万ドル隠したなんて言ってたけれど、これもウソかもです。これを信じて人が寄って来ていたのだろうけど。お金って、怖い。逆に、な〜んにもなくても「大金を隠した」なんて言っておくと、もちろんそれが信じ得る人でないとダメでしょうが、死ぬまで人に見捨てられずに構ってもらえるってことですね(笑)。

 でも、個人的には少々退屈な映画でした。延々そんな醜態を見せられても・・・。私は、カポネはあれだけの大ギャングだったのだから、こんなこと露わに描かなくてもよかったんじゃないかな、と少し思いました。
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