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2021年01月24日21:49

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緊急事態宣言

 緊急事態宣言が1月8日に出された。この日付はネットで調べて確認した。もとから出歩かないし、職場が工場なのでリモートワークもなく、宣言の有無に関係なく生活が変わらないので関心もなかった。持ち運べる荷物の量と冷蔵庫の容量の制約から、週に二度だけ買い物に出て、後はひたすら住まいと仕事を往復する日々だったりする。

 政府のコロナ対策は非難されていて、支持率もかなり下がっているようだけど、個人的にはまあまあこんなもので、それほど他にやりようはなかった気がしている。
 後手後手にまわっているとはよく言われるところだけど、なにかするとなれば締めつけるしかない以上、反発は免れず、むしろ、行動の変化を促す効果はますます下がったと思われる。遅めのタイミングにすることで、むしろ、実効性は高まったのではないだろうか。

 年末にかけて感染者数が増えたので、より強い対処が求められたわけだけど、気温が下がって空気が乾燥すればそうなることは予期されていたわけで、実際の数値としては想定の範囲に収まっていたと思う。
 感染はもっぱら飛沫を介してするものというのが事実なら、食事をしながら(当然、マスクを外すことになるので)話すことが最も危険なのであって、もちろん、人の移動を制限すれば効果は大きいだろうけれど、経済との兼ね合いで線引きをするなら、「食べながらは話さない」を徹底してGotoトラベルは続けてもよかったようには思う。

 「自分は我慢しているのに、呑気に遊び惚けている連中がいる」という半ば被害妄想が政府の規制を求め、最終的には罰則つきの法制定までいったように見えて、あまりいい流れとは思えないのだった。
 首相は「国民の安心を最優先にして」と言っていて別に「安全」には言及してないし、法律が成立した時の幹事長の物言いも、「言われたから作ったけど、どっちにしろケチつけてくるんだろ」感がにじんでいるように見えて、同じことを言っても言い方次第で印象はまるで違うのになあと残念な感じしかしなかった。

 コロナとは長い付き合いになるのだから、その意味では腹をくくって絞めるときは絞める、抜くときは抜くでメリハリが大切になってくる。どのタイミングで抜くことが必要なのかは他人にはわかりようがないのだから、個々で判断するしかないのだけれど、そのあたりの事情を説明する政府の手際が拙劣としかいいようがなく、実質的な対処というより、その下手さが支持率の低下につながっている気がする。

 対処といえば、病床を増やしたところで医療従事者が足らなければ意味がないし、医療従事者をすぐに増やす方法はないから、政府としても実はできることはあまりない。ただし、激務が続く従事者を支えたり、経験者をパートタイムで復帰できるようにしたり、必ずしも免許がなくてもできる作業を切り分けて免許のない人間に割り振れるようにするなど、できることはあったはずで、やっているだろうと思っていたら、本当になにもやってなかったらしいのには少なからず驚かされた。

 あと、弁解できないのは政治家が会食しては陽性になっていることで、どうやら日本の政治文化のなかに会食が根強く食いこんでいて外せないらしいのだけれど、そこを見直せない柔軟性の欠落も政治家の資質としてふさわしくないと思う。

 いちおう宣言の期間は2月7日までとなっている。本当に解除となれば、せっかくなので年末にゲットしたゆで太郎のクーポンを利用しようと思う。

フォト


 1週間に1枚ずつとなると、解除からクーポンの有効期間である3月末まで7週だから、1つ使えないわけだけど、断腸の思いでカレーを諦めることにする。
 それから、イノベーションが三度の飯より好きな自分としては(ウソ。どちらかというと守旧派)、羽田イノベーションシティにも行ってみようと思う。あまり先々のことを書くと、変なフラグが立って、「あの人は元気な時にはこんなつもりでいたんだなあ」ということになりかねないので、そこらへんはボヤかしながら、やっていこうと思う。

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