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2021年02月07日21:05

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今週の「麒麟がくる」

終わってしまいました。

結局本能寺の変の動機は、義昭を殺せと信長に命じられたこと?
先週の帰蝶を通しての斎藤道三のお告げとか、月に行った人は戻らないという帝のお言葉とかも導火線になっていたのですね。

たしかに新しい。
でもすべてドラマという世界での新しさで、フィクションの設定としてはおもしろいと思いました。
ただ、この脚本を書いた人はフィクションとしてのおもしろさを追求しての、ドラマ的発想で書いたのか、
あるいは自分的に新説を打ち立てるつもりで書いたのか、それはわかりません。

今、アカデミーで有力な長曾我部説も、申し訳程度にちょこっと触れた程度でした。
家康も思ったほど大きな動きはしなかった。

ただ、今実際に提唱されている新説として、秀吉は事前に本能寺の変を知っており、またそれを伝えたのは細川藤孝だという説がありますが、この説は見事に取り入れられていました。
つまり、実際に編が起こってから光秀から毛利への密使をたまたま捕らえたことによって秀吉が変を知ったのなら、そのあとの行動があり得ない速さなのです。
つまり、秀吉は事前に知っていたと解釈しなければつじつまが合わない行動をしているとのことで、実際に藤孝密告説は言われています。

さて、最後の山崎の合戦ですが、何週間か前に私がいくつかの可能性を予想しましたが、その中の一つが当たりましたね。つまり、ナレーションが語って山崎の合戦を伝えるというのと、最後の「紀行」で触れるということでした。
さらに、駒ちゃんの回想で語るというのもある程度当たりました。
実際は東庵先生と帝との回想話とか、駒ちゃんも相手は菊丸ではありませんでしたが義昭との思い出話の中で触れていました。
しかもその話の中には、光秀=天海説も十分ににおわせる内容もあったのでおもしろかったです。
最後は回想話で終わるという予想も当たりました。

できれば関白になった秀吉も、話の中ではなく蔵之介さんが演じてちょこっとでも出してほしかったです。
そして青い飾りが印象的な馬で駆けていく光秀、その姿が馬ごと麒麟に変わるという演出もありだったんじゃないかなと思います。

まあ、こんなものかという感じでしたが、フィクションのドラマとしては新しかったし、おもしろかったと思います。

来週から、日曜の夜が暇になります。

では、この感想日記も、来年の『鎌倉殿の13人』が始まるまでお休みです。
『鎌倉殿〜』でまたお会いしましょう。
(来週からの渋沢栄一のは経済界に興味がないので見ません)
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